2010年10月14日

さとなお:蔵(八戸)

毎回謝っている感じですが、更新できずすいません。
この2週間、本当に忙しくバタバタしてました。貴重な休みの土日も先々週は十勝、先週は八戸で講演。ちょいと疲れてしまいました。

それでも十勝や八戸は、講演の前後に遊べるのでリフレッシュはできました。
今日はその中から八戸の「蔵」を書いてみます。

八戸では「ばんや」をいろんな人に勧められたのですが、あいにくお休み。で、地元の方に南部民芸料理「蔵」という店に連れて行ってもらったのです。南部とは南部藩のことですね。

ビルの中にあるのに内部は完全に一軒家風。南部の民家を再現していて、2階は天井も低い屋根裏になっています。黒くて太い梁が縦横に走り雰囲気は抜群。囲炉裏も再現されています(炭火ではなくガス使用なのが残念ですが)。囲炉裏端にあぐらをかいての食事になります(腰が痛い方には辛いかも)。

料理は郷土料理ですね。
まず、八戸は八戸港がありますから、魚は抜群の質。特にイカ、サバは素晴らしい(沖前サバと呼ぶらしい)。関サバなどに比べると脂質が多いもので、口溶けが官能的。

刺身を盛り合わせてもらって、きんき(現地ではキンキンと呼ぶ)を焼いてもらって、独特の南蛮味噌をつまんで、ホヤ(残念ながら旬は過ぎてましたが、でも上質でした)を味わって、と、これだけでも十分満足な流れなところに、八戸名物せんべい汁、そして蕎麦かっけ。すばらしい。

せんべい汁は、B級グルメ選手権で一気に全国区になった食べ物だけど、まぁちょっと侮ってましたね。これには逆らえないうまさがある。八戸は米どころじゃないせいか、せんべいは米でなく小麦粉で作られます。つまり麺と同じ方向性。ダシが染みこんだもちもちのせんべいは、なんというか、ちょっと「ほうとう」に近い印象でした。うまひ。
蕎麦かっけは、蕎麦のかけら、という意味。蕎麦を薄くのばしたものを「そば切り」にせず、三角形に切って、汁の中に入れて供するもの(ネギや豆腐なんかも入ってます)。まぁそばがきを薄くしたものを想像してください。香りが強くなかなか美味。いいなぁ蕎麦かっけ。

地酒は八仙がおいしかったですね。接客も丁寧で親切。囲炉裏上の板木を鳴らして呼び出します。雰囲気もいいし郷土料理はひと通り揃っているし(いちご煮なんかももちろんある)、観光客も楽しいでしょう。

八戸は奥が深そうだけど、入門編的にとてもいい店だと思うです。


posted by さとなお at 06:49| 和食(小料理・割烹・郷土料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。