2010年01月16日

いとう:アルバロンガ(大阪 心斎橋)

さとなおさん、こちらこそよろしくお願いします。
忙しいときもヒマなときもきっとお互い様なので、ぼちぼちと続けていきましょう。

さて、ネタ的には正月らしくもないんだけど、今年一回目に行ったレストランを取り上げてみます。

ぼくは年末年始は必ず大阪の実家にいます。今までの人生で年末年始に実家で両親と過ごさなかったことは一度もありません。なんかここまでくると生涯続けてみたいし、年末年始に顔を見せることが最低限の親孝行とも思っています。

と同時に大阪出身のぼくには、現在でも大阪で頑張っている友人が多くおり、そんな連中と会う、というのも年末年始の楽しみなお約束。大学を卒業してから2010年の今まで、欠かさず毎年始に会っている旧友も何名かいて、今回はその中でもU君夫妻が1月2日に連れて行ってくれた、大阪は心斎橋のイタリア料理店「アルバロンガ」を紹介します。

ところで、心斎橋のランドマークだったソニータワーや戎橋のキリンビルがなくなってしまったことは、東京にいても知ってますが、心斎橋そごうが大丸になっている、という驚愕の事実は未だ信じられません。♪大丸そごうを東へ〜50歩歩いてナニワ というコマソンはいったいどうなるのでしょか(笑。といってもそんなモノも今はきっと流れていないんだろうなあ。

「アルバロンガ」は、鰻谷と呼ばれている心斎橋大丸から50歩ぐらいのエリアにあります。その昔、御堂筋を隔てて反対側にアメリカ村があったので、対抗してヨーロッパ通りと称されてたこともあった場所。大阪在住の時はそれこそ毎日のように通ってましたが、今は行きつけのバー「バタースコッチ」に行くときぐらいかな。まだ明るい鰻谷を歩くのは本当に久しぶりでした。

ほとんど、というより、完全と表現しても誤解がないように思うぐらいすっかり変わってしまった鰻谷の風景。そこに、いかにも東京銀座風の真新しい飲食ビルがあり、エレベーターに吸い込まれて2階へ(上はミシュランで星を取ったフレンチらしい)。

ホテルとかじゃなく、キチンとした街場のイタリア料理店が1月2日からオープンしていることにまず拍手と感謝。普段のメニューは存じませんが、その内容も正月を感じさせない充実のラインナップにまた感激。そして、スタッフの皆さんも、年始だからみたいな気負いやこだわりはなく、普段の一日のように自然体。

「アルバロンガ」は鮮魚が特徴のイタリア料理店ということで、メニューをみてすぐに飛びついてしまったコチのカルパッチョ。季節外れの魚と思いきや、ちょうど「洗い」のような食感で「西」を確認。パスタも正月らしいゆるさや甘えは微塵もなく、完璧なアルデンテでにんまり。メインには「京都美山産の小鹿」がありこちらも迷わずトライ。大人の鹿はこの時期頻繁に口にしますが、小鹿はあまり記憶になく、大人の鹿とはまったく違うテイストに驚きました。

なによりも、いい意味でとても人なつっこい女性のサービスが快適。なにを聞いてもポンポンと跳ね返ってくるトークが絶妙で、ワインもよく勉強されていて、価格も手ごろ(ぼくが行った時期だけかもしれませんが、エッと思うほど安価なものもありました)。

何より東京と比較してもトータルで遜色なく、しかも西の特徴も出している料理で、価格的には2〜3割お手ごろな感じ。近くにあったら通いたいんだけど、そーもいかない悔しさです。
posted by 伊藤章良 at 17:49| イタリアン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする