2012年08月26日

さとなお:大衆割烹ときわ(高知)

いやぁスイマセン。
暑さでまいっていたら一ヶ月以上経ってしまいました。危ない危ない。8月がゼロ更新になるところでした。

「酒屋の酒場」、改装してます。前の方がいい感じでしたよね。「丸千葉」は知らなかったなぁ。行ったことありません。でもいい店を教えてもらいました。行ってみます。

では今回は古い居酒屋つながりで、高知の「大衆割烹ときわ」を紹介したいと思います。

まぁここも酒飲みには有名ですが、今回再訪して「やっぱり高知トップクラス」と確信したのでご紹介。

数週間前、よさこい祭りに合わせて高知旅行に行ったんですね。
物部川・仁淀川・安田川の鮎を食べ比べたりしたのですが、同行者が途中で「高知は鯨もうまいんだよねー。鯨すき焼きが食べたい!」と言いだし、高知市内を電話しまくりました。でも、高知の鯨すき焼きは基本的にニンニク葉を使うので、冬の食べ物(まぁ鍋だしね)。ほとんどの店で断られたんですね。

で、ダメもとで「ときわ」に電話してみたら、「ニンニク葉のかわりにネギを使っていいならやるよ」と言ってくれ、念願叶ったわけでした。

「ときわ」は味もいいけど、雰囲気が本当に抜群。
地元の人が溜まっている感じに、ちょっと旅情が加わって、本当にくつろげます。

宵まち横丁にあるのもいいんですよね。雰囲気ある路地です。
すぐ近くには人気の「黒尊」もあるのだけど、あちらはいつも満席。でもこちらならわりと入れる。昭和から長くやっている空気がそこここに染みついていて、実にいい感じ。壁とか柱とか黒ずんでいて年季が感じられます。

で、料理はもう「うまい!」の連続でした。
刺身系よりもちょっと手を加えた一品を多く注文したのだけど、どれも素朴ながらもうなる美味しさでした。

鯨すき焼きは濃厚なアタックがありながらもあっさりした後味。
実は牛肉より鯨肉の方がすき焼きに合うのではないか、とすら思ったですね。

ゆべし、醤油豆、ニンニクみそ、ぬた、カズノコ味噌漬け、カツオせんべいなどの一品もののうまさ。
ゆべしは鮮烈な味だったし、醤油豆はおかわりしてしまった。ぬたもうまかったなぁ。カズノコの味噌漬けは家で再現したい味。

そして名物のカツオ酢〆。
中土佐にて一本釣りカツオを塩たたきで食べたばかりだったけど、この薄造りの酢〆の方がうまいかも。

ウツボたたきもウツボ専門店を超える味だったし、デザートのイチジクのワイン煮も美味でした。

「うまい」「うめー」「うひょー」とか喜んでると、寡黙なお父さん、とても喜んでくれたですね。たまにちょっと笑う。その笑顔がこれまたとても良いのでした。

サービスは必要最低限。とてもいい距離感。そんなところも好みです。
カウンター内の佇まいも、内装も外観も、すべてに美味しそうな雰囲気が漂う名居酒屋。高知に行かれた際は、是非。

posted by さとなお at 22:29| 居酒屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする