2012年07月19日

いとう:丸千葉(南千住)

「酒屋の酒場」って、改装されて新しくなったんでしたっけ。ずいぶん前の記憶しかなくて・・・。もちろんちゃんとした居酒屋なんだけど、その奥に普通の家庭の居間があったような。
あの店の「イカ焼き」が、とても下町の居酒屋っぽくて強く印象に残ってます。イカのワタで、いくらでも酒が飲めるぞ、みたいなノリで。

では、ぼくは一駅戻って、南千住の「丸千葉」を紹介します。
「丸千葉」も、「酒屋の酒場」同様、いわゆる下町を代表する居酒屋。ただ、「酒屋の酒場」以上にいずれの最寄駅からも遠く、しかも付近のランドマークは泪橋、つまり「あしたのジョー」の世界。この付近は男性でさえも一人で歩く場合には多少の緊張を強いられるらしく、アプローチは駅からのタクシー利用。そんなお客さんが多いのか、タクシーの運転手も心得たものです。というより、「丸千葉」への一行を乗せることに、おらが町の誇り、のようなプライドすら感じました。

もちろん道中は、場末なスナック等がぽつりぽつりとあるだけなんです。でも、その「丸千葉」のみ辺りに燦然と輝いていて、その一角は別世界。極端な例ですが、ブルックリンの「ピータールーガー・ステーキハウス」に行ったときのことを少し思い出しました。

店内は、カウンターとテーブル席に分かれ、カウンターは真ん中にスタッフが入って接客できる、下町居酒屋では王道のU型。隣に座った瞬間に友達! といっても過言ではないコミュニケーションが繰り広げられています。

ぼくは、グループで訪れたのと、まだまだ新参者ゆえテーブル席にて過ごしましたが、ここはやはり少人数でカウンターに陣取るのが楽しそう。と言っても、カウンターの客がテーブルの私たちにまで出張してきて、あれやこれやと教えてくれたので、一体感は店全体ともいえますが。

刺身やぼテサラといった、お馴染みの居酒屋メニューはもちろん、ここは揚げ物がウマイんです。メンチカツ、マグロカツ、アジフライなど、いずれも良質。たくさん食べて、たくさん飲んで。というお店の心意気が伝わってくるような温かさと満腹感。家族で営まれるホスピタリティとも相まって、飲み過ぎ食べ過ぎは必至といえます(笑。
posted by 伊藤章良 at 17:15| 居酒屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする