2006年11月02日

さとなお:二見(長崎)

おっと、伊藤さんの「今年のイタリアン」総括、楽しみですね。
伊藤さんファンの「さとなおはさっさっと書いて早く伊藤さんに席を譲れ」という声が聞こえるようです(笑)

ちゅうことで、ボクはサササと。
というか、札幌の総括もしてないし、長崎の総括もしたいし、迷うなぁ…。

ええと、とりあえず今日は「二見」という長崎の料亭を。

長崎というより茂木ですね。長崎市内からタクシーで15分、2000円くらいで着く茂木という町にあります。
半島の裏側で天草灘に面しており風光明媚。素晴らしい立地。そこにある、初めてならおっと驚き身構えるような立派な料亭です。
部屋はすべて海に面しています。そういう意味では夕暮れ前に訪れて部屋からの景色を楽しんだ方がいいですね。夜になると窓外は真っ暗になっちゃうので、17時くらいについて窓外見ながらゆっくり食事するのがいいかもです。

ボクは15年ぶりくらいの再訪でした。
昔と変わらず清潔で気持ちいい店でした。創業1933年なのに全然古びた感じがしないんですね。部屋は広く、掃除や手入れが行き届いていて気持ちがいいです。

コースは7000円から。
この立地と内容を考えるととてもリーズナブルです。
「うちは天然ものしか使いません」との言葉通り、長崎の地の天然物の魚がコレデモカというくらい出てきます。海から新鮮な水を引いた50mくらいある生け簀を持っていて(言えば見学させてくれる)、近海で捕った巨大な鯛とかがいっぱい泳いでいるんですね。生け簀の魚は活け締めより劣るしエサの関係でまずくなっていることもあるとはいえ、このシチュエーションと新鮮さはやはり楽しいです。

というか、ある種「新鮮すぎる天然の魚を海に面した立派な料亭で思う存分!」という「記号」が楽しめる、と考えて、心を開いて楽しんじゃう店だと思います。

ザッコエビの踊り食い(女性にはちょっと残酷かも)から始まって、ピクピク動いている伊勢エビ・鯛・水イカの姿造り、鯛の浜焼き(焼いた鯛を立てて泳がせ、イモや卵やサザエで岩を模し、ピーナッツで波を模してます)、鯛のアラ煮、巨でかいエビ天、ニンニク唐揚げ、野菜天、刺身で使った伊勢エビの頭を使った味噌汁、ご飯、巨大な栗の渋皮煮、で、7000円。
8000円のコースだとアワビが足され、10000円のコースだとそれにクルマエビが足されるらしい。
でもまぁ7000円ので充分かな。お造りの時点でわりと「TOO MUCHかなぁ」と思わされたけど、その後の料理群がなかなかで、どんどん食欲がアップしていった感じでした。

長崎市内の料亭や割烹、居酒屋で新鮮な魚介を食べるより(長崎は本当に魚がうまい街なので、どの店に行ってもそれなりに新鮮でおいしい魚が食べられます)、いっそのことココまで足を延ばして非日常感に浸った方が強く思い出に残るですね。立派な料亭なのに気安い雰囲気なのでカジュアルな格好でも大丈夫。若者同士でも問題ないです(雰囲気から言うと4人以上の団体の方が楽しそうではあるけど)。

大小さまざまな座敷が17室あり、ハイシーズンでなければ予約もそれなりの取れそうです。
ちなみにその昔、岸恵子が全館借り切ってデートしたという伝説が残る店でもあります。長崎に行ったおりには一回は行くといいかなとオススメしておきます。


posted by さとなお at 12:27| 和食(小料理・割烹・郷土料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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