>どこの店に行ってもボクは量的に満足したことなかったです。「食事というからにはまず客を満腹にさせるべし!」とか憤慨してましたもん。
わかるなあ。私も全く同感です。だいたい量が少ないと美味しいか不味いか判断する前に全部なくなってしまいますから(笑)。魂のワンスプーンなんて番組がありましたが、あんなスプーン一杯でどーしてウマイマズイを決めるんや、と、憤慨していたら、すぐに終わってしまいました。
先日「レストランひらまつ」にフランスの三ツ星シェフが来てフェアーをやったとき、試作で作った料理を見て平松シェフは「コレは少なすぎるよ」と言ったそうです。すると三ツ星シェフは、「いやー、フランスの店に来る日本人はみんな残していくから・・・」と日本人向けに量を調整していたらしいのですが、平松さんは「大丈夫。逆にうちのディナーに来る客はこんな少ないと納得しないよ」と言ってくださったとか。
銀座「唐井筒」のカレイ、すごかったです。カウンターに座って板さんがカレイをさばいているのを見て、あの大きな身は何人前なんだろとぼんやり考えいたら、そのままドンと出てきました。
さて、さとなおさんが以前さなメモに書いていて、個人的にも教えてもらった「ナンシー関」ゆかりの店「ビッグマム」@中目黒。行ってみたいなあと思い数ヶ月、つい先日、やっと店の前までたどり着きました。ただ、ぼくの頭の中には、ナンシー関ばりのビッグマムと焼肉、としてしかインプットされておらず、すっかり焼肉店と思いきや、表に出ている今日のおすすめには、どやどやと刺身類ばかりが書かれています。
また、ガラス張りの店内で外からよく見えるのですが、どなたも七輪で焼肉を食べていなくて、まして見えるのは焼酎の一升瓶ばかり。しかも看板のビッグマムらしき女性も見当たらず・・・。いゃー名前だけは同じで業態変えたのかもね。と、意気込んできたのに、すっかりしぼんでしまいました。
そこで選んだのが、すぐその前にあるお好み焼の店「寿」。
前はよく通るので、「寿」の派手な門構えは記憶に残ってていて、なんとなく美味しそうな匂いも感じており、一度訪問してみたかったのです。
店内はお好み焼店にしては広く、ちょっと雑然としてくたびれた感じですが、客の入りもそこそこ。ここまで大きな店舗を客単価の安いお好み焼でまかなうわけで、必然的にサービススタッフのレベルが低かったり、おしぼりが臭ったりとソフト面ではかなりしんどい様子。
鉄板焼をつまみつつお好み焼が焼きあがるのを待つスタイルは、最近流行の店と同様。ここのお好み焼は、「とろろ(山芋)焼」「たらし焼」「昔焼」の三種類があるようなので、それぞれから一品ずつをオーダー。ただこの三種とも意外とおいしかったです。三種ともお好み焼自体が薄めで、最近の傾向である厚めに作って中を蒸らすタイプとは逆。
ただ、薄いのは小麦粉の占める割合を少なくして野菜を多く入れているからで、その旨みを逃さないように取り込んでジューシーに仕上げています。「とろろ焼」は、さすがにもう少し蒸らしてほしかったですけど。

