2008年04月25日

さとなお:弥生(神楽坂)

>「ラリアンス」。ここは昔、パラパラの殿堂とかいわれたディスコ
>「ツインスター」があった場所ですよね。

お、そうなんですか?
神楽坂のディスコには行ったことないし、パラパラが流行っている時はとっくにディスコ引退してたので知りません。でもそう言われると店の造りにその名残が感じられますね。

では、ボクも神楽坂。割烹の「弥生」をご紹介。
神楽坂の坂を上がっていって、中程(セブンイレブンの前あたり)を左に入っていったところにある店です。

ここは故山口瞳をはじめ、作家系や出版系の常連さんも多い店で、そのせいなのか、普通の割烹より遊びがあって面白いです。
きっと作家さんたちの「シチューが食べたい」とか「アジフライを食べさせろ」とか「賄いを出せ」とかいう我が儘にニコニコ応えているうちに、そういうのもメニューに載ったのではないかな、という感じ。いわゆる懐石コースもあるんだけど(12000円〜)、そういう懐石からはずれた遊びの一品もとてもおいしく、楽しいです。

その手のメニューは、ボクが試しただけでも、テールシチュー、イワシフライ、アジフライ、魚介のブイヤベース風、アスパラのバター炒め、あとは何を食べたかな…。なんかこういう店で完成度の高いその手の料理を食べるって楽しくない? 創作料理は嫌いですが、きちんと腕がある和食の職人さんが作る洋食とか、意外と好きです。

いわゆる懐石的一品ももちろんイイ。
焦点がちゃんと来ていておいしい。特に印象に残っているのは丸鍋(一人用の小鍋で出してくれる)。スッポン他の具の使いはシンプルなんだけど、ダシがよく、ちょうどいい加減にうまいんです。飲んだあとにちょこっといいですね。

前の店からほんの数十メートル移転して新しくなったのだけど、前の店を知っている人からすると「ちょっと趣がなくなったかな」という感じらしいです。まだ新しい作りで確かに少し「神楽坂的趣」に欠けるかも。でも広いカウンターはゆったり落ち着けるし、料理はおいしいし、なかなか好きな店です。テーブルと個室もあって使い勝手もいい感じ。
posted by さとなお at 09:21| 和食(小料理・割烹・郷土料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする