2008年10月25日

さとなお:グリル梵 銀座店(銀座)

伊藤さん、すいません。札幌・秋田・博多と渡り歩いて落ち着かず、間が空いてしまいました。

「鳥芳本店」、外から覗いたことはあります。深夜でも混んでて活気がありますね。今度行ってみたいと思います。

で、焼き鳥つながりで月島の「鳥善」でも書こうかと思いましたが、「西の『揚げ(カツ)』に対して東は『焼き』かな」という伊藤さんの言葉を受けて、西の『揚げ(カツ)』を行ってみたいと思います。

「グリル梵 銀座店」
ビーフヘレカツサンド専門店ですね。そう、サンドイッチです。

先月の9月1日にオープンしたばかりの店で、昭和通りを歌舞伎座方面から来て交詢社通り(演舞場通り)を左に曲がってすぐ右側にあります。日産に近いあの辺り。
カウンターだけの小さな店ですが、テイクアウトにも対応していて、一人前6切れ2000円。これはカツ2枚を6つに切ったもの。ハーフも4切れ1000円で売ってますが、これはカツ1枚を4つに切ったものなので、6切れに対して4切れとなんだかお得なようではありますが、実質的にはハーフになっています。

この店、もともと大阪新世界の老舗洋食屋「グリル梵」が大阪の堂島に出しているビーフヘレカツサンド専門店の銀座店。
堂島の店は一度だけ行ったことがありますが、四つ橋筋沿いの角のビルの3階にひっそりとあって、景色も良くてなかなかいいんです。夕暮れ時は四つ橋筋を走る車のヘッドライトがきれいで、カウンターは特等席でした。数人でビーフヘレカツサンドとビールで軽く一軒目を済ませて次に行く、みたいな使い方とかできてなかなか良いのです。

この銀座店はその堂島店で働いてた方が店長をしているようです。
路面店なので景色は望むべくもありませんが、中心部がレアに揚がったビフカツとビールはよく合うし旨いですよ。ワインも合うかも。ソースがまたいい。適度に甘く香りもよいです。衣とパンの両方に染みこんで絶妙。こういうのを食べると「カツにはごはんが最高の伴侶」という認識を少し改めてしまいます。パンもなかなか良いではないか、と。

トンカツ文化の東京にはビフカツの店が圧倒的に少ないのでうれしい限りですね。ビフカツサンドでは北新地のバー「なかしま」のものが日本一だと思っていますが(オヤジさんが亡くなってからはどうだろう?)、大阪ではこのごろビフカツサンドを出す店も増え(昔は少なかった)、クオリティが格段に上がりましたね。東京にもその波が来るといいなぁ。

関西独特の「ヘレ」という言いまわしもうれしいです。
まぁ元々はフランス語の「フィレ」(filet)なので、ヒレでもヘレでも間違いですが、なぜか関西はヘレですね。わりとこのヘレという呼び方、美味しそうで好きだったりします。

昼11時半から夜23時までぶっつづけで営業しているので、小腹が空いたときもオッケー。カウンターでさっと食べるのはもちろん、ちょっとしたお弁当やお土産にも(まだ珍しいので)喜ばれると思います。出前もしてくれるようなので(地域要相談らしいけど)、大阪人が多い会議なんかにもウケるかも。

ということで、西の揚げ、でした。
posted by さとなお at 17:56| とんかつ・揚げ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月13日

さとなお:一口(尾道)

ううむ、「カウベル」よさげです。今度、肉好き友人と一緒に行ってみます。どうもありがとうございました。

ところでその肉好き友人が「伊藤さんってどんな人ですか?」と聞くので、「優しくて大きくて太った人(失礼!)」と答えたらなんか喜んでました。どうやら痩せてて小さいイメージだったそうです(笑)。伊藤さんの文体ってそういう文体なのか?(笑)
で、勝手に痩せてると決めつけといて「食べ好きで痩せてるのはなんかイタイ」と思っていたらしい。「ちなみにオレは太ってないけど?」と聞いたら「あ〜…」と言葉を濁されました。なんなんだっ!

ま、それはともかく、では肉つながりにしましょう。串かつの店。
といっても、実は串かつよりも魚介の串揚げメインの店です。

尾道の名店「一口」(ひとくち)。
ここは覚えておいた方がいい店かも。素朴でさりげないけど、瀬戸内の魚介が丁寧においしく揚げられていて、満足度が高い店ですね。

1964年創業。
ご主人の山本さんは元鮨職人で、26歳で大阪から尾道に移り住み、翌年この店を始めたというから、以降40年以上ずっとここで揚げ続けていることになります。

小さな店で、揚げ場をコの字に囲んだカウンター14席のみ。
大人気店なので、17時30分の開店と同時に満席になります。シャオヘイくんと広島の若者と3人でそれを見越して開店20分前に店に着くように出かけたんだけど、もう戸の前に5人並んでました。んでもって開店と同時に満席。その後もどんどんお客さんが来て、ご主人が「すいませんねぇ」と本当に申し訳なさそうに断ります。断られた客も慣れたもので、隣の駐車場の椅子に座って飲みながら待っている。そんな店。

外観も内装もかなり古びてますが、とても清潔。
壁にメニューが貼ってあります。アサリの唐揚げだけ800円。あとは200円前後の値付け。どれもおいしそうだけど、とりあえずご主人と息子さん(たぶん)の段取りがあるので、あちらから聞いてくるまではよく冷えた生ビールとキャベツ(おいしい)を囓りながらじっと待つべし。

準備が整ったら、端の客からオーダーを聞いてくれます。これがとても親切丁寧なんですね。柔らかい口調のご主人と何を食べるか話し合っているだけで至福の気分になる。これだけでいい店だとわかるなぁ。

厳選された瀬戸内の魚が目の前で次々に揚がり、そのまますぐ自分の皿やバットの上に置いてくれます。まさに揚げ立て。そこに「レモンをかけてね」「塩がいいですね」「これはソースでね」と優しく指示してくれ、熱々を食べていく。

ハモ、キス、タコあたりで、もうこの店のうまさがわかる感じ。
薄めの衣の揚げが絶妙。衣が厚いともたれやすいんだけど、ここのは全くもたれない。しかも食材によって衣の厚さや揚げ方を少しずつ変えている。素揚げ、極薄、厚めと様々な衣パターンを14人の客それぞれ勝手なオーダー順に合わせて普通に揚げ分けるのもなかなかすごい。油はラードみたいで、これが魚介と合わさっていい感じのコクになっています。

穴子は一匹丸ごと。「切ったのがいいか一匹丸ごとがいいか」と聞いて揚げてくれる上に「この穴子はレモンと塩で。尻尾の方から食べてみて」と食べ方も教えてくれる。確かにその方がおいしいんですね。そのうえで「ああせぇ、こうせぇ、言うてすいません」とか謝ってくるご主人。こちらこそスイマセン!

小イワシは醤油で。4〜5匹づけのもの。うまひ。実にうまひ。
貝柱はアワビくらいな大きさのモノを素揚げしてくれます。「今日のはまだ固いんですわ。それでもいい? すいませんなぁ」と謝られ、「でも食べるときは、その左の方から食べてな。その方がうまいけぇ」と説明してくれる。確かに固かったけど、でもおいしい。噛めば噛むほど味が出てくる感じ。
ひとつだけ高価なアサリの唐揚げは、アサリが15個くらい下味つけてほとんど素揚げ。普通のとピリ辛の2種類あって、2種類とも頼んだけどどちらもうまかったですね。ピリ辛の方が生ビールに合うかも。
他に、エビ、タコ、クジラ(うまひ)、レンコン、タマネギなどなど。素朴な美味の数々。

魚介や野菜ばっかり食べたので、ふと気づいて「串かつ」「とんかつ」も頼んでみました。
ほとんどの客が頼まないので不安だったんだけど、これもうまいです。特にとんかつはイメージしていたものと全然違ったな。でもまぁ魚介の方がオススメかも。

食べ損なったのはニシ(瀬戸内の貝)と牡蠣。これは次回。
ちなみにわりとお腹いっぱい食べて、(たしか)5000円弱でした。だいたい3000〜6000円ってとこでしょう。質から考えたらとても安いです。

ご家族でやっているほんわかした雰囲気。熱々でうまうまな串揚げ。ゆったり流れる尾道の空気。すべてが合体して溶け込んで、なんとも至福ないい時間が過ごせる店。

そのうちシャオヘイくんと3人で行きましょう(笑)
posted by さとなお at 09:58| とんかつ・揚げ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月07日

さとなお:とんかつ やまいち(神田)

伊藤さん、昼間はどうも。

ボクが「よし、新開店した『やまいち』でとんかつを食べよう!」と決心してひとりで出かける寸前に伊藤さんから「メシを喰いませんか」の電話、笑いました。さすがに鼻が利く(笑)

で、伊藤さんと「とんかつ やまいち」に行ったわけですが、やっぱりうまかったので書いときます。

ここは東京のとんかつ好きなら誰でも知っている「勝漫」でとんかつを揚げていた物静かな職人さんが独立し、8月20日にオープンしたばかりの新しいとんかつ店。でもすでに東京トップクラスですね。

「勝漫」はボクが東京トップに好きなとんかつ屋のひとつでした。
ご主人、てっきり「勝漫」のオーナーだと思っていたのだけど、雇われだったんですね。

で、そろそろ辞めたいと周囲に漏らしたら「独立しろ」とせきたてられたとか。ただ、ご主人、わりと弱気だったようで「自分なんかが独立しても成功しない」とあくまで謙虚。でも常連さんをはじめ、強く勧める人が何人かいて、「勝漫」から程近い「神田須田町1-8-4」に店を開くに至ったと聞きました。「勝漫」に近すぎるこの立地は別に他意はなかった模様。なお、現在の「勝漫」は、ホテル・オークラの社員食堂で働いていた方が受け継いで揚げていると聞きました。

味は「勝漫」と変わらない印象ですね。つまり、とてもうまい。

大好きな「特ロースかつ定食」は2000円。以前より100円安くなったかも。
とんかつは食べやすいように包丁が多めに入れてあり、山盛りのキャベツと丼ご飯、味噌汁、それに漬物、という構成。ソースも(たぶん)変わらず。おろしポン酢も置いてあった。また、前はなかった気がする柚子胡椒がありましたね。これをつけるのもなかなかうまかったです。

やっぱり彼が揚げるとんかつはうまいなぁ。香りがいい。衣もしっかりしていて剥がれず、サクサク音がする揚がり具合。サラダ油とごま油のブレンドで揚げているらしいんだけど、ラードに比べてかなりあっさりしているのも、この歳になってくるとわりとうれしいです。いくらでも食べられそうな、そんなあっさり感。

