2008年01月14日

さとなお:我楽そば(那覇)

お約束通り、南へ進んで、沖縄を書きます。現在、那覇空港のJALラウンジ。無線LANもようやく普及し始めて便利になってきました。

今回はちょっとした個人的プロジェクトのために行ったのであまりお店を回れなかったのですが、沖縄そば屋だけは4軒回ってきました。
「てぃしらじそば」「シーサー」「我楽そば」「田舎」
伊藤さんとご一緒したバーで勧められた「田舎」は生活系の懐かしい沖縄そばでしたが(とてもホッとするいい味でした)、それ以外の3軒は最近流行りの「若い人が昔ながらの方法で手打ちしている沖縄そば」で、化学調味料は使わないし、丁寧にだしをとるし、麺も凝っていて、たった10年前に「沖縄そばのラーメン化」について強く警鐘を鳴らした(つもり)のボクとしては、うれしすぎるほどうれしいですね(沖縄そばに興味がある方はボクの記事「すばの細道」をお読みください)。

で、この3軒、どれもとても良かったのですが、インパクトという意味では「我楽そば」が一番でした。
まず、完全に透明なだし(スープ)。これはもうほとんど水の透明度。なのにしっかりしたコクがあります。透明系の沖縄そばだと「淡すい」が好きですが、あそこよりも透明なのにあそこよりも味は濃く、しっかりした旨みがあります。

そして麺。これがすごい。これはすでに沖縄そばではなく、オリジナルの「我楽そば」と言った方がいいかと思います。昔ながらの沖縄そばは茹で上げてから油を振って保存しますが(で、独特のボソボソ感が出てくる)、ここのは生麺なので特有のコシと粘りがあります。で、コシが強い。メニューに「アゴたえをお楽しみください」と、歯ごたえにかけた洒落が書いてありましたが、確かにアゴを最大限に使わせる強さ。尋常じゃないですね。思わず香川の「松家(残念ながら閉店)」のさぬきうどん太麺を思い出しました。歯にガツンとくる力強さとムニムニの粘りが両立しています。いやぁ、沖縄でこの手の麺に出会えるとは…。

このようにスープと麺に強い個性があるそばなんですが、ここまで凝っているなら、素そばの方がおいしいだろうと思いました。
具の三枚肉もよく煮込んであって味はいいのですが、この店のスープと合ってません。スープを必要以上に脂っぽくしてしまいます。ネギの苦味もスープの味を濁らせています。肉なしネギなしにするか、八重山風にスープを濁らせないかまぼこにするかした方がいいかなぁと思いました。でも肉を入れないと現地の人からは文句が出るのかな。でもここまでちゃんとやるなら、違う具を研究して欲しいかも。

と、少し提案したくなるくらいは凝っていて、他の店にも影響を与えそうな沖縄そば屋でしたね。
国際通りからすぐの久茂地三丁目に「くーすBARからから」がありますが、そこを昼間だけ使わせてもらって営業しているようです。だから昼のみの営業。国際通り周辺に行ったら行く価値ありです。


posted by さとなお at 15:51| 蕎麦・うどん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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