>ボクも先月、友人に連れられて半信半疑うかがったのだけど、なんと
>今年101歳になるおじいさんがいまだ現役で店に出ている居酒屋なのです。
すごいなあ。78歳でも相当驚きましたが、101歳ですか・・・。
居酒屋で、カロリーが低くて栄養価の高い食材の賄いを食べておられるからなんですかねえ、とバカみたいなことを考えてしまいました。
そういえば、最近おいしいおでんも食べてないことを思い出しました。「かにめん」うまそうですね。香箱は有名な相方よりも好きだったりします。それにしても「かにめん」のめんは麺のことですか。
ところで、最近よく、「対談は地方の店ばかりですね」と言われることが多いので、都内の居酒屋を一軒紹介します。
吉祥寺の「須弥山」、しゅみせんと読みます。吉祥寺に長く住む方かに連れて行っていただいて、とても感動しました。
吉祥寺は、近鉄百貨店があるので関西人お気に入りの街(笑〉として有名でしたけど、個人的にはあまりなじみがなく、ピンポイントで著名な店を何軒か渡り歩いたことがあるだけでした。
ところで、ここ数年自分の中での居酒屋の位置づけが変わってきています。まず、うまい魚は鮨屋でいただくことが多くなったので〈魚なら魚だけしか取り扱っていない鮨屋にはかなわないと思うんで〉、居酒屋で刺身を食べることはほとんどなくなりました。
となると、居酒屋では魚ではなく肴、つまりすばらしい日本酒とそれに合う酒肴を店主の主観で取り揃えていて、その店主とのベクトルが合ったとき、自分のお気に入りとなるのかなあと。
「須弥山」は、香りや華やかさに頼らない、重厚で真摯な作り手の酒が並んでいて、提供の方法も的を得ています。逆につまみには、匂いや個性を大切にして、日本に拘らず西洋の食材やレシピも使いながら、日本酒との相性を探ります。
最近のぼくの中では、チーズを工夫して日本酒のつまみとして置いている店は秀逸との経験知ができつつあり、「須弥山」のカニ味噌をアクセントにしたチーズは忘れがたいです。
「須弥山」は、吉祥寺にあり、若いスタッフで構成され、一瞬一瞬の店の雰囲気や喧伝のされ方もダイニングバー的な部分が見え隠れして少し残念なんですが、実は相当気骨ある居酒屋。
ぼくは居酒屋に名物おやじや女将を求めてしまうところもあるけど、
「須弥山」では不思議とそれを感じさせない謙虚なパワーにも溢れています。