残念だったのはご飯かな。
以前の店ではご飯がとても良かったのだけど、今回はちょっと不満足な出来。でもこれは新しい厨房と機器に馴れてくるにしたがって良くなってくるかも。

なお、単品でいろいろ組み合わせて定食を作ることもできるみたいですね。ご主人は(他のお客さんに)それを勧めていました。メンチや海老、それに一口ヒレとか組み合わせて、400円を足して定食にするパターン。なるほどそれもいいかも。
ちなみに名物だった「大カツ丼」がメニューになかった気がした…(見落としか)。

そう、それと、単品の種類が減った気がします。
以前はにんにく焼きやら純レバーやら、もっといろいろあった気がします。ちょいと惜しい…。

カウンター4席、大テーブルひとつ(8席)、2人掛けのテーブルひとつ。
大テーブルの感じが以前といっしょ。というか、キャパ的には2席増えただけですね。たぶん、謙虚なご主人、この席数が自分には精一杯と判断されたのかもしれません。

いや、うまかった。
引退されなくて良かった。独立して店を続けるように口説いてくれた方に感謝。
posted by さとなお at 18:21| とんかつ・揚げ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月12日

さとなお:八重勝(大阪)

大阪に行っていてだいぶ間が空きました。すいません。
と言いつつ、昨晩はどうもでした。なかなかうまかったですね。また行きましょう。

ペルー料理は本場を知らないのでどっちがオリジナルに近いのかボクはわかりません。
農水省が海外でのでたらめの和食の現状を改めるべくレストランでの「正しい和食」を認証する制度を検討しているらしいですが(ある基準ができるのは客の目安になるという意味でいいことだと思いますが)、「正しいペルー料理」という観点で切られるのもちょっと可哀想ですね。ペルー料理はそこにあるだけでペルー認知に貢献していますから。日本でマイナーな料理は「うまければどっちも"本場の味"でいいや」って思います(伊藤さんもそうだと思いますけど)。

さてと。
ええと今回は久しぶりに「正しい大阪料理」を少し追ってみました。

で、今日は「八重勝」を書いてみます。
ご存知「二度漬け禁止」の串カツ屋。大阪名物でもありますね。通天閣がある新世界のジャンジャン横丁にある店。「正しい大阪料理」の一店です。

新世界は串カツ屋だらけ。行ったことないひとはビックリしますね。
もともとは昭和四年に「だるま」が始めた串カツが元祖なようですが、それが広まってほとんど郷土食のようになっています。その「だるま」、店主がもう店をやめようとしている時にタレントの赤井英和氏が励まして、彼の友人に継がせたという逸話で有名だし、圧倒的に人気ですが、今回食べ比べてみて、ボクは「八重勝」の方が好きだなぁと思いました。

というか、味は「八重勝」、雰囲気は「だるま」かな。
新世界という場所柄、雰囲気もとても大事だし、「だるま」に漂う独特の人情みたいなものはもうそれだけで美味なのでこうやって比べること自体が野暮なのかもしれません。まぁ、とはいえ両方をハシゴする人もそんなにいないと思うので(両方とも大行列店なのでハシゴは物理的に難しい)、ボクなりにオススメするとすると、やっぱり「八重勝」かな、という感じ。

店内は新世界には珍しく(失礼!)とても清潔感が漂っています。
二度漬け禁止のソースもアッサリめで美味。手で取るキャベツも新鮮でした(ボクが行ったときは)。
そしてカウンター内にある揚げる前の串がそれぞれとてもおいしそうで、食欲が湧きます。

座ったら、まずは どて焼き(3本から)。
器に入ってくるタイプではなく串にさしたタイプですが、これがうまい。実にいいです。

そして「串」(肉串ですね。3本から)。
山イモを使っているという衣はふわっとしつつ素材ときっちり一体化していて美味。たとえば「だるま」はアメリカンドッグのようにふわふわっと衣が盛り上がっているタイプなのですが、「八重勝」のは衣と一体化していてソースの馴染みもよくうまいのです。

レンコン、ナス、ししとうを初めとした野菜群も美味(トマトは「だるま」の方が好きかも)。牡蠣やエビ、しゅうまいも良い。うーん、うまし。

カウンター内とのおしゃべりなんかは「だるま」の方がずっと楽しいけど、シンプルに味で比べるとやっぱり「八重勝」がうまいですね。あぁまた行きたくなってきた。

ちなみにさなメモの方でも書きましたが、「八重勝」も「だるま」も超人気店で、普通に1時間とか並ぶ世界です。なのでボクみたいにハシゴしようと思ったら「朝10時半の開店前から『八重勝』に並んで(開店直前に行くともう座れない)、開店と同時に食べ、20分ほどバクバク食べたらすぐ『だるま』に向かい、開店前から並ぶ、という段取りを踏まないととても無理ですね。
ちなみに「だるま」ジャンジャン横丁店なら11時開店。本店は12時開店です。
posted by さとなお at 18:54| とんかつ・揚げ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月12日

いとう:しゃかりき(新宿御苑前)

>伊藤さんともご一緒したバー「ソウル・ドレッシング」を覚えてますか?
この「うさぎや」、なんとあの店の隣です。札幌はすすきののプレイタウンふじ井の9階です(南3西3)。

あ、もちろん覚えてます。以前の石垣島の時もそうでしたが、偶然出張先が同じで、サクッと夜お目にかかれるなんてとても幸運でした。実はあの店に入った時は忘れていたんですが、帰りがけ「ソウル・ドレッシング」マスターの名刺をいだたいて(某有名芸能人と同姓同名なので)、随分昔に行ったことがあったのを思い出しました。そういえば、同じフロアにちょっと気になる店があったなあ・・・。あの中はそんなに奥行きがあるんですか。想像がつきませんでした。

「牡丹鱧と北海道松茸煮」・・・ううう、北海道の松茸もうまいらしいですね。未体験です。

>じゃ、ボクも札幌シリーズで。

なので、ぼくも南イタリアシリーズと行きたいところですが、ネタが尽きたので、またまたブームとなりつつある大阪名物串かつに戻ります。場所も以前と同じ新宿御苑界隈前の「しゃかりき」

この店は、同じオーナーがすぐ近くで「どげん」という焼鳥店をやっていて、「しゃかりき」ももしかしたら九州の方言かなあと思いきや、しゃかりきは「♪しゃかりーきコロンブス」というぐらいで、標準語(辞書に意味が載ってました)のようですね(笑)。

ただ、店のスタッフは関西出身。社長も大阪ですよ、とのこと。焼鳥店オープンの方が先なので、ブームに乗じ満を持しての串かつ屋ということになるのでしょうか。こちらの店も、ひと串100円からアイテムによって高くても200円程度と、いわゆる大阪は新世界界隈の価格帯です。

ただ、この店はソース皿は共用ではなく、個別に必要量だけ小皿に取って使うシステム。ほぼ形骸化している「ソース二度づけお断り」というお約束はありません。その分、ソースをつけ過ぎることなく、逆にかつが美味しく味わえました。

飲物やサイドオーターはそこそこするので、新世界ほど安価ではありませんが、スタッフもとても気持ちがいいし、またフラッと行ってみたい止まり木でした。
posted by 伊藤章良 at 16:58| とんかつ・揚げ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月07日

いとう:串亭(恵比寿)

>住吉にあった「エスパス」というケーキ屋でパティシエをやっていた方が突然やめて開いた異色のおでん屋で、阪急芦屋川駅から線路沿いを西に数分歩いたところにあるプレハブで営業してます。

ほぅ。なんか楽しそう。おでん種のなかには、手こね系とかふくらまし系とか(抽象的ですが)ケーキに近いものもありそうだし、わりと共通しているのでは(笑)。おでんという料理は安価でローカロリーなので、メタボリックシンドロームな皆様には大注目なんですよね。

なかなかウマイ!おでんには行き当たらないけど、そういう店を見つけると収穫アリといった感じ。そういえば環状線福島駅近くにも、プレハブの有名なおでん屋さんがあったなあ・・・。

さてぼくは、前回に引き続いて串かつ「串亭」
最近東京で串かつ店のオープンが相次ぎ、ジンギスカンの次に来るブームとも言われていますが、大阪発祥と言われる串かつも二パターンあってわりと誤解されがち。大阪では本当に安価で大衆的ないわゆるソース二度づけお断り系の店と、串の中身や組み合わせに工夫を凝らし、料理としても完成度の高い高級店の二通りがあるのです。

「串亭」は、ソースが各自の前に小皿で多種類用意される、大阪でいう「活」「知留久」「串の坊」などの高級店の部類。メニューは「おまかせ」。料理がスタートし自分でストップをかけるまで、次から次へと出てくるスタイル。客単価も5000円は越えるでしょう。

もともとは、だんじり祭りで有名な岸和田にあった店の暖簾わけ(支店?)のようで、スタッフの中心メンバーも関西人とのこと。でも、自分が大阪人なので余計に感じるんだと思いますが、スタッフの人懐っこい動きやホスピタリティは、いかにも大阪ルーツの店という気がする反面、ダイニングの内装や空間の持つ全体の雰囲気が妙によそよそしくて排他的な感じ。大阪発信の串かつ店から乖離していて残念。

なんか、もっと自然な形の大阪弁が交わされていたり、ガッツリがめつくウマイものを出す、そんな威勢が欲しかったなあ。大阪の料理なんだし、はすに構えて気取ってみてもしょうがないんですよね。
posted by 伊藤章良 at 18:22| とんかつ・揚げ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月31日

いとう:正太郎(新宿御苑前)

>ボウボウではなくてボウホウと読むようですよ。

すみません。思い込みが激しくて。
読者の方からも何通か指摘をいただきました。

>「鮨たかはし」は行ったことありません。良さそうです。行ってみます。

昔「鮨たかはし」は、日曜日の午後から夜まで通し営業だったんですよ。
午後2時とか3時ごろから夕方までゆっくり(休日らしい)鮨を楽しむことができました。今は、昼夜分けるようになってしまって残念です。

>「京橋恵み屋」は行かれましたか?

はい。あの界隈に行く楽しさは、「恵み屋」か「シェ・イノ」ですよね(って冗談です)。ただ、まっとうに香るいい蕎麦でかつ量がとても多いのが魅力で、蕎麦の内容についてはほとんど知りませんでした。

>蕎麦道みたいに哲学してる蕎麦屋には「たかが蕎麦」的肩の力の抜け方を。2000円でほんの少しの量しか出さないような蕎麦屋にはコストパフォーマンスのあり方を。手打ちをうたっているのに全然香りがしなかったりする蕎麦屋には蕎麦粉の大事さとスピードの大事さを。

同感です。手打ちや石臼挽きなどの看板にひかれて入り、何度も失望したことがあります。食感や弾力はまだしも、特に香りに欠けた蕎麦にはがっかりしますね。ですので立ち喰い蕎麦の気軽さで秀逸な店に出会うと感激します。ただ、多くの有名立ち喰い蕎麦屋は、自分達の店がいかに評判かをやたら誇示したがる傾向にあってそれが時折興ざめの原因になります。

その点「京橋恵み屋」はそんなバランスにも優れていますね。

さて、ではぼくのほうは、もう少し大阪のソウルフードを。
串かつ「正太郎」です。ここは新宿御苑前が最寄ですが、高名な「赤ちょうちん」というモツ焼き店の並びというと分かりやすいでしょうか。

大阪の串かつというと「ソース二度づけお断り」が代名詞のように東京では言われていますが、大阪の串かつは、衣をつけて揚げてしまえば何の肉でもウマイ、みたいな屋台の環境から生まれていて、もちろん一度口をつけたものを共用で使うソースにまたつける不潔さもありますが、根底には店側が少しでもソースを節約したいという大阪的発想があるんじゃないかと(まったくの私見ですけど)思っています。

また串のころもも、きめ細かいさらさら状のパン粉から、唐揚げのようにモッチリとしたものまであります。

「正太郎」の串かつは、お約束の如く一串100円の一口サイズで、ころもはきめ細かいタイプ。皿には刻んだキャベツが敷かれ、キャベツ用に酢ダレがあります(これは博多の屋台風ですね)。

注文してから出てくるまで少し時間がかかるのが難だけど、コストパフォーマンスはなかなかすばらしい。ポテトサラダなどその他のつまみもほとんどが300円以内なので安心。

また、店の真ん中に取り付けられたプラズマテレビには、いつもエリック・クラプトン、イーグルス等、中年世代に垂涎のDVDが流されていて、居心地も最高です。
posted by 伊藤章良 at 23:56| とんかつ・揚げ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月23日

さとなお:三河屋(西麻布)

すいません。プール熱というかアデノウィルスで倒れてました(まだ現在も倒れ中だけど少し良くなった)。

さて、ベッドの上で「とんかつ〜揚げ物流れ」かぁ。今どっか揚げ物屋に行けと言われたらどこ行くかなぁ…と考えました。この病気状態でも行きたくなる脂もの。んー、あの店かなぁ、この店かなぁ、いや、やっぱアソコか。でもアソコは少し陳腐かも。でもまぁアソコしかないな。

ということで、いまさらながら西麻布「三河屋」です。

やっぱりここは揚げ物系定食屋の横綱だと思います。
あの美味さ。あの丁寧さ。あの親密さ。あの清潔さ。どこを取っても「いい店だなぁ」とため息が出ちゃいますね。

元肉屋だっただけあって、コロッケもメンチもとんかつも素晴らしいですね。どれもどこか懐かしい味です。

揚げ具合完璧な優しいコロッケ。巨大な俵型で肉汁たっぷりなメンチ。甘めに調えられたチキンかつ。どれも実に素晴らしい。
それら三つを一度に食べられるミックス定食がこの店の基本ですね。いや、ミックス定食は「コロッケとメンチ」しか入ってないのだけど、かなりの高確率で「はい、サービスねー」とチキンかつやとんかつを載せてくれるんです。メイン料理系がサービスで載ってくる店なんて他にあります?

ちなみにメンチかつ定食を頼んでも、ほぼ確実に「好き嫌いない? はい、サービスねー」とコロッケを一つか二つ載せてくれる。とんかつ定食を頼んでもほぼ確実に「お待たせしてゴメンねー、はい、サービスー」とコロッケを一つか二つのっけてくれる。コロッケ定食を頼んでも、多分とんかつとか載せてくれる。載せてくれなかったらその日はよっぽど運が悪い(差別されたと恨むなかれ。たまたま、なのだ)。とにかくすごいサービス精神!

少し腰が曲がってきちゃったおばちゃんは、揚げ場で次々揚げながらも笑顔を絶やしません。ごはんとキャベツがおかわり自由なんだけど、おかわりせずに帰ろうとすると「ごはん足りましたー?」とかおばちゃんに聞かれる。あんだけ忙しくしていながら何でボクがおかわりしなかったことに気がつくんだろう? と、こういうところもこの店の捨てがたい魅力ですね。

ダメ押し的に素晴らしいのがその清潔さ。油汚れが染みついた店って意外と多いのだけど、ここは実にキレイ。まぁ「厨房がピカピカなのはレストランの基本」なのだけど、これだけ回転のいい揚げ物系定食屋でここまでピカピカをキープするのはやはり大変だと思うのです。追い回しの若者がいるわけでもないのだから(ご家族でやっている)。

あぁこんなこと書いていたらマジで食べたくなってきた。揚げ物が食べたくなるのは病気も回復期に入ってきたってことかな。治ったらまずは「三河屋」へ行こっと。
posted by さとなお at 10:03| とんかつ・揚げ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月20日

いとう:貴香村(広尾)

>魚系居酒屋のランチといえば、新橋近辺でお腹いっぱいになりたいときに利用するのが「舞浜」です。これは新橋の赤レンガ通りの方。「とんかつ末吉」の横の路地のちょっと奥。

「とんかつ末吉」はお箸で切れるとかのキャッチフレーズがなんとなく記憶に残っていますが、その奥となると未開拓です(たぶん)。あの界隈を散策する(特にランチタイム)は大好きなので、今度探し当ててみます。
この近隣だと、やたら量の多い割烹「初島」も著名ですね。ここも好きなんですが、もう少し清潔にしてほしいのと、ご飯が美味しければなあ・・・と思います。そういえば今日のランチは、中途半端な時間になったので「まるや」に行けず「ポンヌフ」でした(笑)。

今日は、とんかつとランチで思い出した店。実はランチタイムしか行ったことがないんだけど、広尾の「貴香村(たかむら)」。広尾駅から天現寺方面に進んだ外苑西通り沿いにあるんですが(「プティ・ポワン」の並び)、外から見るととんかつ店には見えず、なにかエスニック料理店のよう。

店内もとんかつ店特有の白木のカウンターがあるわけでもなく、カーブしたカウンターと半個室に区切られたテーブル席。とんかつオンリーでいくには不思議な、というかもったいない内装です。でもメニューは、とんかつ、チキンカツ、エビフライ、カツカレーと、フライ物のみ。スタッフも家族で経営されいる(広尾のど真ん中なのに)ようで、アットホームな雰囲気。重い扉を開けて入っても温かいゆるい心地よさなので、逆にどういった方がカツを揚げているのか不安になります(笑)。が、料理はなかなかすばらしい。抗生物質等飼育添加物を使わない豚を使用しているそうですが、軽くさわやかで(揚げ方にもよると思いますが)後味のよさが印象的でした。

特にここの、ヒレとミンチカツの盛合わせランチ定食 1200円はかなりお得です。ヒレカツとミンチカツのダブル、ご飯も白米と五穀米のチョイス(おかわりは白米のみ)、キャベツ用にオリジナルわさびドレッシング、定番の赤だし、それに小鉢もつきます。

出てくるまでにじっくり時間をかけるのでさらににまったりするけど、余裕のある午後にはいい選択かと思います。
posted by 伊藤章良 at 18:37| とんかつ・揚げ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月12日

さとなお:まるや(新橋)

> 真ん中に間仕切りが入った、二種類のスープの火鍋ですね。
> 今や中国全土でもすっかり定着したようで上海にもたくさん専門店がありました。
> あれは胃腸が弱っているときに食べるものなんですか。
> 上海で食べたときは翌日までずっと胃がもたれてつらかったです(笑)。

ある本によると、あの二種類スープの火鍋を世に広めたのは清朝の乾隆帝らしいです。
インドシナ半島まで大遠征をしたときに知った南方風しゃぶしゃぶ鍋を「これぞ薬食同源の理想的料理である」として中国全土に普及させたらしいですよ。
ボクはあれでは胃はもたれませんが、まぁボクの場合うどん11軒ハシゴとかするような胃ですから参考にならないかと思います。

「とんき」は、すいません、ボクはとんかつ的には好きではありません。
って、伊藤さんも微妙な書き方をしていますね。あの雰囲気や名物おばちゃんや職人たちの佇まいはもちろん好きですが、とんかつ的には…。

とんかつと言えば、最近では(相当B級ですが)新橋の「まるや」が安くて気に入っています。「とんき」と比べてどう、という意味ではなく、B級で安いのにとてもちゃんと作っているので、なんか応援したくなる店なのです。
丁寧でしっかり作っているとんかつなんですね。安いなり、ということも言えますが、なにしろロース定食とかで700円ですから文句はありません。固めに炊いたご飯もきちんとしているし。しじみ汁もお新香もこの値段では立派なものです。

油は植物性の香りとラード系の甘い香りが混ざっている感じで優しく鼻に届きます。衣も剥がれずカラッと揚がっているしなかなか。胃にももたれにくい。
肉は原価の安いものを使っているのでしょうが、安い肉の中にひそむ魅力を最大限に引き出してやろうという意欲を感じます。全体に甘く味をまとめています。うん、安くてもきちんとおいしくなるのだよなぁ。

700円なのにきゃべつとご飯はおかわり自由。もしかしたら味噌汁もおかわり自由かも(確かめてないけどそんな雰囲気)。

以前はすいてましたが、いまやランチタイムは近所のサラリーマンで大行列です。「ポンヌフ」とか「七蔵」とか「東」が入っている新橋駅前ビルの一階。700円で満足できるロースかつ定食のコストパフォーマンスをぜひ一度。
posted by さとなお at 12:52| とんかつ・揚げ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月10日

いとう:とんき(目黒)

日があいてしまいました。すみません。
不本意にも時間がとれなくて、なかなか美味しいものにありつけない日々が続いています。ま、仕事が忙しいのも決して悪いわけではないんですが。

>西安式二色しゃぶしゃぶ鍋ですね。ちょっと胃腸が弱っていたので薬膳火鍋が食べたかったというところ。

真ん中に間仕切りが入った、二種類のスープの火鍋ですね。今や中国全土でもすっかり定着したようで上海にもたくさん専門店がありました。あれは胃腸が弱っているときに食べるものなんですか。上海で食べたときは翌日までずっと胃がもたれてつらかったです(笑)。

>ここの刀削麺はさすがな美味。いろんなところで刀削麺食べてますが、麺はトップクラスかなぁ。スープも上々でした。あと、意外と炒飯も美味でしたね。ご飯粒全体にきちんと油が行き渡っていてパラパラな仕上がり。オイリーすぎると言えばそうなんだけど、後を引くうまさでした。

そうですね。「西安飯荘」の刀削麺は、頭ひとつ出ているように思います。麺の専門店ではなくきちんと西安の料理を出していくなかで、麺でも完結できる楽しさがウレシイです。
そうですか炒飯も美味しいですか。「西安飯荘」だとどうしても麺にいってしまうので炒飯を食べた記憶がないなあ・・・。さとなおさんは炒飯にはなかなかウルサイので期待大。今度行ったら忘れず頼んでみます。

ここ最近、これっといったお店がなくつらいんですが、先日仕事の移動中に立ち寄った「とんき」を取り上げてみます。

まあ、目黒と言えば「とんき」みたいに、街の代名詞ともなっている超有名なとんかつ店。夕方以降しか営業しないし、なかなか時間が合わないと足が伸びないんですが、劇場とも形容できるオープンキッチンの外側に、行列覚悟で時々席を確保してみたくなります。

すごい清潔な店内。そして、注文受け担当、揚げ担当、カットして盛付け担当。かなりのご高齢と思える三人の方の仕草や動きが古典落語を見ているような老練な間合い。シンプルながらも引き込まれ、会話が止まるぐらい見入ってしまうんですね。

「とんき」のとんかつは美味しいのか、というと、うまく答えられないんですけどねえ(笑)。個人的には、あのカリカリの衣は好きなんですが、肉は(やはり)少し熱を入れすぎではないのかなあ・・・、とは思います。
posted by 伊藤章良 at 23:48| とんかつ・揚げ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月19日

さとなお:だて(岡山)

風邪で倒れてましたー。すいません。それと、シュツットガルト歌劇、ありがとうございました。

広島では2軒、おいしい店に行きましたが、今日はまず広島の前に立ち寄った岡山のデミカツ丼報告を。

岡山の県民食的に普及しているもので、デミグラスソースをかけるカツ丼です(ドミグラスソースとも呼びますね。岡山ではデミグラスソースと呼ぶパターンをよく見かけたのでここではデミカツ丼で。でもたまにドミカツ丼という人もいる)。

あちらではこれが普通のカツ丼なので、単に「カツ丼」と呼んでます。わざわざデミはつけません。卵でも閉じないし、たまねぎも入れません。揚げたてのカツ丼を丼ごはんにドンと載せて、そのうえにその店独自のデミグラスソースをどわーとかける。
店によっては、キャベツやグリーンピースを載せる店もあるようです。

事前に調べたところ、一番古い店(発祥と言われている店)は「味司 野村」という店。
それ以外だと「だて」「やまと」がわりと人気のようでした。この3店のどこに行こうか最後まで迷ったのですが、結局何人かに勧められて「だて」に行きました。

創業40年以上の古い店で、黒くくすんだ小さな店内がなかなか趣あります(カウンター中心。テーブル3つだったかな)。基本的に中華そば屋。岡山ではラーメン屋がカツ丼も出す、というパターンが一般的なようです。

メニューは支那そばとカツ丼。支那そばもうまくて有名なようなので、両方半々で食べられる「半々定食」を頼みました(950円)。

カツ丼は揚げたての上にデミグラスソースをかけて、その上にうずらの卵を割り載せます(普通サイズのカツ丼の場合は鶏卵)。それだけ。他に余計なものは一切入ってません。
でねー、これが意外とうまい。衣のサクサクが活きている洋食丼なんですね。いわゆる普通の「卵とじカツ丼」は、卵でとじるだけに衣がベチャベチャになるけど、それがないのがいい。甘さも控えめだしさっぱりしてます。ボクは好き。胃もたれも少ない。

ただ「だて」のは「これってデミグラスソースなの?」と思ってしまうほどアッサリしてるんですね。コクのあるウスターソースみたい。でもこれがこの店の特徴なのでしょう。他店はもっとドロリとしたソースを出すみたいです。
で、ご飯とこのソースが合うかと言われると微妙。カツとは抜群。だからカツだけ早く食べちゃわないようにペースを考えたほうがよいです。


支那そばも懐かしい味でよかった。細麺の醤油味。真っ黒スープです。たぶん鶏ガラ系でカツオ節ダシを加えてます(カツと一緒に食べてるのでわからないけどたぶん豚骨も加えてる)。カツオの香りが立ってきていていい感じ。固め太めの自家製チャーシューもうまし。あ、それと独眼竜スープもなかなかのもの。
それと、この店、奥さん(?)の雰囲気がとってもイイですね。やさしげでニコニコしていて。サービスがいいのでほんわかとした気分で店を出られます。

ちなみにその後広島で一緒に飲んだシャオヘイさんは岡山なら「やまと」を推薦するそうです。「だて」に行ったと言ったら、「えー!、やまとの方がいいと思うなぁ」と悔しがってました(笑)。ま、今度「やまと」に行ってみよう。

ちなみのちなみに、一時お休みしていてもう閉店したのかなぁと思っていた岡山の有名な鮨「魚正」(女性が握る)ですが、今年の1月末に再開したようですよ。
posted by さとなお at 17:53| とんかつ・揚げ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月14日

さとなお:あーぼん(芦屋)

忙しすぎて、一回飛んでしまいました。すいません。

関西式串揚げ(ストップを言わないと無限に出てくるシステム)はいろんな店がありますが、芦屋の「あーぼん」がわりと好きなんです。住宅街にある小さな店で、すぐ地元民で埋まってしまいなかなか予約取れませんが、上品かつ焦点が来ていて関西でもトップクラスに好きかなぁ。イチゴとか、フルーツの串揚げもココで初めて食べたかも。当時まだそういう店少なかったし。
あと、関西だと、、、東京にも出店した「六角燈」はボクはそんなに相性よくないんですよね。あとは「串の坊」「知留久」とか「五味八珍」?・・・いまはどうなんだろう。
ちなみに、関西では串揚げを串カツと呼んでいる店が多かった気がします。東京で串カツと言ってしまうと豚のカツを指すことが多いけど、関西では野菜や肉なども含んだ広い意味での串揚げのこと。店にも寄りますが。

スペインの「エルブジ」のシェフ、フェラン・アドリアが来日したときは銀座(というか有楽町)の「我楽路(わらじ)」を訪問してましたね。「我楽路」は数回行っていますが、油がちょっとダメなときがあり、アドリアもわざわざアソコに行かんでも、と相当ハテナでした。他にもいっぱいイイ店あるのに。ただ、「エルブジ」の料理を雑誌やテレビで見る限り(未訪問)、日本の串揚げの工夫はもう彼なんかはとっくに取り入れてる感じですけどね。

あぁ串揚げ食べたくなってきた。「最上」行ってみます。どうもありがとうございました。
posted by さとなお at 17:57| とんかつ・揚げ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月16日

さとなお:千成(大阪)

「鶯谷園」は元記事に追記しましたが、スープが化学調味料多くて少し残念。それ以外はなかなかです。4000円であれだけ食べられれば満足(生ビール2杯で)。

ボクも「関西=牛、東京=豚」という認識はしていますが、ただ、大阪の焼肉屋ですごく感心したという経験が少ないんですね。なんでかな。鶴橋の影響もあるのかなぁとは思うのだけど、安くてガハハは多くても、洗練された焼肉みたいのが少なかった気はします(5年前の知識なので今はわかりませんが)。
そういうこともあって、大阪で肉を食べに行くときは北新地の「千成」に行くことが多いです。焼肉というより「肉料理」。肉刺身から入って、レバー、タン、心臓、ヘレ、ミノとか食べていくんです。んでもって最後に煮込みをご飯にかけて食べる。これがうまい…。あぁ食べたい。オススメです。

とんかつは断然東京だと思います。串カツの名店は大阪にありますが、とんかつは少ないですね。「ぼんち」がまた復活しているらしいのと、神戸に数店あるかな、というところで。ただ、ビフカツは大阪の方が断然うまい。「グリル・モリタ」とかまだうまいかなぁ。ボクが日本一だと思っている「なかしま」のビフカツサンドが食べたいなぁ。

東京のとんかつは個人的に「勝漫」「燕楽」に偏ってきてしまったので、少し開拓しなおしたい気分です。「双葉」なんかはきちんと行き直してみたい。昔好きだった白金の「すずき」なんて今行ったらどう思うのかも知りたい。「かつ吉」は良さそうですね。キャベツお変わり狂としては見逃せない感じです。
posted by さとなお at 11:36| とんかつ・揚げ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月15日

いとう:かつ吉

「鶯谷園」ですか・・・。未だかつて鶯谷駅で降りたことがないです。そんなに良質廉価な焼肉店があるなら行ってみたいなあ。というより、焼肉というのは、情報を発信する側も店側もそして仕入れ等に関しても他とコミューンが違うので、まだまだ知らない店が埋もれていそうですね。その点鮨は、東京じゃ出所は築地だけだし、なかなかそういった店には出会えないですが。

ただ、「東京文化会館」アフターという例えは強烈。バレエ見た後ラブホに焼肉ですか。濃いなあ。
それだけのパワーがないとバレエは観れないということですね。

前回、「大阪は揚げの文化、東京は焼きの文化」を少し書きましたが、もう一つ、「肉といったら、大阪は牛・東京は豚」みたいなとらえもあります。大阪では肉まんといわず豚まんと呼ぶし、肉じゃがや焼肉定食は牛肉です。大阪にいるとしょっちゅう焼肉屋に行くのですが、東京ではなんとなく足が向かず(積極的に調べていないこともあるけど)他の店を目指す傾向にありますね。「鶯谷園」のような店は別としても、普通に入ったら東京の焼肉店は大阪の倍はしますし。

じゃあ、揚げ&豚のトンカツはどうなんや、ということになりますが、こちらはやはり揚げより肉に軍配が上がり東京の方が旨いと思いません? 渋谷警察近くにある「かつ吉」は、トンカツフリークのランキングに入るような名店でもないのですが、スポーツクラブの帰りにふらっと寄ります。

ここは、ビルの地下にあって少々違和感のある広い民芸風の店内で、トンカツ屋には見えず。そして、適正価格の大瓶ビール(そういえば、これをオオビンというかダイビンというかで東京と大阪は違うらしい)があり、大きなサラダボールに盛られたキャベツが食べ放題、季節によってはそのサラダ用に4種類ぐらいのドレッシングがある、大皿やツボにたっぷり入れられた和韓中のお漬物類が3〜4種類用意される、シソご飯と白いご飯を選べ食べ放題、なめこが入った濃口の赤ダシもおかわり自由。

スポーツクラブの後に行くと、何のために運動したのかわからなくなってしまいますが、「廉価で大量」の心地よさを感じる数少ない店です。で、肝心のトンカツは、というかトンカツに行き着くまでにお腹一杯&酔っ払いで評価が微妙ですが、まあ値段相応かな。個人的にはもう少しカラッと揚げて欲しいですが。欲張りすぎ。
posted by 伊藤章良 at 10:14| とんかつ・揚げ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする