2011年09月02日

いとう:JOJO(西麻布)

更新、随分時間が経ってしまってすみません。
ハワイに仕事で3週間いまして、日本に先週戻ったのですが、しばし軽い浦島太郎状態でした。

ハワイ、という小さな島においてでさえ、海や空はもちろん、道路もクルマもビルも部屋もオフィスもメシもアメリカサイズのでかさ。加えてヒトとしても大きく穏やかなハワイローカルの民に触れて過ごしていると、日本のあまりの狭さに、しばらくは心も身体もあちこちぶつかってばかりいました・・・。

戻った途端での国内の仕事の忙しさもあり、ようやく体調も気持ちも日本人に戻りつつあります。

最初は東京から離れた場所繋がりで、またまたハワイのレストランを書こうかと思ったんですが、長い間空けてしまったお詫び(笑)といいますか、まったくつながりはないながら、未だ食べログにも登録されていない、西麻布の「JOJO」を、紹介します。

「JOJO」は、ソムリエの城倉隆氏が新たにオープンしたレストラン。
当初「JOJO」なる名前だけを耳にして、ぼくはすぐにマンハッタンにある、ジャン・ジョルジュの最初の店「JOJO」を思い出しました。マンハッタンの「JOJO」は本当にカッコよく料理も極めてクリエイティブ。個人的にはミシュラン三ツ星の「ジャン・ジョルジュ」よりも好きかなと思うぐらい。

ニューヨークでの仕事も長かった城倉さんが「JOJO」なるネーミングのレストランを始めたとのことで、なんとなくマンハッタンの「JOJO」にインスパイアされた感じだと面白いなあと期待しつつ出かけました。

ま、基本的には全く違いましたけど(笑)、さすがにスタイリッシュながらどこか温かみのある店舗を手掛けてきた城倉さんなりの居心地、使い勝手の良さはバツグン。

場所は、西麻布好きなら誰もが「ああ」と言いそうな、ビストロ通り広尾寄りのガーデンヒルズ側にある3階建てのビルで、「グットドール○○」としてずっと密かな人気を博していたスペース。中華の「エピセ」なども入っている建物。

城倉氏の店というと、代官山「カノビアーノ」の地下のバー(名前失念)の記憶から、真っ暗な印象があるんですが、確かに効果的な間接照明が光るものの真っ暗ではなく、ゆったりとしたテーブル上にはきちんとスポットが来ています。

オープンしたばかりでメニューもワインリストもない、との説明。ゆえ料理やワインの解釈をしてもヤボな気がしますが、おまかせコースのみ8,500円。ワインは7,000円前後でしょうか。ただ、なんとなくこのままメニューもリストもない店として続けていくような雰囲気もありますね。

コースは、前菜、パスタ、魚、肉、デザート、コーヒー。パスタと肉は選択制です。うまくまとまっているなあと感じる皿もありますが、パスタの茹で加減を含めオヤッと思うものもあり。サービス陣はさすがに落ち着いてますが、厨房のバタバタがまだ料理から漂ってくるところはありました。

お得感とは対極にあるけど優越感・昂揚感には確実に浸れるレストラン、でしょうか。リッチそうな人たち(というか何で稼いでいるのか分からない感じの人たち 笑)で、その日も満席の盛況。

辞する際「JOJO」の由来を聞いたところ、城倉さんがご友人からそのように呼ばれているとのこと。確かジャン・ジョルジュの愛称もJOJOだったはず。
posted by 伊藤章良 at 16:59| イタリアン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする