2016年08月01日

いとう:よろにく(南青山)

一日遅れてしまいました。
週末、普段になくプライベートなことでバタバタしてしまいまして・・・。
申し訳ありません。

田町〜品川の海側って、もっともっといい店ができてもいいのにと思います。
以前、そっち側にあるレストランの店主に、なぜここを選んだの?と聞いたら、なんたって港区ですから、との回答でした。

レストランを楽しむ要因のひとつに、シェフの容姿や人柄ってありますよね。
チャウチャウに似ているシェフってええなあ(笑。

今回の店、都心だし有名店なんだけど、久しぶりにさとなおさんのいう「芯の太さ」を感じ痛み入ってしまった「よろにく」です。
「よろにく」は以前、さとなおさんも紹介されてましたね。

本当に久しぶりに行ってきました。
あまりサシの入った肉やホルモンが得意ではないけど牛肉は大好きというご夫妻と食事をすることになり、真っ先に頭の中にあがったのが「よろにく」でした。

骨董通りの裏にある立地や店内のスッキリ大人感、シルクロースという言葉まで生み出した和牛の赤身を中心とする品ぞろえ、驚きのデザートなどなど、ご承知の通り焼肉店における革新的なことをいくつも手掛けた店です。
現在ちまたであふれる赤身肉のブームは、ここ「よろにく」から端を発したと記憶しますが、それ以降の店は「よろにく」のコンセプトを拡大再生産することでも人気を博しました。

店主は昨今、日本料理店に通っているそうで、そこでの手法や素材の組み合わせにもヒントを得ているみたいですが、どこでもやってるウニ載せなどのありきたりではなく、魚介類と肉との融合にも瞠目の料理が登場しました。

ただ何より、肉をおいしく楽しく食べさせようというスタッフ全員に共通したサービス精神。食べるだけではなく、肉を通じて様々な驚きや発見までも導くエンターテイメント性は、もはや焼肉店にとどまらず、こんな店こそ日本独自の牛肉料理店として世界に発信したいものだと痛感します。

でも、やっぱり改めて感じたのは「よろにく」らしさ、なんですね。
つまり最初に戻って、芯の太さです。
数々の種類の赤身部位を様々な焼き方、タレ、合わせ技で食べさせる。この店がスタートしたときと基本は何も変わりません。料理もスタッフも、常にさわやかで鮮やかです。でも、その箱の中身は驚くほど進化を遂げているんです。

さとなおさんも乗ってた(笑)20年前のベンツしか見たことがない人が、今のベンツを見ても「あ、ベンツだ」と思える、そんな例えが分かりやすいでしょうか。

posted by 伊藤章良 at 18:49| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月03日

いとう:七厘(大森)

>「伊藤さんはコーディネーターよりくわしい」と
>よく友人から聞きます。

ハワイでコーディネーターさんや現地の旅行社の方に会うと、必ず「今日の昼はどこに行かれました」と質問されます(笑。

>ハワイのレストラン・ガイドブック、書いて欲しいなぁ。

ぜひ、やってみたいんですが。でもなあ、ハワイも今不況で、悲しいかな店がドンドン変わるんですね。ま、そんな類の店はトウキョウでもあまり紹介はしませんが。

さて、さとなおさんが紹介された静岡の「大やきいも」。いも系から繋がる店に想いが至らないし、静岡おでんも、どの程度のリアリティがあるのかどうか不安な渋谷の店での体験のみ。てな感じで、またまた悩みそうになったので、今回はスパッと切り替えて、大森の「七厘」にします。

ぼくの焼肉の先生(仮称)から、大森に渋い焼肉屋があるよと誘っていただき、行ってきました。ちょうど高名なシラス丼の店の手前、というかもう少し駅の近い側。なんとなくいい感じの飲み系が並んでいる一角です。

ゆがんで閉まらなくなったという年代物のドアをがらがらと開けると、赤ら顔のご主人がにこやかに出迎え。お一人で営まれているようです。

店内は、ある種焼肉店っぽくない細長いカウンターがずずっと奥まで続いていて、一番奥が厨房の様子。そして、カウンターの前の少し下がった位置に、二人に一つ分の七輪置き台があります。その七輪台とカウンターの関係がなかなか合理的。とても焼きやすいしコミュニケーションの妨げにもなりません。
「七厘」は創業30年だそうですが、もちろん店の古さは否めないものの、このレイアウトに妙なモダンさを感じてしまいました。

肉、特にモツは、安い・うまい、そして量も多い。特に印象に残ったのはギャラと豚足。豚足は適度な味付けで煮たものを冷ましてあって、最初はそれを前菜代わりにむしゃむしゃと。そして七輪がいこってきたら、その上に載せて炙ると、適度に焦げ目ついて二度もおいしい。

ギャラは火の通し方が難しいそうですが、カウンターの利点を活かしつつ、ご主人が焼き方の指導までしてくれるので、最高の状態で口に運ぶことができます。

予約の電話を何度かけても出ないので、今日は休みかもしれない、みたいな危惧をいだきながら訪れると、ちゃんと開いてます。その話をご主人に振ってみると、「店を開ける前は、ゆっくりとトイレに入っているので気づかなかったんだよ」との愉快な答え。ほとんど商売っ気なしの「七厘」ですが、近くにあると一人でもふらっと寄ってみたい暖かい場所です。


posted by 伊藤章良 at 22:54| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月11日

いとう:婁熊東京(渋谷)

そんなに長崎が詳しい訳ではありませんが、「朱欒」。
店名からも、さとなおさんが描かれる個性的な風情も、三代女性で続けておられるシーンも、とても長崎らしい感じがします。〆のカレーというのもいいですね。なんだか長崎のカレーっておいしそうだ。

ところで「朱欒」は、ザボンって読むんですね。かなり難しい。ということで今回は、少し苦しいですが難しい名前繋がりにしてみようかな(笑。渋谷にあるモツ焼の店「婁熊東京」です。

婁熊で「るくま」と読みます。中国では方角を表す意味があるとスタッフの方から聞いたんですが、「る」で始まる店名にしたかったという遊び心じゃないかなあとか、そんな風に感じました。しりとりで知ってたら絶対にキラーカードになる、みたいな。

この店、JR渋谷駅を東口に出て明治通り沿いに恵比寿方面に向かう右側にあるんですが、この付近は、ラーメン店とか丼店とか、同じような店ばかりが並んでいて、ぼくにはほとんど見分けがつかず。でも、そんなネオンを横目に見ながら、とあるビルの2階に上がると「婁熊東京」はあります。

外観的には少し引っ込んでるものの、入ってみるとやはりそこは渋谷。どこもかしこも阿鼻叫喚でチェーンの居酒屋のノリ。ちょっとオッサンには場違いかなあ・・・と逡巡しつつカウンターへ。このカウンター席もなかなスタイリッシュな造り。モツ焼のイメージで来たなら、座ってもなお、居心地悪く感じられるかもしれません。

ところが、まずメニューを見ると、シンプルに美しい文字だけが並び写真を多用したチェーン系のものとは一線を画します。酒の欄はさすがに○○サワーのオンパレードで渋谷を具現化してますが、それ以外にも、数少ないなりにちゃんと乙類焼酎を原料別に揃えています。

メニューをフムフムと眺めだした辺りから、結構期待が持てそうだなあと、まずは刺身を注文。するとレバーは塩のみで食べてくださいと出され、ガツ刺しはなんと昆布〆に。そのどちらもキッチリうまい。

だんだんうれしくなってきて、串を大量に注文(これがいつもの悪い癖なんでずが 汗)。串は、食べやすさを考慮してか、小ぶりだったり包丁を入れすぎかなと感じるものもありますか、それはそれで好感も持てます。火の入れ方なども丁寧で、注文した串の中での流れの作り方もバツグン。回りが目に耳に入らなければ、モツ焼屋としては、かなりの好印象。スタッフも、こちら側の質問に対して意気に感じる風で、真剣に答え、分からないことは素早く聞きにいったりと、応対も気持ちがいいんです。

ただ、やはり残念なのは、ぼくの隣りにいたキャパクラにお勤めとおぼしき女性二人組は、最初レバ刺しとかサラダ等を頼んだ後は、タバコを吸いながらおしゃべりに興じて、ぼくたちが店を出るころに至っても、串を注文する気配もないんですね。

それじゃ、せっかく新鮮なモツを努力して仕入れ、巧みな火加減で焼き上げる、ここ「婁熊東京」ではもったいない。ぜひ同輩の皆さんも、渋谷のスタイリッシュな店だと敬遠せずに押しかけていただければ、きっと安くておいしくてエキチカな店をおじさんの憩いの場所にできると思います。


posted by 伊藤章良 at 23:48| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月10日

いとう:ホルモンリキ(葛飾区金町)

「まえだや」は、ぼくが情報サイトで大人の食べ歩きを担当している時に取り上げたことがあります。おそらくは常連の方から「どうして書いたんだ!」とお叱りのメールが多数舞い込み当時はショックでした。

「まえだや」は、生ラムジンギスカンの東京での草分けで、同じ中目黒を基点として東京全域にジンギスカンの大ブームが起こり、いつの間にか終焉。でも「まえだや」だけは、何事もなかったように変わらずなんでしょうね。

愛したい・通いたい・守りたい飲食店の典型。今はお叱りメールもありがたかったなあと思っています。

では今回は、同じ焼き系の店でも、生ラムではなく内臓好きにはたまらない「ホルモンリキ」を紹介します。

ここは都心からは少し遠い葛飾区金町(大雑把にいうとフーテンの寅さんエリア)にあり、しかも金町駅からも徒歩では行きにくい不便さ。でも同じ内臓系をウリにする他店とは一線を画する魅力にあふれ、そんな距離など気にならない充実のニクニク時間が過ごせます。

まず、モツの場合新鮮さは基本。「ホルモンリキ」は、そこに加えて、どうしたらよりおいしく食べてもらえるかという工夫を様々に凝らしておられます。

モツ煮込みは、ダシは濃厚で強いんですが、モツは限りなく柔らかそうでトロトロ。でも決して形は崩れておらず、食べてみるとそれぞれの部位の食感を残した絶妙な仕上がり。ホルモン焼も、工夫された色々なタレに漬け込んでその味を三種三様に楽しむことができます。

ご主人は洋食の調理経験もお持ちとのこと。モツ焼店なのにオムレツやパスタなどの一品料理もあり、究極はカレー。肉を分かっている方が端正こめて作られたことが十分に伝わる、噛みしめるごとにじんわりとベースの旨味が口の中に広がっていく幸せ。

また「ホルモンリキ」は、焼酎のラインナップがすごい。若干分かりにくいメニューなので(笑)、すぐにご主人にオマカセでとなってしまうんですが、時間が許せばメニューの一種類ずつじっくり(ワインリストを眺めるように)チェックしたくなります。ぼくが伺った日も、別グループが泡盛の試飲会をされるとか。研究にも余念がありません。

そして、なにより気持ちがいいのは、ご主人・女将さんをはじめ、お店のスタッフのお人柄ですね。モツ系というと、確かにスゴイんだけど「オレの肉を喰え」みたいな上から目線の店主が多いのも事実。また客側も、それにひれ伏す信者多数。ぼくはそこに若干の居心地悪さを感じることも多いのですが、「ホルモンリキ」では、決してそんな窮屈な思いをすることなく、うまく焼けてるかなあと常に気を配るご主人の優しい視線をありがたく受け止めつつ食事ができます。

さて、帰りがけのタクシー車中モツ煮込みの話をしていたら、運転手さんが「宇ち多゛はご存知ですか」と乗ってきて、当然関東五大煮込みの話に。「ぼくはそのいずれも食べてますけど、ホルモンリキはそのどれとも違う魅力がありますよ」と、運転手さんにまで薦めてしまいました。


posted by 伊藤章良 at 18:27| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月16日

さとなお:よろにく(南青山)

「西尾さん」ですか(笑)
いえ、お店には行ったことないのですが、親しい人に西尾さんという人がいて、なんだか可笑しいです。今度、西尾さんを連れて「西尾さん」に行ってみますね。喜ぶだろうなぁ。

そういう「名前系の面白い店名つながり」だと、西麻布の「おすしやさん」をすぐ思い浮かべたんですが、あの店はオススメしにくいので、んんん、と考えた末、面白店名系というつながりで、ベーシックですが「よろにく」を書いてみます。

この店、「ジャンボ」で修業した人が開いたそうですね。でも「ジャンボ」のようなカジュアルな部分はあまりなく、相当高級な店構えと内容です。この高級さを持った上でこういう店名というところが上手だなぁと思います。高級焼肉なのに高級な名前をつけないどころか、ちょっとふざけた腰砕け系のネーミングをするあたり、なかなかプロっぽいな、と。そして「そうは言っても焼肉なのだ」という下世話さと楽しさを担保しているな、と。

切り口もちょっと新しい。
「おまかせ」にするとより特徴が出るんだけど、コースの流れで懐石風に食べさせてくれます。一皿一皿の量も少なめ。少量厳選。上等な肉を少しずつ上手に組み合わせて流れを作ってくれます。特選ミスジでご飯を包んで食べるとかの印象的な変化球もコースの中だと効果的にきいてきます。

そういうこともあってか、わりと新しい店なのにもう東京の焼肉地図でもトップクラスに位置されていますね。知り合いは「いまはここが一番だと思う」とまで言っていました。確かにおいしい。肉も最上級。聞けば「高級和牛専門の老舗、日本橋人形町『日山』の目利きが当店のために選びに選び抜き、更には熟成を加えたA5ランクの最上級の和牛を使用している」らしいです。

でも、赤肉をザクザク音立てて食べるのが好きなボクとしては、全体にひたすら柔らかく脂もとろとろな食感が続くのが少々苦手でした。
というか、逆に少し単調になってしまっているかもと。甘くとろける稀少部位が続きすぎて、せっかくの素材の印象がぼやけてしまうのが残念な感じ。個人的な希望を言うと、コースの途中にもっと強い赤肉を入れ、ホルモンをもうちょっとワイルドにして、メリハリをつけてほしいかな。あ、キムチやナムルももうちょい印象的にしてほしい。

まぁでも若者やサシ好きにはたまらないお店だと思います。
間接照明を多用した店内の感じもデート時などには使えそうです。ちょっと目先の変わったコースでとろけ系稀少部位を存分に味わうのなら、必ず候補に入ってくる店ではないかと。

ちなみに、名物の「金粉つきのほうじ茶かき氷(巨大)」はなかなかのインパクト。鹿児島や沖縄の「白クマ」のほうじ茶版って感じです。ただ、脂がトロリと広がった胃腸にいきなりかき氷を大量に入れるのはお腹が弱い人には要注意かもしれません。
posted by さとなお at 23:02| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月22日

いとう:新宿ポチャ(新大久保」

>ご存知だとは思いますが、「カーザ・デ・ケージョ」。

「フレーゴリ」の隣りですね。昔ここは洋服屋さんだったんだけどなあ。前を通ることは何度かあって、その名物マスターがお客様に説明されているシーンをウインドウ越しに拝見しました。

25時まで開けておられるんですね。これは楽しみです。
ぜひポルトガルとチーズの話で盛り上がりに行ってきます。

でぼくは、突然ポルトガルから韓国に飛んで、韓国料理の「新宿ポチャ」です。ここは新宿といいつついわゆる大久保の韓国食材や料理店が林立するエリアにあるんですが、この界隈の韓国料理店にすべて行ったことはないにしても、ぼくにとっては「ベスト」の店でした。

さとなおさんは、韓国にも訪問されて自分の中に韓国料理の基準みたいなものができたように話されていましたが、ぼく自身は未だ発展途上状態。というか、韓国の料理は甘味辛味が極端すぎて(味付けのバリエーションが少なく)、食べている途中で飽きてしまうというのが正直なところ。

そんなぼくに、まだまだ韓国料理は解ってないよなぁと納得させるだけのパワーが「新宿ポチャ」にはありました。

まずは「サンギョプサル」。店によって個性が出るという料理でもないんだけど、豚肉のバラと火を通すことで酸味で出てくるキムチ、その他の野菜をサンチュでくるんでガブっといくウマさは格別。
また、カニの身のフレッシュ感と辛さが口の中で暴れるケジャンも酒が進みました。酒といえば、黒豆のマッコリを初体験。香ばしさとまろやかな甘味で加減がわからなくなりそうです。
辛さにヒーフーしていたら、こんなものもあるよと出していただいたのが、ムール貝の酒蒸し(正確なメニュー名は失念)。ほとんど貝から出るダシのみの味付けで、焼けた舌や胃をなだめてくれました。

それと、特筆すべきはこの店の内装とスタッフですね。もちろん新大久保のラブホテル街にあって界隈は猥雑だし、この店も、もともとこの辺りで唯一あったビジネスホテルの喫茶部分を改装して作ったそう。ただ、韓国の70年代をコンセプトにしており、ハデにエセ韓国していなくて居心地がいいんです。壁一面に張り巡らされた新聞は韓国から70年代のものを取り寄せたと聞きましたが、当時まだ新聞には多くの漢字が使われていて遠めに見ると日本の新聞のようにも見えるんですね。それがなんとなく安心できる一つの要因かもしれません。

また、スタッフがイケメン・美女揃い。これはぜひ訪問して確認にしてください(笑。なお、ポチャとは屋台という意味らしいです。韓国料理店は耳に残る店名が多いですね。
posted by 伊藤章良 at 19:31| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月19日

いとう:土地(大久保)

そうか、あれから何度も「福竹」には足を運ばれているんですね。わりとお近くだしなあ・・・。

前に焼肉の時にも書きましだか、結局お母さんの説得力ある解説を聞いてみると、自分の焼き方は今までなんだったんだとガックリ来ますね。特に大阪時代は、お好み焼・焼そばの名手と自称していたものですから(汗)、意識が根本的に変わりました。

では、今度こそ先週末に食べたチヂミについて紹介しましょう。
その店は大久保にある「土地」という韓国料理店。店名もユニークながら、すべてにユニークな店で一部に熱狂的なファンもおられるとか。

まずはその安さにあります。大久保駅を降りて「土地」に向かう裏通りは両側に居酒屋・中華・カレー店等が並ぶのですが、その時点でそれらの店も尋常じゃなく安価。そして韓国料理の「土地」も、一品料理はそこそこの値段ですが、飲み物は、生ビール・サワー類など全て200円台。

ぼくたちは(一応5名以上限定とのことですが)飲み放題のコースを選択。焼酎、マッコリ、ビール、その他ソフトドリンク全て飲み放題。料理は、キムチ・ナムル、チャプチエ、水餃子、プルコギ、トッポギ、チヂミ2種類(チーズと山芋)、豚バラ焼肉、普通の野菜サラダ、チゲ鍋(インスタントラーメン入り)で、一人4000円(去年まで3500円だったらしい)。これらの料理が、ヒトの胃袋をまったく斟酌しないほど大量に出てきます。しかも1.5時間ぐらいの間に(2時間制なので)。

韓国料理は本場を知らないし、日本で食べる場合、味の画一的な料理が多くすぐに飽きてしまい、個人的にはあまり好みではなかったのです。でも「土地」のコース料理は、さすがに味や流れに緩急や工夫があり最後までワクワクしました。特に、山芋のチヂミは、大阪風お好み焼の原点を感じさせる(どちらが先か詳しくは分かりませんが)印象に残るもの。ただ、本当に尋常じゃなく量が多く、しかもオモニの味とのことで(つまり家庭料理の延長で)どの皿も非常に甘いので、より一層たくさん食べることができません(残念ながら)。

お酒もかなり飲みましたが、強烈に腹いっぱいで「酔い」というものを感じず(笑)、健啖家を自認するぼくですが、久しぶりに食べ疲れました。

もうひとつ残念なことは、その安さに釣られた客層が少々ひどいんです。いわゆる中目黒の「鳥小屋」や「ミキータ代官山」で感じられるような若い世代の暴走ではなく、厚顔無恥なおばちゃんとでも例えますか・・・。結局インスタント食品やセントラルキッチンでの企業努力で安価となる居酒屋チェーンと同じ扱いになってしまうようで。

そんなに広い店でもないのに、拍手をしながら「いっき、いっき」と掛け声をかけたり(今や化石のような飲み方 笑)、韓流スターの写真集を回し見て「ぎゃっきゃ」と喜んだり・・・。

おいしいものをたくさん食べようとの気合で来ているのはウチらだけ?! みたいでした。
posted by 伊藤章良 at 17:52| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月25日

さとなお:ル・クロ(札幌)

>さとなおさんは次回から「絶倫コース」を注文できるわけですか?
>ぜひ連れて行ってください(笑

いえいえ「名門」はそんなに甘くありません。なにせ「名門」ですから。常連になるのはまだ当分無理です。もしご興味おありなら、また常連の方に頼んでみます。ご一緒しましょう。

では、ボクはワインつながりで、札幌の「Le Clos(ル・クロ)」を。

まず初めに札幌で人気のオシャレな焼鳥店「しろ」があり、続いてやはり札幌で人気のワインレストラン「ブラン」があり、そしてこの店「ル・クロ」が円山に去年新規開店。全部同じオーナーの経営だそうです。そう、店名を白と黒でシャレてるんですね。

ここ、基本はワインレストランなのですが(店名がClosですから)、二階はカジュアルな「フレンチ焼肉」になっています。店に入るといきなり丸く切られたアクリルの床があり、地下のセラーが見えたりするのに驚きながら二階へ。シンプルな空間が広がっていて、各テーブルに焼肉のロースターと網が作りつけになってます。煙はほとんど立たないのでオシャレをしていっても大丈夫。

フレンチ焼肉と聞くと思い出すのは六本木にあった「焼肉フランス人」ですね。
あ、すいません、共通点は名前だけですね。ええと東京で言ったら銀座「ヴァンピックル」が草分けでしょうか。銀座の「パプリカ」もうまいですね。でもこの「ル・クロ」はまたそこから一工夫してまして、フォンにつけて食べさせたり、下味やスパイスの付け方を凝っていたり、いろいろ楽しいです。

それと焼肉以外のメニューもとてもいいです。
最初にでるスープ、〆の海老そうめん、そしてチーズ、デセールがそれぞれ絶妙にうまいんです。
特に面白かったのは海老そうめん(?)かな。海老を練り込んだ細麺を海老味(アメリケーヌ系)の冷たいつけ汁につけて食べるんだけど、甲殻類のうまみが、残してあった白ワインに合ってうまかったですねぇ。特にリースリング。これ用に白ワインをグラスの底に少しとっておくと良いです。

肉はミスジやらイチボやらシマチョウやらテッポウやら、十勝牛とかの凝った部位が凝った味付けでどんどん出てくる上に、北海道産の豚や羊や鶏も出てきます。オーナーが撃ってきたジビエも出てくるようで、そういう日に当たったらラッキーです。

酔っていたのでいまひとつ記憶が定かではありませんが、クミンの香りをつけたシマチョウや、オレンジの香りをつけた羊など、うすーく味がついているのを網で焼いて食べる楽しさはなかなかのものでした。意外な美味に驚かされます。

そして特筆すべきはワイン。
安いです。東京の半分以下、という値付け。
行った日はちょっと異様に盛り上がり、77ヴィンテージの人がいたので、77のヒューゲル、77のラトゥールと行き、66のタルボ(66ヴィンテージの人もいた)と来て、最後に71のイケム(71ヴィンテージの人もいた)を飲みました。まぁ安いとはいえ贅沢しすぎですが、特に66のタルボと71のイケムの凄さが際だってました。あれには参ったなぁ。

あ、そうそう、金土は朝4時までやっているそうなので、札幌で夜中に使う時にもいいですね。カウンターもありましたし。
posted by さとなお at 19:22| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月19日

さとなお:名門(四ツ谷)

では、ボクも四ツ谷つながりで、焼肉の「名門」を。

ここはなんか紹介するのに迷う店なんですねー。
どう書こうかなぁ。

というのも、経験者はみんな「普通に食べると普通の店だけど、常連相手の絶倫コースだけはすごい!」と言うんです。
で、ボクが食べたのも常連相手の「絶倫コース」。
たまたま常連さんと伺ったのでそれが可能だったのですが、このコースは確かに「とってもうまい」のです。んでもって「実に楽しい」。でも普通のひとは食べられないし…、中村店長と相性がうまく合わないと苦痛と化す可能性すらある…。

ということで、常連さんと一緒&中村さんと相性が合う、という前提で限定的に書いてみたいと思います(常連でない人がそのコースを頼んでも「そんなのありません」と素っ気なく言われるそうです。見事に差別する店ですね。そういう店はもともとボクは好きではないので、それも微妙なのですが、それでも書きたくなるくらいうまいし楽しいので)

この店、見た目は普通なのですが、以下の特徴があります。

・絶倫コースで接客してくれる中村店長の話術がすさまじい(漫才系)
・内臓系の新鮮さ&絶品さがすばらしい(マジうまい)
・有名人大好きで店中サインだらけ(ここまで徹してると潔い)

で、まずは中村店長ですね(その話術が受けて、ヤッキー中村という名前でCDを出すくらいです)。

一から十まで面倒を見てくれます。
肉の説明はもちろん、「勉強して帰って」とマニアックな牛肉知識を図解付きでいろいろ教えてくれ、すべての肉を焼いてくれ、ひとり漫才で笑わせてくれ、歌ってくれ、「アレグリア〜」とマジックショーみたいなこともしてくれ、踊ってくれたりもします。

一例をあげると、サガリにワサビをつけながら「♪ワサビ馬鹿よねぇ〜」「♪わーさびピンクのサウスポー」「♪あなたがワサビにくれたもの」とか早口で歌って自分でオチつけてサッと去っていくような。
他にも、卑猥なカタチに切ったミノを箸でつつきながら各国語でもだえて見せたり、大腸の脂に火を移して「アレグリア〜」とか「ハリーポッタ〜」とかやったり、塩を振るのに「ナイアガラ〜」とパフォーマンスにしたり、特製のタレをSTSS(スーパー・トップシークレットソース)と呼んでしつこくギャグにしたり、芸能人があれをこういったこれをああいったといううわさ話をしたり、慣れてくるととても楽しいですね。楽しんだもの勝ち、みたいな。
最後には長さ2メートルのコプチャン(小腸)をイスの上に立って天井の高さから吊るすパフォーマンスをしてくれます。そしてラーメンのあと、単なる明治の棒アイスを「超高級イタリアンジェラート」と呼んで給してくれます。まぁ突き出しから送り出しまで、すべてにギャグ。元気な時でないと反応できないくらいオンパレードです。

で、肉についていろんなTIPSを教えてくれるのもなかなか楽しいです。
つきだしの野菜からしていろんな蘊蓄。その後、テールの脂の剥がれから和牛を論じ(和牛は脂を全身に回しているからテールも剥がれる。是非は別にして)、レバーの血で新鮮さを見分けるコツを諭し(血が皿の上で固まる=血小板がちゃんと働くくらい新鮮ということ)、絵を描いてサガリとハラミの違いを教え(サガリとハラミはセット売り。だから混ぜて出す店が多い。ここは違う)、といった具合。部位の見分け方や味なんかももちろん教えてくれます。教養好きには特に楽しいでしょう。

肝心の味はといえば、まず驚いたのはセンマイ。これは絶品。いままで食べた中でもトップクラス。
それとレバーやミノも良かったなぁ。サガリも凄かった。シマチョウ(大腸)も良かった。
あ、あと、タンの根元の片面焼き。両面焼きと両方食べさせてくれるんだけど、片面焼きの素晴らしさには絶句しました。
もちろんふつうの正肉もちゃんとしてました。でも内臓系の驚きに比べると普通だったかも。

値段は、飲んで15000円前後(絶倫コースで)。
内容と話術を入れれば適価かなぁと思うけど、中村店長と相性が悪いひとにとっては高いかも。
まぁお知り合いで常連さんがいらしたら、お願いして一度は連れていってもらうといいかもです。
posted by さとなお at 17:38| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月12日

さとなお:金竜山(白金)

>ワインもコップで提供するようなカジュアルさですが、

あ、そういう店、意外と好きですよ。
コップワインにはタンニンが強いのが似合いますね。

さてと、久しぶりに東京の店を書こうかな。焼肉の「金竜山」に10年以上ぶりに行ってきたです。

以前はそんなめちゃめちゃに混んでなかった記憶があるのですが、いまでは2〜3回転しそうな勢いですね。予約がほとんど取れないらしく、友人に「プラチナ・チケットだねぇ」と言われました。取ってくださった方に感謝です。

10年以上前の印象は「とろとろとろけて気持ちいいけど、ちょっと頼りない感じ」という漠然としたもの。おいしいけど意外と再訪意欲がわかない店でした。

今回は「頼りなさ」は感じなかったです。実にうまい。でも再訪するかどうかはわりと微妙。

いや、多分に個人的好みの問題ですね。
もともとサシが多めに入った肉を好まず、力強いレッドミートが好きなので。
というか「鮨のトロに似た勝負の仕方」がボクはあまり好きではないのかもしれません。特上ロースや中カルビ、上タン塩などが口の中でとろける絶妙さは抜群なのだけど(特に中カルビは完璧)、これにもうひとつ「肉特有の荒ぶる魂」みたいのが加わればなぁ…とか食べながら思っていました。

でも脂のあっさり加減はさすがなものでした。いい肉使っているなぁ。高いという人も多いらしいですが、こういう肉質なら適価だと思いました。ビールを自分で出してきたりするのは別に気にならない、というか好きなタイプ。サービスが多少ぶっきらぼうだったりすると言う人もいますが、ボクは感じなかったです。

この店は「薄切りの大判」で、肉の「柔らかくとろける快感」を追求しているので、この店にボクの好みを望むのは傲慢ですね。この店はこの店で完璧に完成されていてとても良い店でした。ただ、ボクが好きな方向性がまたまた強く(狭く:笑)定まってきた気がする、というだけ。

サシ系柔らか系がいまいちなのは伊藤さんもだった記憶がありますが、どうでしたっけ?
posted by さとなお at 19:13| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月26日

さとなお:炭火焼 八仙(札幌)

へぇ、良さそうですね。名前的に神戸牛なのでしょうか。

じゃあ今日は肉つながりで、札幌の「炭火焼 八仙」をご紹介。

ボクはジンギスカンに明るくなく、北海道の郷土料理としてしか認識してなかったのですが、いろいろ聞くと、あれって戦争と深く関わっているんですね。
もうご存知だとは思いますが…。厳寒地用の軍服の素材として羊毛を活用すべく始まった「綿羊百万頭計画」で、一気に種羊場が出来たのがキッカケだったようです。羊毛を取るために飼育した結果発生する羊の肉を、なんとか食料として活用しようとして、中国の羊料理をもとに日本人に合う料理方法が考えられ、ジンギスカンと名付けられたとか。羊毛を取るのが目的だから、もともとはラムではなくマトンを使っていたのでしょう。

いまでは北海道の郷土料理になってますが、それは種羊場があったからだそうです。
同じように種羊場があった長野にもジンギスカンは(違う味付けで)残っているとか。
でも、日本で初めてジンギスカン専門店が出来たのはどちらでもなく東京の高円寺だったそうです。「成吉思荘」。いまではもうないようですが。

さて、この「炭火焼 八仙」ですが、塩ジンギスカンの店です。
サフォーク種の肩ロースをタレではなく塩で味付けしてあるだけ。わりと厚切りしてあるそれをジンギスカン鍋ではなく炭火の網で焼くわけです。まぁなんつうか、タレにも漬け込まず、ジンギスカン鍋も使わないので、これってジンギスカンと呼んでいいのか?って感じではありますが。

でも、タレを使わないだけあって、羊の香りがとてもよく鼻に届きとてもうまいっす。
ジンギスカンはタレがどうもくどいと思っていたんですが、塩だと羊の味そのものが味わえてとても良いですね。羊好きなら普通のジンギスカンより満足すると思います。
羊だけでなく牛もいろいろあるんですが、それらも基本的に塩で焼く。野菜も魚介も塩で焼く。シンプルでとてもうまいです。

あと、焼酎の品揃えがよく、いろんな珍しい焼酎が置いてあるので、渋いご主人と相談して決めると良いですね。こぢんまりした店で大人数は入れないので予約必。店内は10人強しか入れないんじゃないかな。外にもテーブルがあり春夏秋は外テーブルも気持ちよさそうでした。
posted by さとなお at 17:56| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月24日

いとう:神戸屋(新宿御苑前)

>なんとか復活しました。ご心配かけました。

それはよかったです。でもぼくたちの場合、比較的原因がはっきりしているので、まあ気が楽ちゃー楽ですけど(笑)。

>ここ数年、ボクは断然「奇珍」ですね。

キッチンかぁ。横浜らしいネーミングですねえ。
しかも大正時代からあってなお、モダンな感じがするところも横浜してますね。つい最近、中華街周辺でオススメない? と聞かれたばかりでした。ここを知ってればなあ・・・。

で、今回ぼくは焼肉です。これまた新宿御苑前が最寄の「神戸屋」
ここは、ぼくがときどきチェックして結構信頼している個人の方の焼肉ランキングサイトで、新宿一と書かれていた店。仕事関係でこの界隈によく行くので、「神戸屋」の前は何度も通っており存在は知っていました。ただ、チープなカラーのメニューが入口付近に並べられウマそうな感じがせず、「神戸屋」なるありきたりの名前もあいまって、ごくごく一般的な焼肉店にしか見えなかったのです。

でも今回は、信頼するサイトの後押しがあり、迷わず入ってみて大正解。
ここ数年行った中でも相当上位に入るすばらしい店でした。

まず、大変安価な代表的部位の肉から、ミスジ、ザブトン等の和牛の希少部位までずらっと揃えられていて、希少部位はもちろん、安価な肉もとても上質で旨い。なにげなく箸休めで注文したナムルやチヂミもやさしい味でぼく好み。シメは冷麺が定番なぼくも、久しぶりにビビンパにしてみました。

また、当たり前のことなんですが(ても、当たり前じゃなくてぼくはときどき憤慨しますが 笑)、生ビールがキチンとおいしい。ぼくは生ビールは最初の一杯だけで、それ以降ビールが飲みたいとビンに切り替えるんですが、「神戸屋」では何杯も生ビールをおかわりしてしまいました。

それと、スタッフが男前でとても感じがいいんです。そんなに混んでいるとは考えず予約なしで行ったところ、予約で一杯ながら一応時間制でもよろしかったら・・・、と快く迎え入れてくれ、注文が早く通るように配慮。辞する際もスタッフ数名で見送り、こんどはぜひ一本お電話を、とカードをいただくなど、終始高いホスピタリティを発揮しておられました。

入口のメニューの出し方とかもう少し工夫したら・・・と、少し話して帰ろうかなと思ったものの、今でも予約で一杯(そんなに席数は多くないので)だし、これ以上混んでも仕入れにも影響するのかもと、余計なおせっかいはやめました(汗)。
posted by 伊藤章良 at 13:57| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月28日

いとう:ミヤチク(宮崎市)

天候大荒れの宮崎に出張をしていました。
日があいてしまってすみません。
ということで、カレーの話から一転して・・・。

宮崎といえば、シーガイアなる今の時代には信じられないぐらいバブリーなホテル兼コンベンションホールがありますが、そちらでのカンファレンスと、タイガーウッズも毎年来ている超有名なフェニックスカントリークラブでのゴルフコンペの仕事です。というと聞こえはいいけど、ゴルフには一切興味はないし、全国放送のニュースにもなった宮崎の悪天候で、東京や大阪から飛んだ飛行機が着陸できず引き返すというアクシデントもあり、もうヘトヘトでした。

でもねえ・・・、フェニックスカントリークラブはゴルファにとって本当に憧れの地になんですね。大雨の朝でも皆さんとても楽しそうに参加されていて、キャンセルもゼロ。クラブハウスもとても立派で歴史を感じます。ダンロップフェニックスオープンで優勝した有名ゴルファの写真がたくさん貼り出され、さすがーという感じ。スタッフのホスピタリティもすごく高い(朝6時過ぎに行っても、クラブ内の全てが機能していました)。

ただねえ・・・。フェニックスカントリークラブの飯がまずいんですよ。レストランスタッフの態度も横柄。メニューもかなりいい加減。これには心底驚きました。ゴルファにとっても飯なんてどうでもいいのかもしれないけど、ぼくはそれが一番の関心事なのでがっくし(笑。

さて、こういった仕事ですと、毎食弁当(弁当じゃなくてもいい場合もあるんだけど、何せ時間との戦いなのでサッと食べられる弁当を選んでしまう)なので、最後の日は打ち上げ兼ねて肉でもと色々調べた結果、東京にも出店している宮崎牛のステーキハウス「ミヤチク」にしました(こういった店選びは、偉いとか新人とかにかかわらず、どこでもいつでもぼくの役割であります 汗)。東京銀座の店も未訪だけど、以前さとなおさんも紹介していた佐賀牛のお店「季楽」みたいなアンテナショッフなんだと思います。

ただ、ネーミングのセンスというかこだわりには、宮崎と佐賀でずいぶんと差がありますね(笑)。どちらがいいのか専門家のさとなおさんに聞いてみたい気もします。ただ「ミヤチク」とは、宮崎県畜産なんとかの略だろうからなあ。

「ミヤチク」は、宮崎空港からフェニックスカントリークラブに向かう有料道路に入る手前にあり一見ファミリーレストラン風だけど、近づくとアメリカ大都市の郊外にでもありそうな立派な佇まい。店内も余裕のあるレイアウトです。

ところで、和牛としては神戸や松坂が有名にもかかわらず、国産牛の出荷は全国で鹿児島が1位、2位が宮崎なんですってね。知りませんでした。そんな純粋な宮崎牛(黒毛和牛)を食べさせる店。血統書ならぬトレーサビリティ付き(牛個体の生まれた場所や育った肥育場、食べたえさなどが全てわかる)。

まー、いい肉でうまいんですけど(しかもさすがにリーズナブル)、すごくオイリーでした。あそこまでサシの入った肉は個人的には(本当に単なる個人の好み)つらいです。ステーキハウスらしくサラダバーが食べ放題で、そのサラダバーがとてもいい。単なる野菜とドレッシングだけではなく、料理として完結するような手の込んだメニューばかりで何度もおかわりしてしまいました。
posted by 伊藤章良 at 18:45| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

いとう:焼肉ジャンボ(白金)

>関西では昆布をコブと読むことが多いので、この店が大阪にあったら「誰が小太りやねん!」って道行く人が全員看板に突っ込むでしょうね(笑)。

ぼくは関西人ゆえ「こぶとり」だと信じて疑わなかったです(笑)。普通は「こんぶとり」なのですか。すしダネの場合、コブジメ? コンブジメ?

したがって、小太りというイメージにも至りませんでした(貧困)。ところで、店主は全然太ってません。かなりイケメンです。キャラ的に言えば、映像ディレクター系。

さとなおさん、お忙しそうですね。
というわけではないけど、今日は久しぶりに外した店でも書こうかな。

都営新宿線沿線の篠崎、しかも駅から相当遠方にありながら、焼肉通の間で大評判の「ジャンボ」が白金に新店舗を出しました。分かりやすく言うと「ラビラント」の近くです。で、早速(でもないけど)行ってみました。

なんだかよく分からない店でした。
まず、入店するととても広い待合室(普通にテーブルを4卓は置けるぐらい)があるんです。不鮮明なハリーポッターの映像が流れていたりして・・・。なぜここでも肉が食えるようにしなかったのか。店のレイアウトとか消防法とかの規制がわからないので一概に断言できませんが、はっきり言ってムダ。

ダイニングに入ってみると意外と狭く、騒がしく、隣りともツメツメ(一部ボックス席があり、奥には個室を設けているようだけど)。そのわりに不自然なぐらい厨房が広い(というか、焼肉屋なのにオープンキッチン?)。肉を切ったり、石焼ビビンバを作るぐらいの調理になんでこんなスペースが必要なのか・・・。

飲み物はと聞かれ、瓶ビールを頼むと、今日は瓶ビール売切れです、とのこと。ビールが売切れの焼肉店は生まれて初めてです(もちろん生ビールはあります)。あんなに大きな厨房があるのに冷蔵庫はないの?

今日の裏メニューとして、小さなメモに書かれた肉の希少部位をつらつらと紹介されます。みんなすごく高くしかも横紋筋ばかり。平滑筋(内臓系)を期待していたのにー。こんな環境では、高くてオイリーな部位を食べる気にはならず。

大阪の標準的な焼肉店を訪問した後だけに比較しやすいんだけど、肉は大阪の方が上質、もちろん値段も安い。篠崎本店の店主は関西人なので白金出店に際してはどこかお江戸の資本が動いたかなあ・・・。一方、ミノ、ハツ、ホルモン等の定番モツは、なかなか美味しかったですが。

スタッフは、元気も愛想もいい。でも、頼んだことが1回でできたのは、ほとんどなかったです(苦笑)。

とにかく、若い人たちで超満員。情報って怖い、と改めて感じました。
posted by 伊藤章良 at 11:34| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月09日

いとう:久慈清商店(中目黒)

>お母さんと行かれた焼き肉店が気になりますね。どういう店を選ぶのでしょう。

けっこう普通ですよ。梅田の「明月館」、新地の「食道園」、それと母のプール友だちが経営する店(名前失念。すみません)ぐらいかな。家の近所に行くこともありますが。回りに若い人がたくさんいて大声でつまらない話をしている店には母とは行きにくい(誰とでも行きにくいですけど)ので、オーソドックスな所を選びます。

>進化が早い日本の客を相手にするレストランは大変だなぁ。

と、同時に情報や食材の流通も早いですからねえ。旬の食材でもどんどん使われる時期が早まって、改めて「旬って何?」と思わせる部分も。今年も白アスパラを何度か食べましたが、自分が国産・輸入物を含め旬だと覚えてた時期とはかなりずれていたなあ・・・。ま、春野菜なのは間違いないので、毎回新しい季節を感じていましたが。

焼肉つながり、ではないんですが、大阪の焼肉は、東京の焼肉と比べ大きく異なる点が二つあります。一つは値段。これはどうしようもなく、牛肉が「肉」である関西と豚肉が「肉」である関東の意識の違いかとは思います(大阪では、肉まんのことを豚まんと言いますからねえ)。

それともう一つ、ぼくにとって大きいのがタレ。
東京の焼肉のタレは甘すぎます。相対的に東京の味は甘めというか甘味の強い料理が多いですが、焼肉のタレは顕著。かなり苦手です。東京で焼肉を食べるときはほとんどの肉を塩で注文するし、タレにも、タン塩でついてきたレモンをたっぷり絞りコチジャンも投入、それでもまだつらい感じ(笑)。

で、ぼくにとってこの二つのウイークポイントを解決してくれるのがジンギスカンですね。もちろん肉の種類は異なるけど価格は安い。そしてタレが甘くない。大阪で焼肉に行ったばかりというのに、東京に戻った日の夜、ジンギスカンに行きたくなりました。肉系はあとを引くのですよ(と、勝手な理屈)。

連休最後の日なので開いている店も少なく選択肢に困ったけど、なんとか探り当てたのが「久慈清商店」。中目黒、渋谷界隈で多店舗展開しているあぐりグループの一店。

最初から最後まで他の客は誰も来なかったけど、不思議なキャラのおばちゃんが1人で店番をしていて、チェーンとは思えないスタンドアローンないい雰囲気でした。ペットボトルに入れたタレをポンと一本渡されるところもよかったな。肉や野菜はそれなりですが・・・。

店を出るときに「こちらのショップカードください」とおばちゃんに頼んだら、「ショップカードないんだけど、もう辞めた子の名刺ならあるよ。これ持っていって」と、渡されました。うーん、改めてチェーン居酒屋が経営している店とは思えない・・・。
posted by 伊藤章良 at 12:00| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月20日

さとなお:ホンチョ・ぶるだっく(渋谷)

すいません。金土日と三日もさぼってしまいました。みんな「FF Xll」が悪いんです!(泣)

ま、気を取り直して。
例の「ぶるだっく」、食べてきました。「HONGCHO(ホンチョ)ぶるだっく」
渋谷の井の頭線乗り場からほど近いビルの2Fにある店です。

店は相当カジュアルで、「鳳雛チムタク」よりもずいぶん大衆的。
いろんなメニューが並んでおり、ちょっと悩むのですが、昼だったので「ぶるだっく定食」を頼みました。
メニューには「ランチは辛さ控えめ」と書いてあるので、「すいません、夜と同じ辛さにしてくれますか?」とリクエストしたら「あれ? 昼と夜、辛さ変えてませんよ」とのこと。どっちやねん。でもとりあえず辛さは自由に指定できそうでした。

店のいろんなところに激辛と書いてあるので、少々びびりながら「夜と同じ辛さ」をオーダー。

すぐ来たソレは一口大に切った鶏肉が10切れほどと、ごはんとスープとキムチ。見た目ちょっと寂しい感じ。大食の人は大盛を頼んだ方がいいかもしれません。

この「ぶるだっく」は(サイトによると)「一度蒸し焼きにした鶏肉を秘伝のタレにからめて直火焼きしたもの」とのこと。そしてそのタレは激辛で「味において韓国でも最高レベルを誇る青陽唐辛子を使用しています」とのこと。で、「口に入れたときは甘辛く、後から辛みがやってくるオリジナル激辛ソース」と続いてますが、これがね、ホントにそうだった。

まず一口食べる。
アレ、辛くない。なーんだ、激辛って言ってもその程度か、と安心して二切れ三切れ食べ進む。
すると、四切れ目くらいから急に口の中が燃えます。
ボッ!
うわっ!
ぶわ〜〜っと汗も噴き出し、あわててご飯とスープで口を薄める、みたいな感じ。

でも、同じ辛いにしても、スンドブとかキムチチゲに比べて、鶏の甘さとプリプリの食感があるので辛さが鋭角的ではないですね。その辺なかなか好ましく思いました。

韓国でなんと160店舗オープンするほど一時流行ったこのぶるだっく。
一度は体験しても損はないと思います。流行った料理って一度は食べときたいですもんね。

ちなみに、チムタクとぶるだっくだったら、ボクはチムタクの方が好きかな。
甘辛な具合が奥深いのと、太い春雨が相当うまい。
料理としての完成度が一枚上を行っている気がしました。
ただ、お酒とともにワイワイ食べるならどっちも楽しいのは確かです。
posted by さとなお at 17:34| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月15日

さとなお:鳳雛チムタク(渋谷)

「八百千代」は小さな小さな八百屋さんで、しかも最近改装して実に普通の趣になってしまったので「え?ここが?」ってビックリされるかもしれません。でもぬか漬けは是非に。

さて今日はキムタクならぬチムタクを。「鳳雛(ボンチュ)チムタク」という渋谷のお店。

韓国ですごく流行っている鶏の炒め煮の店が日本進出したみたいですね。
ただ、ソウル在住の女友達ホジヨンさんにメールで聞いたら「韓国では2〜3年前にものすごいブームになって亜流もたくさんできたんですが、今は”かなり”下がってしまっています。」とのこと。

ついでなので、彼女のメールをもう少し引用すると、

「ボンチュ・チムタク」は私もとても好きです。^^
もともと「チムタク」という料理があってそれをブランド(ボンチュ)化したわけですが、おいしいです。^^

醤油の味付けに激辛の干した唐辛子を使いますので、口の中が知らないうちにひりひりするのが特徴ですが、日本では少し日本人向けに味を変えたのかもしれません。
「ボンチュ・チムタク」が日本にまで広がっているとは思いませんでした。
(ちなみに、個人的には「チムダク」の方が表記としては韓国語の発音にもっと近いと思います)

韓国の安東地方の郷土料理みたいですね。
鶏一羽をぶつ切りして、野菜や春雨と甘辛く煮込んだもの。
鶏が甘辛くてすごくクセになる味。野菜はサクサクと気持ちよい歯ごたえでこれまたうまい。よく出来た料理だと思います。春雨に煮汁が染み込んでこれまたとてもうまいのですが、この春雨は平麺状でいい食感です。

ボクはチムタク、とても好きになりました。
(昼にはチムタク丼があり、945円でスープ、キムチがついてお得だし量もあるしうまい)
渋谷のパルコやハンズがあるあたりのビルの3Fです(宇田川町13-16コクサイビル3F)。

ちなみにそのメールには後があるのでもう少し引用。

最近ソウルでは ーこれもまたひとブーム過ぎたという感じではありますがー 「ブルダク」(直訳すると「火鳥」)が流行っています。言葉通り燃え上がるほど辛い鶏肉だということでついた名前ですが、見た感じは「春川タッカルビ(ご存知ですね)」に似ています。

「ボンジュ・チムタク」みたいに代表性のあるチェーン店があって「ホンチョ・ブルタク」が一番おいしくて有名です。チクタクに比べると激激激激激辛ですが、辛ささえOKであれば超お勧めです。^^
上にモッツァレラチーズを乗せているのがとてもおいしいですよ。

とあり、追伸で

メールお送りしてからこういうサイトを見つけましたのでご参考までに。
http://www.booldak.co.jp/

おお! 渋谷・道玄坂に進出している! 行かなくちゃ!
posted by さとなお at 08:34| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月22日

いとう:びーふてい(中目黒)

>一部では広島焼と言われてますが、地元ではそんな呼び方しないようです。

そうなんですね。ぼくも何気なく広島焼と書いてしまって、シャオヘイさんが指摘してくれたことがあります。広島風お好み焼こそ、広島では至るところにあって圧倒的ですよね。そういえば「八昌」の東京店が経堂にあるそうなので、今度行きましょう。

なんとなく「八」が付けば、「八昌」系なのかなあと思って、中目黒銀座にある「八じゅう」というお好み焼店に入ったのですが、全く関係なさそうでした(笑)。でも、ここもなかなかいい店でしたよ。ということで、今日はここではなく同じ中目黒の焼肉店「びーふてい」です。

「びーふてい」は超有名焼肉店の一つでよくご存知かと思いますが、予約を受け付けてくれないので、なかなか行く機会がなく今回初訪問。休日で時間に余裕があったし夕方から冷やかしてみるか、みたいなノリで出かけました。着いた時はまだオープン30分前。でも、名前を登録できるようになっていて、すでに5組ぐらい書き連ねています。オープン時間に戻るともう行列が・・・。ぼくたちは名前を呼ばれて入店したものの、店の外には次に回された方の列が残っているようです。

座って、まずビール、そしてホルモンの盛合わせ、刺し、ナムル、キムチ・・・、ハラミ、カルビなども入れときますか、とぼくなりには順当に頼んだもののなんとなく違和感が。そう、この店では、横紋筋、つまり赤みの肉を中心に選ぶべきでした。とても安いし旨い。何気ない普通のロースが特に秀逸。

一方、普段なら初めに出てきそうなホルモンの盛合わせは、ずずーと後で申し訳なさそうに出されるし(たぶん、ぼくたち以外は誰も頼んでいないようでした)、お酒の種類が極端に少なく、肉の安さに比べ大変に高いのです。皆さんアルコールは頼まず、ご飯を食べてサッサと帰る、苦労して入店して割にはそんな風で回転も速い。なるほどー。これはぜひ、今急増しているジンギスカン店でも見習って欲しいシステムだなと密かに思ったりしました。

加えて、「びーふてい」のサービス対応は実に気持ちよく、混んでいるのでタダでさえイラつきがちな客をとても上手に笑顔でさばきます。自分の来るとこじゃないかなあと面食らいながらも、こんなサービスならまた来たいと感じさせる、それもまた人気の秘密でしょう。

posted by 伊藤章良 at 16:29| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月04日

いとう:さっぽろジンギスカン金の羊(新橋)

「リトル小岩井」「ジャボネ」ほど濃い味付けではないのですね。それは朗報です。ぜひ行ってみたいです。「ジャポネ」も時々食べたくなるのですが、塩がキツすぎて食べた後いつも後悔するので(笑)。

秋葉原の「BUSY BEE」。知りませんでした。インド料理も近ごろはイタリア料理同様、北と南を意識的に分けているところが多いですね。最近(とくにヨドバシカメラができてから)秋葉原から足が遠のいてしまいましたが、わざわざ出かける価値のありそうな店で期待大です。

さて今日は、ブーム以降にできたジンギスカン店のなかでも最高峰と言われている「金の羊」「金の羊」は、札幌で「だるま」と並び称せられる名店「さっぽろジンギスカン」の暖簾分けのようです。詳しくは分からないのですが、肉のメニュー以外に、札幌同様ネコ飯・いなきび飯・キムチ飯があり、最後に残ったタレをジャスミンティーで割って飲むやり方も同じなので、たぶん間違いないと思います。

肉は分厚く切った生ラム。少々細切れカットもありますが、非常に美味で食べ応え十分。やはり東京で増殖を続ける他店とは一線を画する横綱クラス。上に書いたように、肉や野菜以外の北海道料理店としてのサイドメニューも豊富。にしん漬けやいくらのしょうゆ漬けなども美味でした。サービススタッフもとても対応がよく個性的。さすがにここはアディダスのTシャツは着ていません(笑)。

ただ難点もあります。
それは回転が悪いこと。ぼくたちの前には二組しか並んでいないのにもかかわらず、1時間近く待たされました。結局席について分かったんですが、札幌から流れてきたジンギスカンはお腹一杯晩メシを食べ、終わったらさっさと帰るスタイルなのに対し、新橋の「金の羊」は完全に居酒屋状態。肉を食べ終わって鍋や炭を片付けられてもなお、ちびちびお酒を飲みながら粘っているグループが多かったです。これでは店自体もメニューを安価で提供できなくなってくるだろうし、良心的な店の存続が心配になります。

最後に。
長時間並んで、かなり遅くなってから大量(はっきりいって動けなくなるぐらい)食べたのに、翌朝スッキリでした。羊肉は胃にもたれないというのは本当ですね。深夜メシ派にはとてもありがたいです。
posted by 伊藤章良 at 16:18| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月09日

いとう:焼肉チャンピオン(恵比寿)

軽井沢に避暑ですか。いいなあ・・・。ぼくは軽井沢には寒いとき仕事でしか行ったことがなく(秋から冬にかけては閑散とするのでホテルなどの料金が安いのです)、寒い時期にわざわざより寒いところに行って大変だった思い出しかありません(笑)。しかも、山中の軽井沢にあって不思議に魚が旨い店とか、北海道出身の方がやっているお好み焼き居酒屋とか、そんなところしか食事をした記憶がないなあ(タムラも一度行ったことあるけど)。

ところで「カレー屋nagafuchi」、あの界隈を歩いていてとても美味しそうなので、思わず飛び込んだ記憶があります。なるほど、噂の「アイスカレー」はココだったんですね。確か店主は脱サラで始められたようなことが店内のパンフに書かれていました。ならばこそのアイデアなのかもしれません。

さて、恵比寿の「焼肉チャンピオン」に行ってきました。ここは、飲食業で躍進を続けるピューターズが始めた新しい形態。松栄という鮨屋からはじまって、バー、蕎麦、立呑、スペインバル、炉辺焼、焼肉と恵比寿を中心(しかもほとんど同じエリアで)に展開しています。

鮨屋の「松栄」は勘八を少し高級にした感じだし、バー「松下」「松虎」は雰囲気のみ、蕎麦「松玄」はイマイチ、立呑・バル「18番」もいいんだけど、なんとなく支払い時に高いなーと思う。全て一流じゃないんだけど、それなりにまた行こうかと気持ちが動く魅力を持つ不思議なグループです。

でもそれは、総じてスタッフのレベルが高いからだろうなあ。どの店にいってもとてもスタッフの対応がいいし、個人個人の性別・年齢・個性にあった接客をしてくる。きっと経営者のモチベーションの与え方もうまいんだと思います。そして「焼肉チャンピオン」もまさにそんな感じでした。

和牛(しかもA5)を一頭買い、とのキャッチフレーズのように、メニューには牛の絵が書いてあってそれぞれの部位を図解で示す方法。ざぶとん、とうがらし、いちぼ、ちまきなど、珍しい部位が軒並みメニューにあってとても興味深いのです。ただ一頭買いにしては、タンなどぜひ欲しい部位が欠けていたり、水キムチは氷で上げ底にしてあったりと、少し「?」も感じるんですね。また、モツ系についてくるタレがとても塩辛くモツの味が分かりません(あまり新鮮ではないことをぼやかすためかなあとも邪推してしまいます)。

でも、変わらずとても気持ちのいい店です。オープンしたばかりなのに客もひっきりなしに入ってきますが、どんな客でも分け隔てなく、皆さんに気持ちよく食事をしてもらえるよう工夫して接客しています。日曜日も開いているし二人で7000円強。また行きたいなと思いました。
posted by 伊藤章良 at 16:59| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする