「えん」、良さそうですね。あるブログで読んで「行きたいなぁ」と思っていました。しかも〆はわさびめし! ぜひ行ってみたいと思います。
>ポルトガル料理は、マニュエルかマダレナでしか食べたことがない
>(東京の人はだいたいがそう思いますが)のですが、
そうですね。ボクもそうでした。
もっと増えても良いなぁと思います。日本人の舌にとても合うし。
ちなみに前回紹介した「タスキーニャ・ド・オリヴェイラ」は、ボクが行った一週間後にあの栗原はるみさんも行ったらしいです。あるルートから聞きました。別にボクのを読んで行ったのではなく(笑)、やっぱり誰かのオススメみたいです。「行った」だけで「おいしいと思ったかどうか」は知りません。
さてと。ええと今回はリスボン在住の人から教えてもらった「観光客は絶対来ない」レストランを。
「restaurante Cataplana & companhia o novo Tico Tico」(rua Ferreira Borges,193-A/21-386-52-69)です。よくわかんないけど、訳すなら「カタプラーナ専門店 ティコ・ティコ」でしょうか。「新ティコティコ」かな。リスボンにあります。
東京のポルトガル料理店「ヴィラ・マダレナ」や「ヴィラ・モウラ」には「カタプラーナ・コース」というのがあって、カタプラーナが名物になっています。ここはそのカタプラーナの専門店。リスボン在住の人に言わせると「地元では有名な店だけど不便なこともあって観光客は絶対来ない。ガイドブックにも載っていない。でも味は保証付き!」らしいです。
カタプラーナというのは、鍋のこと。
銅製の特製鍋を指すんですが、二枚貝のように対になっていて、閉じて煮込むんですね。短時間で煮込む圧力鍋風。でもキッチリ閉まっておらず、隙間もあり、蒸気がほどよく逃げていきます。それが逆にイイとも聞きます(魚介とかが柔らかくなるとか)。その辺のアバウトさもこの鍋の魅力。「簡易圧力鍋風煮込み鍋」って感じですかね。
魚介鍋が一般的ですが、実はいろいろ種類があり、豚やら羊やらのもあります。基本的にトマト味。
ちなみに、煮込むときにワインも塩も水も加えないという素朴な料理。でもなぜか実にうまいんです。味的にはブイヤベースとトマトシチューの中間を想像してください。
この鍋の白眉は「雑炊」。激うまいです。
前記の「ヴィラ・マダレナ」などでは、具を食べた残りの汁にご飯をぶちこんで雑炊にするけど、リスボンのこの店では最初から米が入ってました。だから最初からアローシュと同じような「雑炊料理」って趣きでした。料理的には、炊いておくかおかないか、の違いですね。
地元客に人気の店というだけあって、一階も地下も満席。みんながみんなカタプラーナを食べています。素朴な佇まいのレストランだけど、地元のマスコミ系業界人やタレントもよく訪れるようで、その日もそれ風の人がいろいろ来てました。場所は市場の近く。リスボンの西北西のあたり。
まぁなんつうか、鍋と雑炊なんで、日本人にはとにかくうれしい。胃も心も満腹になります。とりあえず、リスボンに行くならオススメの一店ですね。あ、そうそう、デザートのポルトガル伝統菓子もおいしいです。

