2010年06月06日

さとなお:民酒党(亀戸)

あの系列は覚えにくい店名で来ますねぇ。でもおいしいし使えるから必死に覚える → 一度覚えると忘れなくなる。この循環に自信があるのでしょう。いずれにしても行ってみたいと思います。特に店長が「手前味噌ですが、ここのティラミスよりうまいティラミスを食べたことがない」と言い切るってのは、ティラミス好きとしては行かざるを得ない(笑)。いつ行こうかな。

さて、流れ的にリーズナブルなワインの“男子も行くべし”なイタリアンとして「コルヴィエラ」でも書こうかと思ったけど、総理大臣が替わったばかりの週末というタイミングなので、こっちを書いてみます。

民酒党(笑)

いや、店名で笑っちゃいけないな。
実は20年前からこの店名らしいです。だから民主党を意識しているわけでも民主党支持者の店でもないんですね。

でも、この店名センス、どうかなぁ〜と思うでしょ? しかも居酒屋かと思いきや洋風ダイニング…。そして場所は亀戸…。なんだかあまり「おいしい」とは思いにくいタイプの店なんです。

でもね、これがなかなか。隠れた名店でした。意外性だらけでビックリし通し。

店内は典型的な洋風ダイニング。カウンターとテーブル席のみで、特にお洒落でもなく、かといって古い良さがあるわけでもなく、ありがちな雰囲気の店というか・・・まぁ通りがかりではボクは絶対入らないかも。

ただ、料理が始まると「あれ?」と手が止まります。
まったく期待してなかったこともあるけど、「お、うまいじゃん」と、最初は上から目線で(笑)。でも1時間も食べてるともう見方が変わってます。うわ、この店、うまい。うまくて安い。安くて味センスがいい。おおお。

食べた中では、「新じゃがフレンチフライ」、まずこれで手が止まったですね。そして「純生!馬刺し」で唸り、「まいわしのフライ」「鳥取大山鶏の黒酢煮」でタダモノではないとわかり…
普通のトマトサラダの盛りつけがまたスゴイ。美しくトルネードしていてテーブルが湧きます。「もつ煮込み」「あん肝」「お新香」みたいな居酒屋メニューはあるし、鴨はロティもコンフィもある。非常に状態のいいチーズの盛り合わせもありました(うまひ)。

で、特筆すべきは〆でもらった「絶望のスパゲッティ」(笑)
こういうメニュー名なんです。これを厨房で作り始めると、ニンニクと唐辛子の香りが店に充満するくらい強烈。夜10時とかを過ぎると次々注文が入るようで、食べ終わってからも「お、また注文入った」「あ、また作り始めた」と、テーブル席からもわかるほど。んでもってまぁ辛いのなんの。絶望的に辛い(笑)。でも妙にクセになる味。これは多めに注文した方がいいですね。みんなが手を出し、テーブル上からあっと言う間に消滅します。

ご家族でやっている店なんだけど、娘さんがソムリエールで、ワインの品揃えもちょっとビックリします。
もちろん高級店の品揃えではありません。でも4000〜6000円くらいのセレクトが素晴らしい。グラスも数種類使い分け、毎回替えてくれます(そんなタイプの店に思えないだけにうれしい)。グラスワインを注ぐマシンがあるんだけど、これも稀少品らしい。そういうのをちゃんと置いている店に(外観からは)まったく見えないんだけどなぁ…。

ちなみにこの店、あの「亀戸ホルモン」の真ん前にあります。
なので、数十人の大行列を横目に、彼らに注目されながら店に入るわけなんだけど、店名が店名だけにちょっと恥ずかしい…(笑)。でも、入るとなかなか幸せ。地元の人はそれをよく知っていて、いつも満員御礼で賑わっているようです。
posted by さとなお at 09:01| その他欧州料理・洋食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする