2010年11月11日

いとう:レザミ・ダミ(恵比寿)

母校の最寄り駅だったさとなおさんと違って、高田馬場には、食目的ですら、数えるほどしか降りたことがないのですが、「バインミー☆サンドイッチ」ってすごく面白そうですね。
高田馬場らしい・・・という感じもあるし。

「バインミー」は、ぼくもハワイでしか食べた記憶がありません。意外なようですが、ハワイにはとても沢山のベトナム料理店があります。そして、日本にこうして食べられる店を知っただけでも収穫収穫。

「バインミー☆サンドイッチ」に続いて、なにか、新宿〜高田馬場界隈とかアジア料理とか、様々に考えましたが、なかなかピンと来るものがなくて少し遠いのですが、エスニック的なくくりとして、モロッコ料理の「レザミ・ダミ」を紹介します。

ただ、モロッコ料理といっても、アフリカアフリカしたものではなく、フランスのパリにあるモロッコ料理店をイメージした感じの(とは店主の談)ワインバーがコンセプト。

場所は、以前さとなおさんが対談でも紹介していた、恵比寿東口から白金に向かって続くバス道の少し奥まったところにあったチーズ料理専門の店が閉店し、その後に、約1年ぐらい前に出来ました。そう、イタリアン「フレーゴリ」の隣ですね。

ご承知のとおり、チーズ料理の店も大変小さなスペースでしたが、もちろん同じ広さ。テーブル2卓とカウンター数席のダイニングをアミさんという女性が一人で仕切ります。

「レザミ・ダミ)とはフランス語でLes amis d’Ami と綴り、アミの友達という意味。アミさんは、料理とは別の道を歩む中でフランスに暮らし、モロッコの料理と出会い、これを日本で日本人に食べさせたいと思ったそう。その後、東京のスペイン料理店などで研修を重ね恵比寿に「レザミ・ダミ」をオープンしました。

彼女自身がワインバーです、というように、一人で全てをこなす関係もあって、料理の種類はさほど多くはありません。でも、食材を厳選し、モロッコ料理本来のレシピを自分で咀嚼しつつ日本で手に入るものをベースにアレンジし、そして、丁寧に下処理をほどこして調理します。

オススメとしては、前菜ではメルゲーゼと呼ばれる子羊の自家製チョリソー。こちらも注文を受けてからじっくりと火を通していきます。そして、メインではタジンの料理を。ぼくが訪問したときは、大山鶏のタジンと、子羊とプレーン・アーモンドのタジンの二種類でした。季節によってはクスクスもメインデッシュとして提供されるとのこと。

ワインは、ぼくのあまり得意ではない地域の、しかもビオ中心ゆえか、少し割高感がありましたが、アミさんがワインについても丁寧に説明をしてくれるので、安心して選べます。

次々と料理が出てきて、お腹一杯になる・・・という感じてはないけど、美味しいものを少しずつワインとともにつまみながら、静かにじっくりと話をしたいシチュエーションなどには最適と思います。
posted by 伊藤章良 at 23:51| エスニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月03日

さとなお:バインミー☆サンドイッチ(高田馬場)

「上燗屋 富久」、そういえば末広亭の近くで見た気がします。今度行ってみよう。予約するのが怖いですがw

じゃあボクは新宿方面つながりで高田馬場の店を書いてみます。

「バインミー☆サンドイッチ」
高田馬場駅を早稲田と反対の方に出てすぐの小道にある小さな店です。

バインミーはご存知かと思いますが、ベトナムのファストフードですね。元々バインミーとはベトナム語でパンのこと。フランスによる植民地支配でベトナムにパン食が広がったこともあり、狭義ではバインミーはフランスパン風のパンのことらしいです。

で、そのバインミーで作ったサンドイッチも「バインミー」と呼ぶんですが、これは、バゲットに、レバーペーストやベトナムハム、そしてナマス(野菜の甘酢漬け)、パクチーなどを挟んで、ニョクマムを振りかけたもの。いわゆる「ナマス」がパンに本当に合うんですね。レタスよりもずっと合うかも。そのうえパクチーがまた実にいい感じでアクセントになります。

とはいえ、ボクはニューヨークで一回食べたきり。本場ベトナムでの味を知りません。でもかなりうまかったのでご紹介しましょう。

小さな店で、イートインするとしたら軒先のベンチのみ。基本的にテイクアウトの店ですが、ボクはそのベンチに座って食べました。

メニューは代表的なところで5つ。
ベトナムハムとレバーペーストを挟んだもの(定番)。鶏焼肉を挟んだもの。豚焼肉を挟んだもの。牛焼肉を挟んだもの。海老とアボカドを挟んだもの。それぞれナマスとパクチーは必ず使われます。まぁでも一番おいしいのは定番の「ベトナムハムとレバーペースト」かな。パクチー好きならぜひパクチーを追加してください。めっちゃ合う。

ひとつ500円だけど、とってもボリュームがあるので、ミニサイズ(300円)をふたつ頼んだ方が楽しいかもしれません。
パンは店で焼いてから出してくれるのでパリパリで実にうまい。そしてナマスが本当に合います。うまいなぁ。ボクは大好き。

小さい店で、なおかつ女性ふたりだけで作っていて手が回らないせいか、食券を買うシステムなんだけど、そのシステムがいまひとつわかりにくいこともあって戸惑います。飲料やらトッピングやらわりと複雑。でもまぁそれもご愛敬。おいしいから許す。バインミー以外にも調理パンをいろいろ売っていて、お好み焼きパンとか買い食いしたけど、なかなかでした。

近くにあったら通うなぁ。でも遠いから今度うちで作ってみよう。そうだ、おせちのナマスを使って正月にやってみようw
posted by さとなお at 21:47| エスニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月05日

さとなお:ビストロひつじや(代々木)

伊藤さん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。もうちょっと更新できるようがんばります。

「ル・カフェ プルス・アー」、実はとても気になってました。すぐにでも行きたい店のひとつです。あ、「うずら」、ぜひご一緒に。2月くらいならまだ夜の予定あいてます。

> さとなおさんの今年のシメの外食はどちらでしたか。

2008年の〆はどこだったかなぁ。
んー、たぶん代々木の「ビストロひつじや」です。今日はそこを書いてみます。

この店、何年ぶりに行ったかな。8年ぶりだったかな。会社の同僚から「あそこ大好きなんです」と聞いて急に懐かしくなって行ってみました。8年前とほとんど印象変わらず。相変わらず安くて美味しい店でした。

というか、安すぎですね。
驚くなかれ、期間限定ですが、いまなら20周年記念サービスで「ビール&ワインは原価+100円」ですよ(!)。プラス100円て…。もともと置いてあるワインがグルジア産とかモルドバ産とかなので激安なんです。900円〜1500円だったりする。その上それがプラス100円で飲めるんです。2本あけても3000円とかです。安くない?
ちなみに「期間限定とはいえ、不況なのでできるだけ長く続けます」とのことでした(笑) ワインで儲ける店も多い中、いったいどうやって採算とっているのか不思議になります。

そういう値付けをしつつ、店名通り、ひつじ料理中心というマニアックさ。ひつじ好きにはたまりませんね。

ただ、店名とは違うのは「ビストロ」とは名ばかりなところ。いわゆるビストロ料理はほとんどありません。仔羊のローストとかラムチョップとかはないです。
どちらかというとエスニック。北アフリカ風、南米風、アラビア風などのひつじ料理の他に、「モンゴルしゅうまい」とか「アフガンステーキ」とか「ケイジャンチキン」とか「北京風レタス炒め」とか「韓国風サラダ」とかがメニューにあったりします。超ばらばら。印象としては北アフリカ料理とケイジャン料理が多い感じ。

食べた中では「名物ひつじのたたき」(←うまい)「スペアリブのいぶし焼き」(←注文してからスモークする)「クスクス焼きめし」(←とてもよい)「南米風シシカバブ」(←かなり辛い)「チュニジアぎょうざ」(←香りがいい)とか、どれもうまかったな。渋い安ワインによく合うワイルドな料理が多いです。
しかも例によってどれも安い値付け。「ひつじのたたき」のMサイズ(10枚くらい)で1580円。「スペアリブのいぶし焼き」が2ピースで840円。「南米風シシカバブ」が1280円。安い…。1本1000円のワインを頼んで、料理を5品くらい取っても、飲んで食ってふたりで6000円強って感じです。

代々木駅から歩いて3分ほど。小田急線線路脇の静かな一角にあります。雰囲気は全体にウッディで昭和な感じ。かなりカジュアルです。安く済ませたい宴会とかにいいかも(メンバーにひつじ嫌いがいなければ)。

特徴的なのは従業員が全員インド系なんですね(厨房に3人ほど。ホール2人ほど)。
というか、日本人にはアフリカ系アメリカンに見える。メニューにケイジャン料理が多いので特にそう思います。でもインド人らしいです。「どこ出身ですか?」と聞いてみたら「日本人にはよく意外と言われるんですがインドです。ほとんど全員インド出身です」とのことでした。

日本語は話せますが、たどたどしい。なので電話予約時の応対はぶっきらぼう。それは仕方ないですね。
ちなみに姉妹店に「おいしいカレー工房ひつじや」というのがあるらしく、それは日比谷シャンテB2Fにあるみたい。今度行ってみよう。
posted by さとなお at 06:11| エスニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月02日

いとう:ラ・コリナ(六本木)

ハワイから帰ってきたのですが、なんとハワイで風邪を引きまして、
過去最悪につらい出張でした。また、日本の梅雨を抜けてハワイへ行ったというのに(東京はよく晴れていたそうですが)、ハワイは少々天気が悪くジメッとしていました。

>ハワイ、当初バカにしていたタタリか、全然行く機会がありません。>食的には相当おもしろいと聞いているし、なんだかんだ言って気持ちいい島なので(ずいぶん昔に一回だけ行ったことがある)、

スピリットが沖縄と近いので、さとなおさんもきっと気に入ると思います。ジェイク・シマブクロをはじめとして、沖縄の方の姓も多いですし。今回は、仕事のスケジュールが大変ハードで、メシはほとんど地元ローカルが行く場所ばかりでした。ま、それもハワイらしいんですけど。

>メキシコ料理の「La Esquina」。ラ・エスキーナ。
ここ、「くまのあな」のメンバーに教えてもらった店なんですが(笑)

「くまのあな」のメンバーの新しい事務所は、入口には普通の小さな売店があるんだけど、がばっと開けると奥が延々オフィスになっているそうで(と、ご本人が話してました)、まさにこのメキシカンに触発された感じですね(笑。

ではぼくもメキシカンで。東京ミッドタウンにある「ラ・コリナ」です。

オープン以来、まったく訪れることのなかった「東京ミッドタウン」(汗。
関西から友人夫妻が来るとのことで、せっかくだからここにしてみよう、との判断。どの店も行ったことがないし(といっても、ほとんどの店は、どこかの2号店なので想像がつきますが)、おおかたの高評価はひらまつ系の「ボタニカ」なんだけど、ちょっと高いしなあと躊躇。で大穴狙いといいますか、少しひねってメキシカンの「ラ・コリナ」を選択。ここは、神宮前の元クラブだった場所にある「フォンダ・デ・ラ・マドゥルガーダ」の2号店。「フォンダ・デ・ラ・マドゥルガーダ」は東京のメキシカンとしてはやはり筆頭かなあとの感触はあるので、「ラ・コリナ」も、
そこそこいけるだろうと期待です。

東京ミッドタウン、なんとなく新宿高島屋の食堂街と似てましたが、人影もまばらで祭りも一段落といった感じ。その中で「ラ・コリナ」は、わりといい場所にあり(といっても他は知りません 笑)、ダイニングは天井も高く荘厳。にこやかなヒスパニック系のスタッフでかためていて雰囲気バツグン。

ただ、そのヒスパニック系スタッフは全く日本語がしゃべれないんです。いっぽう日本人スタッフも何名かいるけど、こちらはあまりにもプア。ファミレス的言葉遣いで、料理の説明ひとつきちんとこなせない状況。もしかしたら英語のできない人間は来るなとの意思表示なのかもしれません。それもひとつの差別化ですが。

料理はコースを選択。おいしいのかな、どうなのかな、と思っているうちに終了。いろいろ調べると、フランスでも修業経験のある女性シェフがウリのよう。ただ、スペイン・ポルトガル語圏での女性料理人は決して珍しいことではないし、その個性で、やさしい・少量の料理とするなら、なんとなく本末転倒な気がします。

ただ、おそらく初めて飲んだメキシコのシャルドネが意外とイケたのと、英語で交渉して持ってきてもらった三種類のテキーラが三様でうまかったです。
posted by 伊藤章良 at 16:18| エスニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月04日

さとなお:ジャンズ(二子玉川)

ニューヨークに行っていて、間があきました。
5月はほとんどボクのせいで更新が低調でしたね。すいません。6月はもう少し書けると思います。伊藤さんも少し落ち着かれましたか?

ニューヨークでは16軒ほど行ったかなぁ。なかなか面白い店がありました。有意義なご報告が出来るとは思いますが、ポルトガルとかニューヨークとかばかり書いているのもなんなので(軽井沢でも書きたい店がたまってますが)、東京の店とかも混ぜながら書きたいと思います。

ということで、今日は二子玉川のベトナム料理「ジャンズ」

ベトナム人のジャンさんがご夫婦でやっている小さな店ですが、イヤなことを忘れさせてしまうような優しい味で、一遍でファンになりました。
基本的には南ベトナムの家庭料理で、素朴な味わい。インパクトがあるタイプではなく滋味溢れるタイプ。その一品を食べ終わる頃にやっと「あぁおかわりして食べたいかも」と思わせるような、奥ゆかしい味です。薄味の深い味、と言った方がいいかな。化学調味料もボクは感じなかったですね。敢えて言えば、どのお皿も味の方向性が多少似ているのでオーダーに工夫する必要があるかもしれません(ソースが一緒だったりするし)。

オススメはフォー。
南ベトナム・タイプと北ベトナム・タイプの両方がメニューに載ってます。
「何が違うんですか?」と聞いたら「具だけです」とのこと。北は牛肉のフォーで、南は魚介&チキンのフォーでした。南のをもらったけど、なんというか、素朴な薄味の、いつまでも食べていたいようなフォーでした。うまうま。これ一品だけサッと食べに来てもいいかも。

料理を作っているのは奥さん。ホールを旦那さんが担当してますが、日本語が不自由ながら一生懸命で感じがいいです。奥さんは料理番組などにも出ているようですね。味ってその人がそのまま出るんだなぁ、と思わせるような優しい佇まいです。

二子玉川はわりかしレストランに困るところだそうですが、この店はオススメかも。ただ小さな店なので、少し時間をずらして行くといいかもしれません。
posted by さとなお at 06:33| エスニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月06日

いとう:ミラフローレス(渋谷)

>ポルトガル料理ですね。
西麻布にある「ヴィラ・マダレナ」の系列店で2006年6月オープンした店です。

あ、2店目ができたんですか。
このところ、マニュエルも3店目を出して好評のようですし、ポルトガル料理もいよいよ頭角を現してきた感じですね。廉価で食べやすい料理に加え、これまたリーズナブルなワインだから、時代に即しているんでしょう。

>来春、ポルトガルに家族旅行することにしました。まぁそうしたくなるくらいはポルトガル料理ってうまいなぁと思います(まだマイナーなところも良いしね)。

それはいいですね。長崎からポルトガルに発想がいくところなんか、さとなおさんらしい逸話です(笑)。ぼくもとても行きたいですが、とりあえずマカオぐらいにしておこうかな(マカオ通によると、ここでもかなりうまいポルトガル料理が食べられるらしいので)

さとなおさんは、ポルトガル料理をその他の欧州料理に入れていますが、広義では(日本では)エスニック料理にも分類されるのでしょうか。そんなつながりで、今日はペルー料理の「ミラフローレス」を。

こちらの店には、上記のマカオ通(というより、世界中を旅して回っている友人)と、AllAboutエスニックガイドの佐藤和佳子さんと3人で行ったのですが、そこに行こうとなったのが、上記の二人がペルーのチチカカ湖近くの空港で偶然に会ったとの話からなんです。本当に世界を旅して回っている人は、こういった場所でも出会うんだなあと、二人のフィールドの広さに驚嘆しました。

