2008年03月29日

いとう:五指山(松蔭神社前)

台北の「阜杭豆漿」。朝ゴハンの店ということですが、本当に美味しそうですね。ぼくも豆乳については「ふーん」みたいな感じなので、なかなか想像がつきません。特に、わざわざ二日酔いになってまで食べてみたいという「鹹豆漿(シェンドゥジャン)」なんて、恐ろしすぎます。

もちろんこのテイストを日本で体験できる店はないんだろうなあ。
まだまだ知らないことが沢山あってワクワクしますな。ぼくは中国本土しか行ったことがないんですが、それにしても中国は朝食の宝庫だと思います。

では、ぼくは普通に読めるであろう日本の中国料理店「五指山」。ごしざんと読みます(そのままです 笑)。ここは、ぼくが愛読している石井AQ&ヘベさんのホームページ「楽しいレストラン」に、我が家的大発見と賞賛されていた「陸羽壷」という四川料理店が、駒澤大学から松蔭神社前に移転してできた店。

「楽しいレストラン」に掲載されていた5年近く前からずっと、一度は行きたいなあと密かに画策するもなかなか実現せず、移転をきっかけにやっと訪問がかないました。

東急世田谷線の松蔭神社前、今までほんの数回しか訪れたことのない場所ですが(もちろん食べることが目的で)、改めて、駅前から松蔭神社にいたる静かでのどかで昭和な道には心打たれます。

そんな、午後6時までは車も締め出している通りの一角。注意して見ないと確実に通り過ぎる(実際一度通り過ぎてしまいました)、真新しい「五指山」の文字。その門構えはお世辞にもセンスがいいとは言えません。というか、どなたか「もう少し違う文字にすれば」、とアドバイスをしてあげなかったのかなあと心配するほど。

でも、心配をよそに意を決して入店。店内でも表の殺風景を引きずったまま席に着いて、壁にかかげられたメニューを目にしたとたん、一気に気分が変わりました。

ふー、どのメニューもすごいシズル感。手書きの文字が大小だったりカタカナが読みにくかったりと、そんなことは全く気にならず、何度も何度もメニューを目で追ってしまいます。

トータルでマイルドな方向に納めがちな日本の中華において、辛い・苦いといった味の極みにきっちりと焦点があった料理。特に豚肉のスネを骨ごと煮込んだもの(料理名失念 要予約)は、凄かった。ここ数ヶ月間のベスト豚肉料理かもしれません。また、最近比較的味わえるようになってきた土鍋で供される本格麻婆豆腐も、フリークならば一度は試してみるべきでしょう。

メニュー内容は相当レアなのですが、そんな難しいことを考えず、普通に個性的な中国料理を楽しんでいる人多数。そして、全く気の置けない価格なのも大きな魅力です。
posted by 伊藤章良 at 23:31| 中国料理