「びーふてい」、並ばないといけないのでボクも行ってませんでした。
そういえばあの近くの「鳥よし」も予約とらなかった気が…。中目黒のあのあたりってなんかそういうイメージがあるなぁ。仕事が忙しいとどうしても予約可の店が多くなるので厳しいです。
さて、岡山広島行脚のラストは「チャテオあくさん」。
伊藤さんもシャオヘイさんに連れられて行ったようですね。芥川さんがやってるから「あくさん」。自分の名前をつけるだけあって、この店の名物は店主本人です。とはいえ「こだわり&不機嫌」とかではなく「おだやか&にこやか」なのがいい。料理の蘊蓄をいろいろ語るので好き嫌いが分かれる部分もあるかもだけど、ボクは楽しかったです。
この店の白眉は薫製料理ですね。
瀬戸内の魚や広島牛などを自家製でしっかり薫製しています。温薫、冷薫、いろいろありましたが、ボクが舌を巻いたのは「ベーコンの冷薫」。これは実にすばらしかった。いまでも鮮明に舌が覚えています。いままで食べたベーコンの中で一番うまいかも。
コースを食べるのが一番いいと思うけど、そこで出てくる薫製盛り合わせはとっても贅沢。いろんな食材の旨みが凝縮していてシアワセな気分に浸れます。瀬戸内でとれる珍しい魚なんかも素材の味を殺さない程度に薫製してあって良かったな。薫製しているところを見せてももらったけど、目の毒でした。全部喰いたくなります。
他にもいろいろ工夫した料理あり。もやしのユッケの「モヤッケ」もありそうでない味。あー、あと何食べたっけな…。醍醐を食べたりフォアグラを食べたり。うまかったです。それらに比べるとメインの広島牛ステーキは普通かなと思うけど、でも仕入れはとてもいいのがわかります。
店内すすけてていい雰囲気。店主のあくさんは前の店、前の前の店と含めると40年以上広島でやっているそうで、広島ではすごく長い履歴になりますね(原爆で一度すべて焼けているので、広島に60年以上の老舗はほとんどないと聞きました)。カウンターで彼と話しながら食べるのが楽しいと思います。
薫製・発酵系が好きな方にはたまらない店かも。