で、「ミラフローレス」は、東急セルリアンタワーの裏にあります。このあたりは、渋谷ながらちょっとした大人のエリア。静かだし、ポツポツと等間隔で渋い店が点在しているし、その割にいずれの店もリーズナブルなんですね。でもこの店は佐藤さんに教えていただくまで知りませんでした(さすがです)。

ペルー料理は、以前さとなおさんに聞いて新橋の「荒井商店」に行きましたが、同じようなメニューはあるものの、料理は本質的に違うような気がしました。

「ミラフローレス」は、まあ現地の老舗レストラン経験者が料理人にいることもあって(お店的には日本的に随分アレンジをしているとの談ですが)、随分とストレートでオリジナルに近い感じ。反対に「荒井商店」は、料理人のアレンジが加わっているというか、そのシェフの料理になっているかな、と受け止めました。

いずれにしても、さすがにジャガイモの原産国だけあってイモ料理の豊富さは特筆物。それに加え、魚・肉料理とも意外と味にリエーションがあり、楽しめます。
もう少しお酒の種類があればなあと、その点だけ少し残念でしたが。
posted by 伊藤章良 at 18:05| エスニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月25日

さとなお:アオザイ(赤坂)

ラーメンは相変わらずあまり行っていないので話題を続けられないです(笑)
どうしようかなぁ。んー……。あ、そうだ、フォーにしよう!

というわけで、ベトナム料理(笑)。

大好きな西麻布「キッチン」が食材買い付けによるお休みだったので、赤坂の老舗「アオザイ」に行ってきました。日本のベトナム料理の草分けとも言われる店で、今更かなぁ、どうかなぁ、と思いながら行ったのですが、別に古さも感じず、とっても素直な味で良かったです。

この店はマダム(?)とワイワイ相談しながらメニューを決めていくと楽しいですね。
メニューを睨みながらじっくりマダムの意見を聞き、いろいろチャチャを入れながら本音を聞きだし、そしてオーダーに至るとたいてい当たります(というか、まぁたいていの店はそうやって頼むと当たりますが)

名物の生春巻きはもちろん良かったし、ナマズも良かったです。ナマズはいくつか料理の種類がありましたが、どれもこれもマダムが大オススメしてくれ、それぞれに当たった気がします。
ただ「昔は珍しい料理だったのだろうな」というメニューも、今では普通になってしまっているので、そういう意味でのインパクトには欠けますね。

〆のフォーは鶏肉にしました。「鶏肉のフォーが結局一番おいしい」とマダムが言うので(まかせっきり)。スープがいい。あっさりとした奥底にコクがあり、食べていくに従ってもっと欲しくなっていく味。確かにこのスープには牛肉などより鶏が合います。

今風の洗練はあまりないけど、安心してベトナム料理を楽しめるという意味では、わりと良かったかも。オシャレ度は低いので、若い女性たちというよりは男の方が似合う店かもしれません。
posted by さとなお at 22:31| エスニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月08日

いとう:新東記(恵比寿)

>「鮨 水谷」には「ガリ酢割り」という飲み物があります。

これは一度トライしてみたいと願っているんですよね。「鮨水谷」にはなかなか再訪がかなっていないので早く行かねば。

>もともとボクは「タネに合わせて酢飯も複数炊いたらどうだろう」と夢想してるので、そういうトライをどこかでしてくれるなら、喜んで実験台に馳せ参じるのですが。

すごい! 結構ぼくも同じようなことわ考えたことがあります。どこかにはせ参じるときはぜひぼくも誘ってください。

今日は恵比寿のシンガポール料理店「新東記」。2005年、オープンして間なしのころR先生にランチに連れて行っていただきました。なかなかいい感じだったので、一度夜に訪問しようと狙っていたのでした。

シンガポール料理といえば海南鶏飯、つまりシンガポールチキンライスが有名で、その先駆者である「海南鶏飯食堂2」も先ごろ恵比寿にできたばかり。「新東記」にももちろん、有名店よりウマイと自負する海南鶏飯がありますが、ラクサやバクテーなど、東西の交差点であるシンガポールらしい料理が魅力。

場所は、「海南鶏飯食堂2」と反対側。山手線に沿って目黒方面に線路伝いに坂を上がっていくと息が切れたころに見つかります。シンガポール出身の女性がオーナーだそうで、明るくてかわいらしく清潔な店内。もう少しすいているかなと思いきや、ぼくがいった日は満席で、なんと自分以外全て女性客でした(赤面)。

ぼくは海南鶏飯自体にはそれほど魅力を感じないんだけど(ボリュームがないしね)、「新東記」には、他のアジア系料理店に見られる大量のメニューアイテムは期待できないものの、それぞれの料理がかなり地元に近いであろう味(というか日本人にはあまりなじみのない味)に仕上がっていて、決して女性向きではない強い個性と面白さを感じました。

というか、テイスト的にはもっと屋台風のバラックのような場所で食べさせてもらったほうが臨場感たっぷりなんだけどな。
posted by 伊藤章良 at 10:49| エスニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月03日

さとなお:BUSY BEE(秋葉原)

ロメスパ(路面スパゲティ)っていうんですね。知らなかったっす。路麺のスパ版か。「ジャポネ」もたまに行きますが、「ジャポネ」の方が味が濃かった気がします。ボクは「リトル小岩井」派かもしれません。まぁ敢えて比べれば、という話ですが。

「國定」ですか。あの辺よく歩くのに気付きませんでした。でもそのセットはユニークですね。今度行ってみよう。

ええと、今日は最近偶然見つけた店で、まだ無名かなぁ…。

秋葉原の「BUSY BEE」。カジュアルな北インド料理店。

働き蜂の意味かなと思ったけど、働き蜂って「a worker bee」なんですね。busy beeは辞書でひいたら「陽気で忙しく動き回る人」だそうです。

で、この店、なにがオススメかって、なんといってもナン!

巨大なナンなんですよ。ちょっとびっくりするくらい。
現地から輸入したというガス窯でインド人が焼いて、焼きたてを出してくれるんですが、普通サイズでも、ラクロスの網(ポケット)くらいの大きさ。
そして、100円追加すると「ビッグナン」というのに替えられるんだけど、これがまさに巨大。
昔の木製のテニスラケットあるでしょ?(マッケンロー全盛の頃とか) あのくらいはある。いや、もっとあるかもしれない。お皿に載りきらないので一部折り曲げられて出てくるのです。
うはー、こりゃ食べきれるかいな…と不安に思っても大丈夫。この店ではナンを持って帰る袋まで用意されているんです。これなら安心♪

そんでもって焼きたてのナンがこれまたうまい! モッチモチのプリプリで、ナンの魅力に溢れています。カレーもなかなか美味だし、ヒヨコ豆のサラダなどの一品もあなどれないうまさ(量も多い)。ランチタイムはリーズナブルなランチセットがあってこれもオススメ。デザート類も充実していて、店の人は「現地よりうまいはず」と自信たっぷりだったっす。確かにうまかった。

店内インドのカラオケが流れ、入口では民族衣装や雑貨も売っています。とてもごちゃごちゃしているカオスみたいな店だけど、話題のヨドバシカメラから歩いて5分弱だし、秋葉原に来たときはぜひ一度お試しあれ。
JR秋葉原駅を昭和通り側に出て、昭和通りを御徒町方面へ。三井記念病院へ向かって右折した道の右側地下にあるですよ。
posted by さとなお at 19:35| エスニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月13日

いとう:海南鶏飯食堂2(恵比寿)

>銀座の「ひょうたん」が地焼きでしたよね?

そうなんですか。知りませんでした。どうも東京の鰻店には積極的に食指が動かないからかなあ、リサーチ不足です(笑)。

神楽坂の「赤城亭」もかなり興味津々です。というか、さとなおさんはそういった奥深い日本料理店を探すのが得意ですね。神楽坂は、麻布、恵比寿に次いで行くことが多い街なので、次回はぜひのぞいてみます。境内ということであまり寒くならないうちの方がいいかな。

さて、ホリエモンが贔屓にしていることでも有名な麻布十番の「海南鶏飯食堂」が、恵比寿に二号店をオープンしたとの情報を得、さっそく行ってきました。「海南鶏飯食堂」はシンガポールチキンライスを看板にしたカジュアルなレストランとの印象が一般的ですが、ここのオーナー二人は、アメリカ、ニューヨーク州にある料理学校Culinary Institute of America(通称CIA、フランス最高の料理人ポール・ボキューズが自分の息子を入学させた名門で、21世紀の料理人を歴出する優れた大学)で知り合ったという国際派。マネージメントと料理の双方を学んだとのことで、店の料理もサービスも極めて個性的です。お一人は、シンガポールのラッフルズホテルにも研修に行かれていたそうで、その時にこういった形態の食堂を思いつかれたのかもしれません。

お二人とも多くの調理技術を学ばれ経験されたと想像しますが、シンガポールチキンライスに絞って啓蒙・提供し続けて市民権を獲得。「海南鶏飯食堂」は、数多くのリピーターに支えられるようになりました。この独自の経営観もまた、日本には異質のものだなあと感心します。

「海南鶏飯食堂2」は、麻布十番の1号店より少し広めで通りに面してオープンになっており、より明るくてカジュアルな雰囲気。こちらにしかないローストチキン(これが絶品でした)など、特徴も出されています。開店してまだ日も浅いようですが、情報の早い外国人(店のスタッフは全員英語をしゃべるそうです)や料理関係者、有名店のオーナーなどが、つめかけていました。

ぼくも以前CIAに見学に行ったことがあったので、そんな話を振ってみると、なによりも環境が最高の学校だったらしく、秋の紅葉の季節は日本と枯葉色とは全く違う美しさだそう。さとなおさんの「赤城亭」のお話ではないですが、創造性が生まれるのはやはり環境からかな、とか感じた次第です。
posted by 伊藤章良 at 01:15| エスニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月08日

さとなお:ハンニバル(新大久保)

おお。1キロ痩せたとは立派!
フランスでうまいものいっぱい食べ、痩せて帰ってきた、というのは相当お得な響きがありますね。
「ほしな」は行ったことありません。こんど連れてってください。オイスターやムール貝の話を読んで、俄然それ系が食べたくなり、近々ムール貝を食べに行くことにしました。ムール貝と言ったら、アソコっすね。

話は変わって、ひさしぶりに「ハンニバル」に行きました。チュニジア料理。
新大久保のコリア料理街にある異色の店で、初めて行ったのは何年前だったかな、メールで教えていただいて行ったのだけど、立地の異様さで同行者にとても喜ばれた記憶があります。チュニジアの男性ふたりで経営しており、出されるチュニジア料理はどれもおいしかった。サービス係の兄ちゃん(チュニジア人で実はオーナー)も大変明るく、店内も妙にチープなんだけど親密な感じがあり、当時すごく気に入りましたね。まだそんなに有名な店ではなかったけど、壁に色紙がいくつか貼ってあり、そこに「侍魂 健」という色紙があったのに大受けしたのを覚えています。ちょうどあのサイトがブレイクした頃だったか…。

いまではこの店、相当人気が出たらしく、なんと原宿(というか千駄ヶ谷かな)に支店が出来た模様。原宿外苑中学校前という信号のすぐ近くです。サービス係の兄ちゃん(オーナー)が原宿店の厨房で料理を作っているらしく、あの兄ちゃんとの絡み目当てで新大久保店に来る人はちょっとがっかりするかもしれない。

料理は相変わらず美味しかったけど、敢えて言うなら以前いい意味であった「野性味」みたいなのが今回は相当減っていました。妙に洗練されてきてしまったかもしれない。ちょっと心配。羊のソーセージなんかは健在だったし、ブリックもめちゃうまいんだけど、全体に少しずつおとなしくなっているなぁ…。それと魚が少し生臭かったな。名物料理だけに惜しいところ。

とかなんとかいいつつ、この店、なんか憎めない。というか好き。チュニジアのロゼワインもおいしいし、また行こうと思わせます。立地としてボクの生活圏にないのが残念な店のひとつです。
posted by さとなお at 11:03| エスニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする