2006年03月30日

さとなお:八左エ門(新子安)

ホント、西麻布のあたりって鮨屋ふえましたね。って、行ったことある店は少ないのですが。

鮨屋はひとりで食べる夜メシとして最適だし、ひとり夜メシが嫌いではないボクとしては重宝するのですが、西麻布とか六本木の鮨屋でひとり鮨をするのは躊躇します。ちょっとチンピラちっくな人も多いし、品のない団体客に遭遇する確率も高い気がする。ひとり鮨は繁華街をちょっと離れた路地の店とかの方が楽しいですね。

鮨つながりで、今日は新子安の「八左エ門」を。

新子安というと品川と横浜の中間くらいかな。京浜東北線の目立たない駅なのですが、ここに、まだ横浜に「次郎よこはま店」があった当時その次郎と並び称された店(横浜二大名店)が移ってきてるので行こう、と友人に誘われて今月頭に行ってきました。

駅をマリノスグラウンドの方に出て「千草庵」(←なかなかおいしいらしい)という和菓子屋を横目で見て歩いていくのですが、店は表通りからまったくわからないようになっています。看板も気配もない。ビルの3Fにあるので知らないとたどり着けないですね。

で、扉を開けると別天地。
掃除の行き届いた清潔で凛とした空間。白木のカウンターのみ。冷蔵ケースを使わずタネ箱もお櫃も隠されています。超シンプル。シンプルすぎて、お店の人も店主のみ。お茶もお酒もつまみも握りも会計も全部店主ひとりでやるのでどうしても進行が遅くなります。取り回しの人をひとりだけでもいれればいいのに、と思ったけど、どうやら店主が完全主義すぎて若い衆がいつかない模様。そんなことを店主がつぶやいていました。

握りは背が高く細長いタイプ。底の方が厚い台形状。そういう意味ではあまりカタチよくないけど、バランスは良かったです。んでもって酢飯がとてもいい。大櫃から小さいお櫃に移して握るのですが、大櫃を開けるたびになんとも言えない香気が漂ってきて、それだけで至福でした。赤酢ではなくしっかりした米酢を使っているという印象を受けましたが、そんなことをサイトに書いたら「以前は赤酢がベースと聞きました」とメールが来たので、いろいろ混ぜて最適化して使っているのかもしれません。もしくは試行錯誤中かも。

新子安という立地もあるのでしょう。おまかせのみで、タネの種類も少なく厳選されています。コハダ、アナゴ、車海老など、唸る握りもありましたが、一番印象に残っていてリピートしたいと切望するのは干瓢巻き。しっとりしていていままで食べたことない干瓢でした。「松波」「しみづ」「すずき」の干瓢もいいですが、ここのが個人的ベストかも。

わりとたくさん飲んだのですが(進行が遅いからどうしても)、値段はまぁまぁリーズナブルでした(この手の高級鮨としては)。昔はもうちょい高かったそうだけど、とりあえず新子安値段、ということですかね。ボク個人としては、通うまでは行かないにしても、そのうちもう一度行ってみたい店ではあります。干瓢食べたい♪
posted by さとなお at 09:12| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする