2018年02月28日

さとなお:コワーキング・スナック(五反田)

シェリーバー、いいですね。
五反田でシェリーといえば、「シェリー・ミュージアム」も有名かと思いますが、ここの中瀬航也マスターはあの「銀座しぇりーくらぶ」の元マスター。本も書いてられますね。近辺に深いシェリーバーが二軒も。。。ううむ、五反田、深いです。

では、五反田つながりで書いてみるか、と、まだ出ていないところで「グリルエフ」とか「はせべ」とか「とだか」とか「かね将」とか、懐かしの「ヌキテパ」とか「フランクリン・アベニュー」とか、いろいろ考えたのですが、伊藤さんがたぶん行ってないだろうな、というスナックをひとつ。

「コワーキング・スナック CONTENTZ分室」と言います。

ここは、ボクの友人でありラボ・メンバーでもある宮脇淳さんというライターがやっていて、この人、ライター周り(特にウェブライター周り)ではかなり有名な人なのです。ノオトというウェブライターの会社も経営しています。

このスナックは、彼が経営するコワーキング(協働)スペース「CONTENTZ」の分室、という位置づけになっていて、元々はそのコワーキングスペースで仕事していた人が、気楽につながれる場所を作ろうという趣旨で始まったみたいなのですね。
というか、彼自身「ライターを応援する」という立ち位置で生きている人なので、なにかと孤独になりがちなライターたちをつなげたい、助けたい、情報交換の場を作りたい、というような気持ちでこのスナックを始めたのだと思います。

もちろん誰でも入れます。
ただ、上記のような経緯で始まったこともあり、ウェブ界隈のライターがわりと多く集まっています。そうなると、ウェブ上で何かしらトラブルや事件みたいなことが起こると、自然とここに情報が集まるわけですね。すると物見高い人もここに様子を探りに来たりして、あげくここで議論やケンカが起こったりして、そこに宮脇さんとか美人チイママ(彼女らもライターが多いです)が止めに入ったりして、そこにそんな事情を知らない企業の人がライターの友人に連れてこられて巻き込まれたりして、なんだかカオス、っていうような空間になったりします。

何かに似てますね。
そう、昭和中後期の新宿ゴールデン街なんか、完璧にこんな感じでした。
作家やライター、記者たちが入り乱れて、毎晩どこかで議論やケンカが行われ、その議論がどこかに文章として書かれ、フィードバックされ、また議論になり、そこにママさんやマスターが上手に絡み、みたいなサイクルで、まさに「文化」が出来て行きました。

このコワーキング・スナックも、ただのスナックではなく、ちょっと梁山泊的な「文化発信地」に育っていくのではないか、と強い期待があったりします。
ウェブ上やSNS上での議論と、リアルに顔を見ながら、相手を生身の人間と感じながらの議論は「別物」です。ボクは最近、一周回って「顔見にケーション」の時代になりつつあると感じますが、このスナックなど、完璧にそれを先読みしているなぁと思います。そういう意味で、バーでもカフェでも居酒屋でもなく、スナックというのも秀逸な立ち位置ですね。

上ではちょっと物騒な感じに書きましたが、普段はいたって落ち着いたスナックです。
現役ライターのチイママたちも感じがいいし、超ユニークなものを書いているライターさんも曜日代わりでカウンター内に立ってます。
通称「五反田ヒルズ」という怪しいビルの中にあって、初めて行くとあのビルちょっとびびりますが、馴れるとあのビル内でのハシゴも楽しく、みんな店を出たり入ったりしてますね。

料金はとても良心的です。
スナックというと料金が不透明な場合も多そうですが、ここは明瞭。やっている人の顔が見えている店なので、その辺の怖さはまったくないのでご安心を。 
ただ、ウェブ界隈が何かと騒がしい時期に行くと、たまにカオスになっているので、平穏な時期にまずはひと覗きしてみるのがいいかもしれません。


posted by さとなお at 23:41| バーなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする