2009年11月06日

いとう:メンゲルムス(西麻布)

「3 amours(トロワザムール)」、きっと場所的に何度も前を通っているはずなのに、店頭の大きな赤ワインボトルに未だ気づかず。ココは知りませんでした。早速週末にでもワインを仕入れに行ってきます。

さて、森ガールに象徴されるような「平成のゆるゆる」というか、キメキメからゆるゆるに以降しているなーという流れは、確かにワインもあるけど、先日東京は西麻布のバーにても感じてしまいました。

銀座に象徴される「バー」は、昭和っぽいキメキメが真骨頂だったんだと思うのですね。でもここは、ルールやしばりのない、かといって、合コン需要のダイニング系のように甘いカクテルを作るノリではない。

店のスタッフも平服で対応するのですが、こちら側が話に参加して欲しいなあとの様子を見せるとフランクな感じで会話に加わり、ふと気づくと持ち場に戻っている。

久しぶりに東京のバーで肩の力が抜けたというか、あっという間に時間が経っていて、自分としては本当に久しぶりに午前3時ごろまで居ついてしまいました。

あ、店名も書かずに話を進めてしまってすみません。「mengelmos(メンゲルムス)」といいます。場所は西麻布交差点から青山の方に抜ける道沿い。看板も出ていない一枚のドアを突破しないといけないので少し勇気がいるのは確か。でも地下へと降りると、入り口の拒絶感とは全くウラハラな、ゆるい空気が流れてます。

まず、こんなに天井の高い地下の空間が今でも西麻布に残っているんだなあという驚き。おそらくは店舗としてではなく個人邸宅のサロンとして作られたと想像しますが、それにしても贅沢。またその贅沢な空間を、無造作にアンティークの家具を置くことでさらに贅沢に使っています。

その家具も、もう少し整理して並べればいいものを、すごい豪華なソファーのコーナーもあれば、タイル張りのカフェにあるそうな木のテーブルとイスの組み合わせだったり、バックバーの前にはカウンターもあります。

普通にハードリカーやカクテルを楽しむこともできますし、腹にたまるつまみ類も(カレーなんかも含めて)頼めば色々と出てきます。中でもちゃんとジャガイモから素揚げしたポテトフライは秀逸。

最後に、「メンゲルムス」というのはごちゃまぜという意味だそう。キメキメの時代にごちゃまぜをやると、きっと奇を衒いすぎと感じたでしょうけど、ゆるゆるのイマならそれもまた落ち着くのですね。
posted by 伊藤章良 at 23:51| バーなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする