2006年04月08日

さとなお:朝食あれこれ

あ、秘密だったんですか! すいませ〜ん。でも独身女性ファンが増えるかもよ(ホントか?)

新梅田食道街では「やっこ」と「奴」は別ですよ、多分。同じ名前で二軒あった気がします。

ボクは東京に転勤して来てから朝飯の行きつけはなくなってしまったのだけど、あえて食べるならやはり築地場外&場内でしょうか。鮨屋も早朝からやってるし、定食屋もやってるし。

ただ、朝の築地は、殺気立っているのとたくましい男達で溢れているのとで、サラリーマン風情がほわほわ歩いていると場にそぐわない&危ない。仕事の邪魔にすらなります。築地市場に入る前にテンションを上げ、勇ましい自分になってから突っ込んでいく必要がありますね。そういう意味では「眠い自分を甘やかしつつ食べる」みたいな朝飯の快楽が味わえません。

「天きん」、良さそうですね。
そういうオヤジ朝飯屋、好きだなぁ。スタバとかドトールとかでスマートにすませたりするより、そういうオヤジ系で横のオヤジとかの生活を想像しながら食べるのが好きです(笑)。家でご飯出してもらえないのかなぁ、とか。

秀逸な朝飯というと、やはり前にもご紹介した根津の「鷹匠」が思い出されますね。あのクオリティの蕎麦が朝から食べられるというのが本当に貴重です。

あとは京都の「美山荘」。山中温泉の「かよう亭」の朝ご飯が一般には有名だけど、ボクは「美山荘」の方が上だと思いました(季節によるかもしれないけど)。

あとは那覇の「沖縄第一ホテル」の朝食も印象的。
沖縄の珍味がズラリとテーブルに並びます(20皿くらい)。日本一苦い朝食です。胃がスッキリします。ちなみに泊まらなくても食べられます(要予約)。朝飯が二回転する珍しい店(ホテル)ですね。

NYのブランチまで入れるともう少しありますが、それはまたの機会に(ちょっと時間がないので)。
posted by さとなお at 09:42| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月06日

さとなお:朝飯の行きつけ

なるほど「今日も元気です」だけでもいいか。
でも、「対談」ではなく「うまい店対談」ですので、いままでみたいな店紹介を否定しているわけでは全然なくて、そういうのが多くなっているので少し戻そう、みたいなことです。
あまり考えすぎずに参りましょう。

大阪、来週行きます。
新梅田食道街(食堂街ではなくて食道街なんですね。再認識しました)はもう6年以上行ってませんが、あの独特な客層が魅力だったのに、やっぱり変わりつつあるのですね。
東京と違って大阪は「店の魅力の半分くらいは客の魅力」みたいなところがあると思ってます。特にああいう飲屋街は強烈な個性の客が多くて、客ウォッチングが楽しくて仕方ない。ああいう強烈さは他の地方都市とは一線を画していますね。

あの食道街、いろんな名店がありますが、昔わりと朝飯に利用したのが「やっこ」ですね。
カウンターのみの店ですが、朝7時からかやくめしをやっているので、独身時代の朝飯に重宝しました。

あともうひとつ、新梅田食道街の近くにかやくめし屋があって、そっちも朝飯の超常連だったのですが、店名を失念。懐かしいから来週行ったとき少しその辺歩いてみようっと。

ところで、伊藤さんはうらやましき独身生活ですが、朝飯の行きつけとかあるんですか?
posted by さとなお at 12:54| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月04日

さとなお:対談という文脈について

そうでした! このブログも4/1で一年でした。
なんか新しいブログの使い方を、と、ふたりで考えてやり始めたこの対談企画。本当は3人くらいで回そうと話してたんでしたね。

なんとか一年続きましたが、この「対談」という形態はなかなか面白いですね。
相手個人を意識して書く分、店への視点が変わる部分があって自分的にも面白い。ボクはこの店をこう思ったけど、伊藤さんにそれを伝える場合こういう視点で書いたほうがいいかも、とか、いつもの書き方とずいぶん変化がつきます(言葉も丁寧になるし 笑)。

もう少しこの形態で続けてみましょう。


このごろつくづく思うのですが、消費者(もしくは客)は本当に変わりましたね。
ここ1〜2年、ブログが圧倒的に増え、情報の受動的受け手だった消費者の多くが、いまや能動的送り手に変わりつつあります。

ネットのおかげです。
で、能動的送り手が増え、同時に消費者の情報リテラシーが格段に上がった現在、「誰かひとりの意見を信用してレストランを選ぶ」という時代は終わりを告げたと思います。集合知としてのWeb2.0の時代はなおさらです。

もう著名なグルメ評論家ですら、単体で信用されることは少なくなったと思います。
実際、著名なグルメ評論家の言葉より、親しい友人が勧めるレストラン情報を信用する、という人は多いです。

ネット上にいろんな視点でレストランや食の情報を書く消費者が数多く出始め、一般人はそれらの記事を選択できる自由を得ました(昔はその選択肢が少なすぎた)。ネットで検索し、ブログを比較検討し、自分と合いそうな人の意見を読んでレストランを選ぶ。ここ1〜2年、それが普通になったのです。

ちょっと前まで絶大な影響力があったグルメ評論家や著名な食ライターの言葉も、いまでは賢い消費者たちに「ひとつの参考意見」という取り扱われ方をしていると思います。本や雑誌を「きちんと疑う」という消費者が格段に増えたからでしょう。

いまはそういう時代だとボクは思います。
一消費者として、なかなかいい時代になったと思います。

ただ、そういう時代の問題点は、「ひとつの参考意見」としての情報が(検索によって)細切れになり、情報発信者が語りたかった文脈(context)と切り離されて独り歩きすること。

言いたかったことのほんの断片が独り歩きしがちなんですね。
検索でその部分だけ取り出されて判断されてしまう。
いろんな想いと愛情の末にあの店のことをああ書いたのに、その想いと愛情の部分を抜きにした情報単体だけが取り出されて利用され、ひどいときは誤解されてしまう。


いや、何が言いたいかというと、「対談ブログ」という形態って、言いたい文脈と切り離されにくくい部分があってイイな、ということ。

もちろん検索でエントリーごとに切り出されてしまうでしょうが、対談と銘打ってある分、前後の文脈を追ってくれる読者もいるのではないか、と。

その辺がボクの中でちょっとした安心感になっているというか。


ただ、一年やってきて、このごろ話の流れと関係なく店紹介することがお互いに増えてきました。

既出の店が何度出てもいいと思うし、毎回エントリーごとに店を紹介しなくてもいいかなと思うので、もう少し文脈を大切にしてやっていきませんか?

どうでしょう?
長くてスイマセン。
posted by さとなお at 09:26| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月01日

さとなお:eatout.jp

伊藤さん、個人サイト「eatout.jp」、本日オープン、おめでとうございます。
(いや、サイトネームは「伊藤章良の大人の食べ歩き」なのかな。どっちっすか?伊藤さん)

ボクはこれまで伊藤さんを「東京で一番店を知っている素人」とか「元AllAbout大人の食べ歩きの人」とか回りくどい紹介をしてきましたが、これで「東京一の食サイト『eatout.jp』やってる人」とシンプルに紹介できるようになってホッとしています。

いや、お世辞抜きで、東京一だと思いました。その質と量。レストランに対する愛情。エッセイ風のすぐれた紹介…。とてもかなわないです。

がんばって更新してくださいね。←ちょっと不安だ(笑)

ということで、今日は「オープンおめでとう!」だけですませちゃいますが、一昨日ご紹介した「八左エ門」
赤酢ではなくしっかりした米酢を使っているという印象を受けましたが、そんなことをサイトに書いたら「以前は赤酢がベースと聞きました」とメールが来たので、いろいろ混ぜて最適化して使っているのかもしれません。もしくは試行錯誤中かも。
と書いたところ、次のようなメールをいただきました。
あのあと一度八左エ門さんに伺いました。
どうもブレンドしてつかっているようです。
以前はもっとはっきり赤酢だったのですが、確かにほとんどそれを感じさせないようになっていました。
個人的には以前のほうが野性的、個性的で好きなのですが、現在のほうが切れ味はありますね。
ご主人は、“飽きたから”と笑っておっしゃっていましたが。
元々あの方は研究熱心な人で、様々な調理法をされるのでその一環なのだと思います。
とのことでした。
赤酢も流行が一段落して、そろそろ別の流れがくるのかもしれませんね。
posted by さとなお at 19:32| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月13日

さとなお:八百千代(八百屋 at 麻布十番)

沖縄から帰ってきました。
いろんな収穫があったので、またおいおい書いていきます。

>やはり広告会社というのは、部内の飲み会レベルでも「小やなぎ」に行くことができるんですかねえ。

ボクの肌実感としてはアリエマセンけどねー。
時代は確実に変わりました。いまそういうことをやる会社があるとしたらIT系じゃないですか? もしくはネット専業広告会社。
トラディショナル系広告会社だとしたら、たぶんそれ自腹じゃないかなぁ。もしくは何かで部にお祝い金が出て(社長賞とか期末なんとかとか)、いくばくかの軍資金プラス個人のお金を足して行った、とか。部会で経費を使うなんてことはあまり想像できないのが現状だと思いますよ。

それと、経費を使ってフレンチとかに行くと日本の食文化全体レベルは下がる気もします(社用族が跋扈していた時代のフレンチは自腹族にとっては最低でしたから)。「どうせなら経営に苦労している小さなレストランとかに行ってお金を落としてくれたらいいのに」という意味とは思いますが、どうも社用族跋扈時代の悪い印象が抜けなくて(笑)

ま、どちらにしても「小やなぎ」はわりと喫煙率が高くて参るのは確かですね。今シーズンは二回行きましたが、二度とも喫煙率が高かったなぁ…。

あと「小やなぎ」は最後の雑炊、選べますよ。煮込み系と煮込まない系と。
ただ、何も言わないと煮込み系を作ってくれちゃうし、ボクはあの煮込みが好きなので満足しているのですが。


ちなみにニッチ情報ですが、「小やなぎ」周辺に行くときにボクがいつも行く八百屋があります。

「八百千代(やおちよ)」という小さな八百屋で、おばあちゃん(千代さんというのかな)がぬか漬けを漬けているんですが、これがね、いいんですよ。いかにも素朴で、ちょっとジャンクで、懐かしい正しい味。
行くと「今日はカブがいいよ」とか教えてくれて、すこーし話す。おばあちゃんと話すこのほんの数秒がなかなかに至福です。肩の力が抜けて地に足がつく瞬間。

麻布十番に行くときにわりと買うことが多いですね。「小やなぎ」でご一緒する方々にお土産で買っていくことも多いです。100円とか200円の安いぬか漬けなので。んでもってとても喜ばれます。

場所は鯛焼きの「浪花家総本店」(工事中ですね。あの趣はなくなっちゃうのかな。それとも閉まるんでしょうか?)の横の路地を入って次の角を左に曲がってすぐ。いや、もっとわかりやすく言うと、新一の橋から鳥居坂下に向かって歩いて一つ目の角を左に曲がってすぐの右側。確かそれで間違いないと思うけど…。

もしご興味があれば、ぜひ。
posted by さとなお at 23:36| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月28日

いとう:てっぺんについて

ぼくも一言書きたいなあと思っていた「てっぺん」
先にさとなおさんが紹介したけど、さとなおさんの言うとおりで、なんとなく残念というか、痒いところに手が届かない想いで一杯だったので(特に世界最高峰のオペラに接した後では、あまりにも空回りで)もう少し。

極論すれば、ホスピタリティをどこか履き違えているのかもしれないなあと考えます。
朝礼で大声を出して朝から頑張ってきた結果、店内では皆さん声がガラガラ。稽古で大声を出しすぎて本番声がかすれてしまった学園祭の感じ。

そして、さとなおさんも書いていたように、
>「もう、さいっこうのをお作りします!」「めっちゃくちゃうまいです!」と叫ぶんだけど、めっちゃくちゃうまいまではいかない(笑)。

コレもその通りなんだけど、ぼくがもっと気になったのは焼酎のロックを頼んだとき。「ハイィ、焼酎ロック山盛り一杯」と叫ぶんですが、ぜんぜん山盛り入っていないんですね(笑)。おいしい・おいしくないは感じ方の違いとも逃げられますが、このケースでは確実にウソですよ。

それともう一つ。「てっぺん」渋谷店は靴を脱いで上がるのですが、入店時「靴はその場に置いてくださーい。私たちが片付けます」と気持ちのよい対応。一方、帰りがけは「ありがとうございました」の大合唱がそこら中から聞こえるも、誰も靴を出しに来てくれない。どこに片付けたか分からないのに、苦労して靴棚から自分で探すことになりました。

「味のもう一押し」に加え、総括的な対応ではなくそれぞれの方の個性がにじみ出る接客が感じられたらいいかなあーと思う次第です。
posted by 伊藤章良 at 22:25| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月11日

さとなお:中国のワインブーム

へぇ…「Yamato Ya」って移転したんですか。

ボクの親しいヒトがあそこの大行きつけで、何度かご一緒したこともあるし、別の機会に行ったこともあります。いや、宴会に利用したこともあるな。全部で5回くらい行ってます(そういえば、ボクのサイトのリストには載せそびれていたかも)。

当時からワイン中心の中華でしたね。
なんか麻婆豆腐がうまかったのを覚えています。ちゃんと花椒を使っていた気がする。でもさすがにこれはシラーにも合わなかったな。ワインと中華って合わせ方が難しい…。

いま、ワインは中国を中心に大バブルが起こっているようですね。
あの人口で成金たちがワインを買い漁っているのですから、あっという間に高級ワインは市場から消え失せます。

友達に聞いた話ですが、彼が上海に行ってある大金持ちと飲んだとき、「ペトリュスを飲もう!」という話になり、ドでかい蔵からずらりとペトリュスを出してきたはいいが、なんとコーラで割って飲んだらしいです(笑)。この方がおいしい、と。

まぁニセモノも相当出回っているようなので、コーラで割らないと飲めないようなニセモノだったのかもしれませんが、それにしても、ねぇ…。

まぁ日本もバブル期にフランスの高級ワインを買い漁り、相当下品な飲み方をしていたのでヒトのことは言えません。日本が通った道をいま中国が通っているわけです。しかも桁違いの人口がそこに関与している…。

あと数年で五大シャトーとかは数倍の値段のレアものになるかもです。
今のうちに買っておくのも手ですね。もう充分高いけど。
posted by さとなお at 12:25| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月17日

さとなお:社員食堂

広島ですか。来月、瞬間風速的に広島出張がありそうなので「ル・トリスケル」に挑戦してみようかな。ただ夜メシを自由に食べられるのかどうかが未定なんですよねぇ。

中華料理については、ボクは北京にしか行ったことないので実際よくわかりません。
ただ、北京近郊の会社や工場の「社員食堂」で何度か食べているんですよ。メニューはやっぱり中華料理。まぁ社員食堂はマズイ(特に発展途中の国では)と決まってはいるのですが、「一般人が食べているレベル」の一端は感じられたかも。んでもって、ええ、しっかりまずかったです。北京のメシっておいしくないことで有名でもあるので、それもあったかもしれないけど、それにしても…。
ただ、一カ所だけまぁまぁおいしい社員食堂がありました。これはメインディッシュがうまかった。よくわからない具が入った野菜炒めだったのですが、味付けがよく、なかなかのものでした。

全体に中国の社員食堂って木のお箸を洗って使い回すんですが、それが湿ったまま(笑)。ちょっと気持ち悪かったですね。あと、従業員がみんな「マイお茶」を持ってきていて、ワンカップ大関みたいな容器に入れてあるそれをロッカールームみたいなところに置いておき、少しでも暇があればそれを飲みに来るのが印象的でした。

社員食堂は国内でもわりといろんな企業のに行っています。
その企業風土というか、社風みたいのがわかっておもしろいです。というか、組合が強そうなところは社員食堂が充実してますね。

具体的な企業名はあげられませんが、総じて電機メーカーの社員食堂はメニューが充実しています。しかも安い。でかい(広い)。明るい。特に新社屋ができたメーカーとかの社員食堂は一見の価値があります。
食品メーカーなんかだと、その社で売っている商品を食べられたり。スポーツメーカーはやっぱりメニューを体育会的なんです。ただしカロリー表示とかが細かくて流石です。

シアトルの日系企業の工場の社員食堂に行ったことがありますが、これは抜群の環境&メニューでした。まず、良い場所にあるんですよ。緑がいっぱい見える一等地。
で、メニューもサラダ系が充実していて、どれもおいしい。彩りも豊かだし、器とかも貧乏くさくない。パンもおいしかったし。ああいう社員食堂だと働く意欲が湧くだろうなぁとうらやましくなりました。
posted by さとなお at 08:00| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月12日

さとなお:一回パス

いまごろは上海でしょうか。うらやましい。知り合いが上海の「ジャン・ジョルジュ」に行って、「NY本店よりうまかった」と言ってました。上海はいま変化のただ中にいて、いろんな文化が生まれていて面白いでしょうね。

このところ、昼も夜もまったく食事に行く暇がなく、弁当かおにぎりで凌いでいます(このボクが!)。
こんな状態ですので、ほとんどネタが思い浮かばず(というか、悔しくなるので、わざとメシのことを考えないようにしている)、一回パスします。

12月は31日まで仕事がびっっっっっしりですし、夜メシの予定も2.3回しかありません。それもキャンセルしないといけないかもしれない状況・・・。

パスが増えるかも(笑)
posted by さとなお at 21:03| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月14日

いとう:ご報告とお詫び

昨夜、ぼくの「海南鶏飯食堂2」への大量のスパムトラックバック、お気づきになりましたか。そんな大量のスパムトラバをため息つきながら消しているうちに、(少し酔っていたこともありまして)誤っていくつか本当のトラバも消してしまいました。中には批判的なトラバもあったので意図的に感じられるかもしれませんが、純粋に伊藤の操作ミスです。申し訳ありません。

でも、最近意味の分からないスパムトラバも多いし(いつも消す作業が大変)、もともとトラバも実験的につけていたので、今後はトラックバックをお断りし、システム上外そうと思っています。
いままでトラバしてくださった方々、どうもありがとうございました。
特に、何名かなつかしい方のブログを改めて知る機会にもなりました。感謝しております。
posted by 伊藤章良 at 10:41| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月08日

いとう:続けることの尊さ

ジュネーブ出張、南伊での夏休みよりもどりました。
永らく休んでしまって申し訳ありませんでした。
久しぶりのブログなので、AllAboutのことはもちろん、ジュネーブの後回ってきたシチリア、アマルフィ、ナボリのレストランや、東京の新店など、書きたいことはいろいろとあるんですが、さとなおさんの雑談ついでに、ぼくも食から離れた話を少し。

ぼくは、こうしてさとなおさんと対等に対談形式ブログをやっています。確かに、レストランや料理の経験値は同じぐらいなのかもしれませんが、さとなおさんには到底かなわない部分があります。

それは、改めて言うまでもなく、さとなおさんはホームページを使って自分の考えや経験を発信し続けてきた先人であり、今でもそのペースを崩さず10年間ずっと維持し、支持され続けている人。ぼくのような、ここ2、3年で、たまたまヒットの多いサイトを手がけた人間とはキャリアが違うのです。すでに古い表現となりましたが、犬の成長のごとく早いのでドッグイヤーと呼ばれるITの世界では、10年のキャリアはすでに大人と子供以上の差なんですね。

そんなぼくが、ひとつ「よかったな」としみじみ思っていることがあります。
それは、さとなおさんとラーメンの大崎さんを引き合わせたこと。現在AllAboutのラーメンガイドでもある大崎さんも、実はさとなおさんとほぼ同時期に個人で食べ歩きサイトを立ち上げた人。以降、さとなおさん同様10年間休むことなく継続しておられます。

そんなお二人とたまたま共通の位置にいたぼくは、三人で会いましょうと持ちかけました。そして、一番初めに行ったのが「Bingo」というイタリアンだったこともあり、その後も BINGOの会として時折三人で食事をしています。

「Bingo」で初めて大崎さんとさとなおさんが顔を合わせるのを横で見ていて、このお二人は、互いに10年もの長い間個人のホームページを手掛けてきた同士として共感し、リスペクトし合っているんだなあ・・・、ということをひしひしと感じ、自然とにやけてしまいました。

こんなお二人とフランクに食事ができることを幸せに思うし、ぼくたちは、彼らの長きに渡る地道な努力があった後、ブログを初めとしたインターネットの裾野が一気に広がった以降で産声を上げた子供に過ぎないんだよなあと考えます。

取り留めのない私的な話ですみません。
読んでくださる方に、ぼくの意図が伝われば幸いです。
posted by 伊藤章良 at 11:35| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月29日

さとなお:友里さんへ

友里さんへ。

知り合いよりメールをもらい、友里さんのサイトで批判されていることを先程知りました。

ボクのことを信用されてないかもしれませんので、何を言っても信じてくださらないかもしれませんが、友里さんによるこのブログへの「お返事」や「さとなお批判」についていままで知らなかったことは「本当」です。誰も教えてくれなかったし、あまりレストラン系のコンテンツは読まないので(検索で引っかかるもの以外)、友里さんのサイトも本当にたまにしか見させていただいていなかったのです。また、対談ブログ上で行った「ジバランについての友里さんへの言及」はあれはあれでボクの中では完結しておりましたので、よもやお返事をいただいているとは思いませんでした。空振りさせてすいません。でも「見てるはず」「『逃げ』ている」と決めつけないでほしかったですね。

それと、ボクはサイトでも本でも自分が働いている会社名を明かしておりません。「そんなのすぐわかるよ」と思われるのも、それを公然と書くのもお勝手ですが、フェアじゃないなぁと残念に思いました。

やり方やアプローチの違いはありますし、厳しめ甘めなどの評価軸の違いもあるとは思いますが、「徹底的に客側に立ってレストランを評価する」というスタンスは友里さんもボクも近いところがあると思っていただけに、いろいろと残念です。


さて。ご批判はすべてきちんと読ませていただきました(と、思います。探せていない記事もあるかもしれません)。ありがとうございました。きちんと胸に止めて今後の参考にさせていただきます。これは「逃げ」でなく、本当に。

誤解されているかもなぁ、と思った点をいくつか書かせていただきます。

1.レストランジャーナリストについて

それを名乗っているのが犬養裕美子さんだけ、というのは知りませんでした。もっといっぱいいると思ってました。また、山本益博氏についてですが、昔はボクも真っ向から批判していましたよ。でもいまは昔ほど興味がないのです。山本氏に、というより、彼らレストラン評論家に対して。彼らのガイドも長く読んでおりませんし。
というか、正直言いましてレストラン評論自体に昔ほど熱くなってないですね。サイトのリストも「行った店の記録帳」みたいな感じに戻りつつあります(昔がそうでした)。そういうことも考えて全面リニューアル中ですが、本業が忙しいこともあってなかなか作業がすすみません。

2.ジバランについて

参加メンバーの方針の食い違いというより、団長であったボクがいろいろさぼった、というのが閉鎖の原因です。更新などもほぼボクの手作業な部分が多かったし、メールの受け答えなども一手に引き受けていたので、だんだん作業量的に破綻しだし、更新が滞りだした、というのが正直なところです。もう「継続するなら会社をやめて専属になるしかないか」というところまで行っていました。また、長年やってきて「レストラン業界に一石は投じた。ある役割は終えた」とも思ってましたが、それについては長くなるので書きません。

3.広告会社に勤めているから手加減評価をしているはずだ、について

冷静に振り返ってみました。2002年初頭くらいまでのレストラン評価についてはそんな意識は全くなかったことは自信があります。でなければジバランみたいな地雷サイトはしないです。

というか友里さん、お詳しいですね。ボクは友里さんほどその店の背景に興味がありません。友里さんが書かれていた運営企業の情報にしてもほとんどが初めて知った感じです。これはボクを知っている人、誰に聞いていただいても結構です。ボクはどの会社が運営しているかについてとても疎いんです。あとシェフの名前についても疎い。そんなもの素人の一見客には関係ない情報だという気持ちがいまでもわりとありますし。

で、ジバラン更新ストップ以降(2002年初頭以降)はどうか、ということですが、冷静に振り返っても「広告会社勤めだから」という意識はなかったと思います…。なにしろバックにどの企業がついているかについてほとんど知らないのですから。読んでいる方がそう感じるのなら不徳の致すところですが、でも基本的には、フェアに評価できないと思った時点でサイトに載せません。

ただ、自分的に少し変わったのは、実は40代越えてから少し大人になりまして(笑)、なるべく建設的な意見を書くようになりましたね。ネガティブな意見を真っ向から書く、というスタンスはあまり取らなくなりました。その辺は自由にご批判いただいて結構です。ボクはボクなりのスタンスでこれからもやっていくつもりです。自分のサイトですし。

でも、ボクがぼろくそに書いたりしている店は依然として記事としてたくさん残してあります。そういう店がクライアントの店である(店になる)可能性はありますよね? そういう店について本音で書いたことも「バイアスかかっている」と信用していただけないのであれば残念です。

4.グルメ評論だけでは飽き足らないのか、について

ボクのサイトを読み違えていらっしゃると個人的には思います。ボクは相当以前から食以外のことを発言いたしております。というか、もともとは書評サイトを作ろうと思ってサイトを始めたのですから。

ボクはサイトを「自分がいいと思った本、映画、音楽、そしてレストランなどを紹介して読者と共有したい」という思いで運営いたしております。その延長上に「ボクがつまらないと思ったものについて読者にお知らせする」という態度も出てきますが、基本的には「いい情報を読者と共有」が運営スタンスです。それを自己顕示欲ととられるならそれでも構いません。10年もこんなことやっているのですから自己顕示欲ゼロなわけない気もしますし。

で、お伝えしたいのは、「ボクはレストランも本も映画も音楽もフラットに『人生を楽しくするもの』と考えている」ということです。特に食だけが好きということはありません。本や映画や音楽と同列・同価値です。自分の時間を楽しくしてくれる得難いものたちだと考えています。だから読者がどう認識してくださっているかは別にして、グルメサイトという意識は相当うすいです。レストラン紹介が人気が出たのでそこにチカラを入れたのは確かです。でも、ボクの中では食も人生の楽しみのワン・オブ・ゼムなんです。
時事問題についても古くから発言しておりますし(不定期日記など)、戦争や北朝鮮問題に関する発言ではずいぶん物議を醸したこともあります。このごろ急に発言しはじめたわけではありません。食とはほとんど関係ないエッセイ集も出版しております。

ですので、あのサイトで食以外のさまざまな発言をすることは許していただきたいと思います。郵政問題についても、底の浅い主張と思われるならお恥ずかしいですが、ああやって発言していくことで自分の考えがまとまったり成長する部分も多いので書いております。学術論文ではないのでその日思った底の浅い考えを書くことがあるのもお許しいただきたいですね。その態度は1000程度のアクセスのころも1000万以上のアクセスのいまも変化はありません。また、影響力が大きいとも特には思っておりません。そりゃマスメディアの方がずっと大きいです。個人サイトの影響力など知れています。自意識過剰になりたくないです。

あ、それと「給料貰い過ぎ」批判ですが、ボクの書いた記事が何かお気に障ったのなら申し訳なかったです。ボクはボクの仕事に誇りを持って必死に働いた分の対価をいただいていると認識しておりますし、世の中に必要な仕事だとも思っておりますが、そのご意見も謙虚に受け止めたいと思います。


以上、いろいろ書かせていただきましたが、ご批判はきちんと受け止め、反省するところは反省しようと思います(こういう文言すら『逃げ』と書かれてしまうのならこれ以上書きようはありませんが)。
世の中に出たものについて批判・批評されるのは当然と思ってサイトや本を書いております。これからもどうぞご批判くださいませ。

ただ、長年サイトをやっている身として、ネット上での議論の不毛さには辟易いたしております。誤解が誤解を生みどんどん不毛な議論になっていく過程をたくさん見てきていますので。
ですから、ご批判は読ませていただきますが、ネット上でくわしく議論する気はありません。それはご了解くださいませ。もし議論などご希望であるならば、個人的にメールをくださいますようお願いいたします。
posted by さとなお at 23:36| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月21日

いとう;ジュネーブにて

ジュネーブに滞在しています。
まだまだ残暑厳しい(というか相当暑いであろう)石垣にいるさとなおさんには申し訳ないですが、はっきりいってもう「寒い」です。

街行くスイス人のなかには、すでにジャンパーを着ている人もいて、最高気温が20度前後とすでに秋の気配。甘く見すぎました・・・。長袖を持ってきていません。まさかここまで涼しいとは想像しませんでした。朝晩などこのままでいけば、完璧に風邪をひきそうで、今一番の関心事は健康管理です。

ジュネーブでの仕事のあと、夏休みを兼ねて少しヨーロッパを回り、日本に戻る予定です。考える時間もたくさんあるので、これからのこともじっくり練ってみたいと思います。そしてなによりも本場の美味いものをたくさん食べてきます。
posted by 伊藤章良 at 14:03| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月18日

さとなお:2週間ほど休みます

ボクは石垣島(文藝春秋の「TITLE」という雑誌の取材。石垣牛を8軒くらい食べてきます)、伊藤さんは仕事でジュネーブ出張(今年2回目。ジュネーブ多いっすね)、と重なりますので、しばらく更新をお休みさせていただきます。

ボクは4日で帰ってきますが、伊藤さんは2週間くらい行っているようで。

再開は伊藤さんが帰ってきてから、です。

このブログはマイペースでゆっくり続けますので、これからもご愛顧くださいませ。
posted by さとなお at 22:44| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月15日

いとう:ご報告

突然ですが、AllAbout「大人の食べ歩き」ガイドを降板することになりました。

私が2005年8月8日(月)配信したメルマガのコラム「パリの土産」の内容に関し、著しくAllAboutの信用を傷つけたということで、8月いっぱいでガイド契約を打ち切ると、AllAboutより一方的な通告がありました。
一番いけないのは自分で、一万人以上読者がいるメルマガ発信者としての自覚が足りず本当に軽率でした。 深く反省しています。

コラムで書いた「パリの土産」は、長期間メルマガを配信できなかった理由が「海外出張」との言い訳として、出張を印象づけつつ、できるだけ軽い題材を選んだつもりでした。内容的にはあまり軽くはなかったのですが・・・。

ガイド契約打切りにいたった経緯は以下の通りです。

配信後の翌々日(水曜日)の朝、私達が使っているガイド用ツールに突然アクセスできなくなり、「入れないよー」と担当プロデューサーに問い合わせたら、「ああ、週一回のメンテ中だからじゃないですか」と簡単な返事。その後、メルマガコラム「パリの土産」に対し、同じ担当プロデューサーより真偽の問い合わせがあったので、あのコラムは前半真実で後半はフィクションであるとの説明をしました。

そして2日後の金曜日、「伊藤さんとのガイド契約を8月をもって終了といたします。8月分までのフィーはお支払いいたします。(中略)1万人のメルマガ読者がいるというガイドとしての社会的影響を理解していない行為ということで、ガイドとしては不適格というのがAll Aboutとしての判断です。」とのメールがAllAbout側より送られてきました。


確かに記事が書けなくなってきていたので(いい店とはたくさん出会ってますが、その店のよさを壊したくないのでなかなか紹介まてに至らないジレンマがありました)、潮時かなあとも思いますが、まだまだ続けたい使命感もあり、自分の軽率さが原因と分かりつつも、こんな不本意な辞め方はしたくなかったというのが本音です。

また、送られてきたメールの最後に「メルマガ読者への事情説明についてはAll Aboutで行ないますが、必要最小限の説明とし、あまり大事にするつもりはありません。」との一文があり、8月末ではなく、現時点で一切私のAllAboutからの発信はストップされました。

1万人以上いるメルマガ読者の方々になんの説明もお詫びもできないのがたいへん心残りであり、こうしてさとなおさんの了解を得て、こちらのプログにて経緯を説明、そしてお詫びする次第です。

今後のことはまだ考えていませんが、三年半書いてきた150のコンテンツを大切にし、改めて発信活動の場を見つけて行きたいと思っています。

いろいろと悩んだのですが、メルマガを配信できないこともあり読んでくださった皆さんと私とのコミュニケーションが取れればとフリーアドレスを取得しました。
eatoutito@hotmail.co.jp です。

叱咤激励、他フィールドへのお誘いなど、ありましたら、ぜひこちらにお寄せください。
posted by 伊藤章良 at 12:12| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月18日

さとなお:ランチ連載

「慶楽」のラーハン、食べましたか!
満足していただき、うれしいです。ま、ちょっと異様な食べ物ですけどクセになる感じでしょう? ただ、これからの夏は暑くて無理ですね。秋から冬の食べ物です。

あの連載で言えば、次回(基本的に月曜更新)は「冷やしカレー」が登場します。
茅場町「藪平」のカレー蕎麦。別にカレーを冷やしているわけではなく、要はせいろ(冷)と丼になみなみ入った熱々の蕎麦屋カレーが別々に来て、つけ麺で食べるんです。これがなかなか。街場の小さな小さな店ですが、昼に茅場町近辺にいるときは、なんとなく候補に入れる店のひとつですね。

あの連載ではランチ紹介をしないといけないのですが、ランチっていままで(他の連載でもサイトでも)取り上げたことがほとんどなかったんです。やっぱり店って夜に評価しないと本当の実力ははかりにくいので(昼のみ営業の店とか一品モノ中心の店はもちろん除いて)、ランチで食べていてもほとんど言及したことがなかったんですね。

そういうこともあってほとんど初体験状態でいざ書きだしてみると……難しいですね、ランチって。
定食っぽい体裁のものは結局どの店も似た感じになるし、基本的に1000円前後だから完成度もそんなには違わない。会社近所で「この店お得だしうまい!」と思って通っている店だって、東京全域や全国レベルで考えるととっても普通だったりするのでなかなか取り上げにくい。たとえ全国レベルで充分戦える店だとしても、「お得でうまい」だけでは文字数埋めにくいんです(泣)。数行で書くことなくなっちゃう。自然とラーハンや冷やしカレーみたいな「特徴ある昼飯」にジャンルが偏ってきますねー。

そのうえ昼飯って(会社から1時間程度しか抜けられない前提上)行動半径が狭いので、地域も偏る。それでは読んでくださる方に申し訳ないから週に何度か遠出するようにしているのだけど、多忙でなかなかそれも叶わない。そのうえわざわざ行ったその店が書くに値するかどうかは賭けに等しい……。

ま、こうやって苦労しているうちにランチ・リテラシーが上がる気がするので、それを楽しみにヒーフー言ってます。週1連載なので、もし1年続いたら52店の珠玉ランチマップがボクの中で出来上がるわけで(僅差でボツにした店を入れると100店近いマップが出来あがるはず)、それはそれでちょっとうれしいかも。

でもなー、次は「ハンバーグ丼」にしようか、もしくは「コロペット」か、それとも「牛かつ丼」か、いや、あそこの「アイスカレー」か、など、結局一品モノ狙いになってきちゃうんですよねー。
秋口になったら「お昼の接待系お高いランチ」とかも混ぜようとは思っているので、少しバリエが増えるかな。2000円台、3000円台のランチを範疇に入れ出すと、俄然書きやすくなってきます。特徴が増えるし、味も夜と遜色なくなってきますしね。

てなことで、雑談でした。
posted by さとなお at 06:37| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月08日

いとう:新梅田食道街

>立ち飲みって「さぬきうどんツアー」によく似てません?

ぼくはさぬきうどんツアーに行ったことがないのでよくわかりませんが、ニュアンスはすごく伝わりました。ただ、立ち飲みツアーと唯一違うと考えるのは、次の店に移動するタイミングですね。
うどんだと食べ終わった時点で、さあ次! という感じですが、立ち飲みは、みんなのグラスが空くタイミングも違うし、もうちょっといたい、いやもう出よう、みたいなお互いの葛藤がアイコンタクトであって、つつっと動き出す。その瞬間が、かなり面白いです。

「東京立ち飲み界の風雲レディー」によると、堂島の「大和屋」は2002年に惜しまれて閉店したとのこと。ぼくも「大和屋」に行ったことがありますが、大阪の立ち飲みでもっとも印象に残っているのはやはり「新梅田食道街」ですね。

大阪万博の前ごろまで、阪急梅田駅から地下鉄に向かう阪急百貨店横のコンコース(映画「ブラックレイン」で松田優作が刀を持ってバイクを走らせるシーンに使われた場所 マニアックかなあ)は、もともと駅だったんです。大阪万博のころ阪急梅田駅周辺の一大工事があって今の形になり、その前後で「新梅田食道街」は改装されたそうです。「新梅田食道街」が好きだったおじいちゃんに手を引かれ、よくあの周辺に行ってた(孫をダシにじいちゃんは酒を飲んでいたと思うのですが)ことを後で聞かされ、それは全く覚えていないのに、「新梅田食道街」が新装したとき「えろ変わってもうたわ・・・、もうわしのんとちゃうなあ」とおじいちゃんがぼやいたことを、なぜか覚えています。

社会人になって大阪で勤務していたぼくは、連日「新梅田食道街」に通いました。生活費を引くと稼ぎはほとんど残らないに等しい、でも、大人の空間を垣間見たい、もっともっと世界中の様々な洋酒を飲んでみたい、という一心です。昔の「新梅田食道街」は今よりもっと荒れていて少しコワイ雰囲気もありましたが、「サンボア」「北京」などで世界の酒やカクテルを端から順番に飲んでいきました。

ある程度稼げるようになってからは、飲食店に対する興味が「知りたい」「垣間見たい」から、「コミュニケーションの場」へと変わっていき、そのためには蒸留酒より葡萄酒のほうが潤滑油としては適していることに気づきました。また、相手のことを慮って(というか、「一人で飲む」から「必ず誰かと行く」に目的が変わり、立ち飲みに付き合ってくれる友人は限られるので)次第に行かなくなりました。

でも、今でも「新梅田食道街」はぼくの飲み食いの原点で、大阪に行くと店に入るわけでもなくあの中をうろうろして店の存在を確認しつつ、パワーをもらっています。同じ意味で「法善寺横丁」もそうなんですが・・・。

【追記】
明日から3日間沖縄に出張します。せっかく行くのですが、毎日ホテルのカンヅメで弁当ばかりだと思います。次に書けるのは12日の日曜ぐらいですね。すみません。
posted by 伊藤章良 at 11:55| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月07日

さとなお:立ち飲みとさぬきうどんツアーの類似点

立ち飲みって「さぬきうどんツアー」によく似てません?

探検・発見の楽しみと、おいしさの意外性。そしてディープさ。複数人数で回るのが楽しいのも似てますね。
で、いい店に当たるとヒトに話したくなるのも一緒。比較的安価で回ることが出来るのも一緒。営業形態が独特なのも一緒。考えれば考えるほど似ています。だからその楽しさは深く理解できます。回りはじめたら相当深くはまりそうで怖いです(笑)。

なんでも流行は西から来ると言いますが、もう6.7年前に、立ち飲みは大阪で流行っていました。
知り合いが「大阪立ち飲みページ」とか運営してて、わりと脚光浴びてましたし。
そのページが出来るまでは、ボクは「立ち飲みはアル中のたまり場」とか思ってましたね(笑)。立ってでも飲みたい人、少しでも安く飲みたい人が集まる、ちょっと怖い場所である、と。でも、このページを見て以来、考え方を変えました。そういう意味では当時このサイトは実に画期的で新しかったと思います。
サイト運営者の知り合いは、いまは東京に移ってきているようですが、まだ会えてません。

ちなみにボクの立ち飲み初体験は、大阪の堂島で20年前のことです。
たしか「大和屋」という名前だったと思うのだけど、立ち飲みの名店があって、イワシフライとか絶品だったんです。まだあるのかなぁ…。

東京で好きな立ち飲みはなんといっても恵比寿の「縄のれん」ですね。あそこのハラミステーキはちょっとスゴイ。また、あそこはハイボールが名物なのだけど、これがなんともいいようがないハイボールで、クセになります。あの店、立ち飲みがブームになる前から異様な混み具合でしたが、いまはどうなのでしょう。いま行くと逆に「ブームに乗って来た客」と思われそうでイヤだなぁ。天の邪鬼なボクとしては足が遠のいています。
posted by さとなお at 16:08| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月06日

いとう:立ち飲みとドレスコード

立ち飲みがブームです。
ダンチュウでも特集を組むぐらいなので、ブームというよりも一種の食トレンドなんだろうなあと思っています。25年ぐらいずっと自腹で食べ歩きをしてきて、そんな食トレンドには何度も遭遇したのであまり驚かないんだけど、立ち飲みについては利用方法の意味合いも新たなトレンドがあるようです。

本来立ち飲みとは、座って飲むほどのお金がないけど、どうしてもお酒が飲みたい人たちが、少しでも安い酒を求めて集った場所。もしくは西洋風に言えば、短時間軽く飲みたいときや、フットワークよく動いていろいろな人と話をしたい、女性にも声をかけたい、といった目的があって足を運ぶ空間でした。

ただ、今の日本のトレンドは、そのいずれでもなく、立ち飲みを「はしご」するんですね。それも比較的大人数で。だから一軒目が串カツの店でもオッケーなわけです。ぼくの場合、いっし造に行くメンバーが楽しいので時間を忘れて付き合うのですが、何軒もはしごをしていると、なんでずっと立って飲んでいるのかワケが分からなくなってきます(笑)。で、立っていようとの意識が働くので、結局のところ一定以上は酔えないし。

「たけちゃん」も、串がとても高水準なんだから、値段が高くてもスペースを広げて椅子とテーブルのちゃんとした店にしたほうがいいと思う。今はブームで流行っているけど、あのままずっと立ち飲みにしておくにはもったいないです。

クールビズ、省エネルックよりはネーミングも考えたのかな。でも、なんだか不思議な現象ですね。結局、「男がジャケットを着ることの意味」を履き違えているので、あんなふうにトンチンカンとなってしまうのでし造う。ドレスコードという西洋の習慣ごと日本のレストランに導入している店は、今まではとりあえずスーツを着てくれていたから助かっていましたが、また新たな客への啓蒙が必要となりますね。でもそれが文化を伝えることになるとは思うんですが。
posted by 伊藤章良 at 16:47| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月05日

さとなお:クールビズとドレスコード

ボクも伊藤さんの「ナリサワ」の記事見て「あ、行かなくちゃ」と思った口です。その後、数人の食べ友達が「行ったけど良かったよー」と言ってくれ、しかも妻の奢りということでようやく…(ダメすぎ)。
実はもっとグランドメゾンかと思っていて、サラリーマンとはいえあまりネクタイをしないボクはちょっと億劫になっていたのも確かです。でも、あの店、タイもジャケットもいらないんですね。ドレスコードないらしい。

メートルに「クールビズになったら、ドレスコードとかどうするんでしょう?」って聞いたんです。遠回しにこの店はどうでしょう、という意味で。そしたら、この店はよっぽどカジュアルじゃない限り全然大丈夫ですとのこと。サンダルや短パンは困るけど基本的にドレスコードはないのでお気楽に来てください、とのことでした。
で、「ドレスコードある店はどうするんでしょうね」と聞いたら「やはりジャケットだけは入口でお貸しするのではないでしょうか」とのことでした。とはいえクールビスの季節には官僚とかもノータイ・ノージャケットが増えるので、ドレスコードがあるような店は経営難に陥ることもあるかもですね。だってノージャケットで行っていいのかどうか迷うもん。
でも、やっぱシャツだけでカッコいいオジサンって少ないよね。ちょい貧相だし、お洒落に関心ない人が着ると特に悲惨。安いシャツってすぐわかっちゃうし。正式ディナーとかオペラ鑑賞とかお洒落するべき場で、ただでさえお洒落じゃない格好する人が多いのに、クールビズで「正式に」シャツ姿が奨励されちゃうと、目を覆いたくなるような光景が出現するかもしれません。

三田の「たけちゃん」ですか。知りませんでした。立ち飲みで言えば、恵比寿の「18番」に妻がおととい行ってきたようです。大満足して帰ってきました。ボクもあそこはわりと好きです。ひとり客も多かったということで、みんな「待ち合わせ相手が来るまでの一杯」とかをああいう店で過ごしているのかもですね。確かに待ち合わせにバルは最適かも。「たけちゃん」は串カツですよね。待ち合わせにはちょいヘビー(笑)
posted by さとなお at 07:58| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする