2008年11月29日

さとなお:ICARO(中目黒)

「アッラ・バーバ」、先に行かれてしまいました。
ちょっと前から「行こう行こう」と思っていたところ。さすがに早いですね。

じゃあ、イタリアン&白金つながりで、「ICARO」にしてみます。
正式には「ICARO miyamoto」かな。イカロと読みます。ギリシャ神話のイカロスからのネーミングらしい。今年の春にオープンしたばかりの新店です。

レストランの場所は中目黒なんですが、なぜ白金つながりかと言うと、ここ、白金の「ロマンティコ」で半年ほど修業した宮本シェフの店なんですね。
この前「ロマンティコ」に行って「今年の夏、ベネト州とかトレンティーノ・アルト・アディジェ州に行ってきたんですよ」とシェフに話したら、「ボクのところで働いていた若者がトレンティーノの料理を作っているので行ってみてください」と勧められたのでした。「ロマンティコ」ってずっとシェフひとりかと思ったら、弟子がいた時期があったんですね。中山シェフの元で修業したあと、トレンティーノ・アルト・アディジェ州で7年修業して、帰ってきて店を中目黒に開いたとか。とはいえ、あっち行っている間もドロミテ(アルプスのイタリア側の山脈)でスノボーばかりやっていたという噂も(笑)。
ドロミテ、行ったことありますか? あそこに行ったら冬はスノボーしかしないのはよくわかります。ま、夏に行った興味もあって、勧められた翌週だかに行ってきました。

お兄さんがホールでサービス担当、弟さんが厨房で料理を担当している兄弟営業の店です。
弟さんが「ロマンティコ」出身。さっそく「ロマンティコの中山シェフに言われて来てみました」と告げたら、「中山シェフがしゃべりかけるなんて珍しいですね」と。確かに無口なシェフですもんね。弟さんとも話しましたが、おふたりとも外見はともかく内面はかなり男っぽい感じで好ましかったです。

メニューは聞いたとおりトレンティーノ・アルト・アディジェ州の料理が中心。ワインもその州のものが多かったかな。ベネトなんかの周辺や南の州のももちろん、フランスワインも数多く揃えてありました。4500円〜6500円あたりを多く取り揃えているので安心です。ワインリストをいま作り替えているとかで、リストにないワインもいろいろありました。相当ワインを重視している模様。ラストオーダーが深夜1時なので、ワインバー的に使うのもありかもしれません。

やんちゃっぽい硬骨漢という外見の弟シェフの料理は、その外見をいい意味で裏切る繊細でやさしい感じ。もっとガツンと来るかと思ったら、すぅっとやさしいので逆に印象深かったです。「ロマンティコ」のような追い詰めたシンプルさはないけれど、味の感じは似てるかなぁ。ちょっと謙虚で引っ込んでいる。でもちゃんと滋味がある。そんな印象でした。

いただいた中では、名物らしい「熊本産馬肉のタルタル」が美味。「パッパルデッレ 蝦夷鹿の煮込みソース」は手打ちでこれまた美味。メインで取ったローストもとても美味しかったな。量もしっかりあるので、ふたりで数品とってシェアしてちょうどいい感じ。この辺は親切な女性のサービスの人に相談して決めるといいですね。ちなみにおまかせコースは5000円で前菜、パスタ2種にメイン、デザートと多皿系のようでした。

店内は奥に喫煙席が個室っぽく設けられていますが、メインのダイニングは禁煙。落ち着いた色調の店で、カジュアルイタリアンの明るさはないけど大人っぽくていい感じです。
場所は中目黒駅の南側の「びーふてい」がある商店街を奥に入っていって、路地を右に曲がった左側のビルの4階。通りかかってふっと入店する、というタイプの店だけど、通りかかってふっと入店するような立地ではないですね。ホントは近所で普段使いするようなタイプの店です。近所にあったらうれしいだろうなぁ、と。そんな感じ。
posted by さとなお at 18:00| イタリアン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする