2007年04月08日

さとなお:タスキーニャ・ド・オリヴェイラ(ポルトガル)

伊藤さん、すいません。
ポルトガル旅行、帰ってきてからの仕事、葬式、と、身辺に余裕がありませんでした。そろそろ落ち着けそうです。

せっかくポルトガルくんだりまで行ってきたので、ここ数回はポルトガル報告をします。
少しだけ「ポルトガル行ったら行けよ!」系のレストランを書いておきますね。

まずはリスボンの東、車で1時間ちょいのところにあるエヴォラという都市の「Tasquinha do OLIVEIRA:タスキーニャ・ド・オリヴェイラ」(rua Candido dos Reis,45-A/266744841)というレストラン。

ここは今回トップに近いかも。
日本のガイドブックにはまず載ってないんだけど、現地在住のグルメライターや日本からポルトガル料理を習いに行っている人から「絶対行け!」と言われていた店なのです。

料理だけを取ると、「あそこのタコめし!」「あの店の鴨ごはん!」「カタプラーナがやっぱり!」とか他にもいろいろあるんだけど、いろんな意味でバランス良く、インターナショナルな視点で見ても上位にくるレストランとなるとやっぱココかなぁ。

この店、名物は前菜(お通し?)の小皿なんですね(コベルトです)。
テーブル上にずらりとこれでもかと並ぶ。手を付けなければお金をとられない仕組みなんだけど、どれも実においしそうだから全部手を付けてしまいます。エヴォラがあるアレンテージョ地方(最高!)の料理を中心に、ポルトガル伝統料理が並んでいて、味付けが実にいい。ポルトガル料理って味付けが少し塩からいんですが、ここのは塩が抑えめで、味の落とし所がすばらしいんですね。

マリネ系だけで、タコ、パプリカ、マッシュルーム、チキンと4皿。他に、ラムのカツ、バカリャウ(干し鱈)のかき揚げ、デイツのベーコン巻き揚げ、チキンパイ、地の生ハム(イベリコ豚と同じ黒豚)、蟹の身をほぐして和えた物、それにリコッタや羊のチーズ……。
どれもこれもおいしいんだな。それに「ここ一軒くればほとんどの名物料理は食べられちゃうかも」という効率性も旅人にはうれしいですね。

この小皿たちで充分お腹一杯だけど、メインに頼んだ「Arroz de pombo)ハトの雑炊」がこれまた絶品でした。ハトが半身丸ごと入っていて、脂もふんだんなのにすっきりさわやかな後味。滋味溢れる名品。

Arroz(アローシュ)とは米の意で、雑炊とかリゾットとか炒飯系とかいろんなバリエがあるんだけど、ポルトガル料理は特にこのアローシュがうまいと思ったな。日本にアローシュ専門店を作りたいとちょっと思ったくらい。
タコのアローシュ(リゾット系)、鴨のアローシュ(炒飯系)など、忘れられないアローシュがいっぱいあります。で、このハトのアローシュ(雑炊系)もうまくてうまくて。水から煮出してあって、ミント味もきいていて、付け合わせのクレソンも合うし、言うことなしでした。

厨房は奥さん。ホールが旦那さん。14席、7テーブルのみの小さな店です。
この旦那さんのサービスが行き届いていて絶品。極上のサービスでしたね。行き当たりばったりの個人旅行で張りつめていた気持ちを優しくほぐしてくれました。素朴な笑顔でいろいろ話しかけてくれるし、食後酒もサービスしてくれたし、最後までとても優しくしてくれましたね。

ただ、小皿のほとんどに手を付けてしまうと意外と高く付くので、その点は注意です。
3人で15000円程度。これは物価安めのポルトガルとしてはちょっと高めです(子供もいたし)。でもまぁ日本で考えたらド安いかも。アレンテージョの地ワインもうまいし、チーズはちゃんと店で熟成させているし、次にポルトガルに行ったらまた行きたい店のひとつです。

ちなみに食べ方を工夫すればひとり3000円くらいで済みそうではあります。


posted by さとなお at 19:20| 海外のうまい店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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