2010年08月03日

いとう:七厘(大森)

>「伊藤さんはコーディネーターよりくわしい」と
>よく友人から聞きます。

ハワイでコーディネーターさんや現地の旅行社の方に会うと、必ず「今日の昼はどこに行かれました」と質問されます(笑。

>ハワイのレストラン・ガイドブック、書いて欲しいなぁ。

ぜひ、やってみたいんですが。でもなあ、ハワイも今不況で、悲しいかな店がドンドン変わるんですね。ま、そんな類の店はトウキョウでもあまり紹介はしませんが。

さて、さとなおさんが紹介された静岡の「大やきいも」。いも系から繋がる店に想いが至らないし、静岡おでんも、どの程度のリアリティがあるのかどうか不安な渋谷の店での体験のみ。てな感じで、またまた悩みそうになったので、今回はスパッと切り替えて、大森の「七厘」にします。

ぼくの焼肉の先生(仮称)から、大森に渋い焼肉屋があるよと誘っていただき、行ってきました。ちょうど高名なシラス丼の店の手前、というかもう少し駅の近い側。なんとなくいい感じの飲み系が並んでいる一角です。

ゆがんで閉まらなくなったという年代物のドアをがらがらと開けると、赤ら顔のご主人がにこやかに出迎え。お一人で営まれているようです。

店内は、ある種焼肉店っぽくない細長いカウンターがずずっと奥まで続いていて、一番奥が厨房の様子。そして、カウンターの前の少し下がった位置に、二人に一つ分の七輪置き台があります。その七輪台とカウンターの関係がなかなか合理的。とても焼きやすいしコミュニケーションの妨げにもなりません。
「七厘」は創業30年だそうですが、もちろん店の古さは否めないものの、このレイアウトに妙なモダンさを感じてしまいました。

肉、特にモツは、安い・うまい、そして量も多い。特に印象に残ったのはギャラと豚足。豚足は適度な味付けで煮たものを冷ましてあって、最初はそれを前菜代わりにむしゃむしゃと。そして七輪がいこってきたら、その上に載せて炙ると、適度に焦げ目ついて二度もおいしい。

ギャラは火の通し方が難しいそうですが、カウンターの利点を活かしつつ、ご主人が焼き方の指導までしてくれるので、最高の状態で口に運ぶことができます。

予約の電話を何度かけても出ないので、今日は休みかもしれない、みたいな危惧をいだきながら訪れると、ちゃんと開いてます。その話をご主人に振ってみると、「店を開ける前は、ゆっくりとトイレに入っているので気づかなかったんだよ」との愉快な答え。ほとんど商売っ気なしの「七厘」ですが、近くにあると一人でもふらっと寄ってみたい暖かい場所です。


posted by 伊藤章良 at 22:54| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする