2005年10月28日

いとう:双輪(白金台)

さとなおさんは、もう東京でしょうか。お疲れ様でした。
というか、すでに東京でもビジネスモードに入っておられるような気がします。東京は暖かくていいでしょう(週末は崩れるようですけど)。

ニューヨークの4大カリスマシェフは、Jean-Georges、Alain Ducasse、Daniel Bouloud、Mario Batali なんですね。一応全員の料理を食べたことがあるなあ(といっても、本人が鍋を振っていたかどうか定かではあませんが)。ちょっとウレシイです。Mario Bataliは、「Po」「Babbo」には行ったことがあります。「Lupa」は行こうと思って予約までしていたのに、ニューヨークでの大停電の翌日とかち合ってしまい断念。でも、ダメモトで一応徒歩にて店の前まで行ってみたのですよ・・・。隣の鮨屋は開いていて、繁盛していたのを覚えています。

>こういう店で40代や50代がしっかり楽しんでいる姿がNYだなぁと思います。

本当に同感です。自分も同じ世代として、その場にいっしょにいることがとても幸せになりますね。ただ、ニューヨークの40代や50代が忙しくないか、というとそうではないと思うのです。要は楽しみ方を知っていて、なおかつ楽しむことに情熱と意欲を傾ける「中年」でいられるかどうか、なのかなあ。

ということで、鮨の話題も出たことだし白金台の鮨店。
白金台では今まであまりいい鮨屋と出会えませんでした。場所柄決して客に恵まれないとはいえないけど、プラチナ通りに象徴される洋風のイメージがどうしても付きまとうのでしょうか。
「双輪」は、プラチナ通りの一本目黒側、庭園美術館に沿って走る静かな(タクシーの運転手さんが昼寝をするような)道にポツンとあります。一度前を通って「あっ、こんなところに鮨屋が出来てる!」と目を付けておいて、電話番号を調べやっと訪問してきました。

小さなビルの2階。店主に聞けば、下では理髪店を営業していて、その息子が小さなバーを上に作ったが結局やめてしまい、そこを改装して鮨屋にしたとのこと。カウンターのみ6席を若い店主が一人で守ります。なんとなく鮨屋の原点のような雰囲気も醸していて居心地もなかなかです。

にぎりは、多少酢飯の温度が高いと感じたけど、想像以上に完成されていました。個人的にはもう少し酢の強い方が好きですが。また、おまかせのバランスや江戸前仕事に対するポリシーもしっかりとお持ちのようで好感が持てました。ただ、ぼくたち2人以外の席は埋まることがなく、そうなると魚の仕入れにも苦慮するだろうなあと心配です。日曜日も営業されているようだし、細く長く付き合ってみたい、とそんな風に感じました。
posted by 伊藤章良 at 18:29| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする