2008年10月27日

いとう:いまり(恵比寿)

>この店、もともと大阪新世界の老舗洋食屋「グリル梵」が大阪の
>堂島に出しているビーフヘレカツサンド専門店の銀座店。

さすがさとなおさん、大阪ネタは早い! それにしてもビフカツサンドが東京(しかも銀座)に参入とは思い切ったなあ(と、牛肉文化の西出身者としては思ってしまいます)。

ビフカツサンドって、もうどれぐらい食べてないだろう(ビフカツは先日「カウベル」で食べましたが 笑)。ぜひ今日の昼でも行ってみたい! でも、いいお値段ですね。大阪も同じ価格でしたか?

ではぼくも、西から来た東の店を。
恵比寿にあるお好み焼の「いまり」です。

ここの店主は兵庫県出身。ご実家でおばあさんが同名のお好み焼店を営んでおり、お好み焼等のレシピは実家のものとほとんど同じでソース等もそちらから分けてもらっているとのこと。関西人のぼくからすると、どうしても東京のお好み焼はユルい感じなんですが、「いまり」は適度な凝縮感とジャンクならではの味の濃さもあって安心します。もちろん神戸ローカル食「そばめし」も食べられます。

ただ、店舗が小さいからか(「焼き」もひとりでされているので)お好み焼自体は小ぶりかなあ。その辺は恵比寿の客を意識しているのかもしれませんね。西であんなに小ぶりだと文句が出そうです(笑)。また、小さなツマミや鉄板焼系のメニューもバランスよく揃っており、それも恵比寿ならでは。

そしてこれまた恵比寿らしいのが、店主は長身でかなりのイケメン。そのうち女性客ばかりに席を独占されそうな勢いです。聞けば、やはり役者系を目指して上京したものの、心機一転で実家の稼業であったお好み焼店を東京でやろう、と思い立ちました。

それと店主が西にいたころ、(さとなおさんはご存知かなあ)三宮の高架下にある神戸きってのアメリカ系セレクトショップ「タイガース・ブラザーズ」でバイトをしていたとのこと。ぼくもン10年前ですが、大学時代よく通っており思い出話がさまざまに展開しました。

ココは、恵比寿駅から少し歩くので(蟻月やトシヨロイヅカの近く)満席だとつぶしが利かずチトつらいかな。ただ、モダンなこぢんまり感や店主との距離感が快適で通ってしまいそうです。

それと、最後にお好み焼について個人的な意見をひとこと。
お好み焼って、ミックスだのデラックスだのとさまざまな食材を混ぜ合わせた高額メニューを安易に頼んでしまいがちですが、あれは客単価を上げたい店側の戦略であって、結局いろいろな食材から出たダシがまざっておいしくないと思うんですね。

なので、豚玉とかイカ玉とか、単品+玉子の注文をオススメします。
posted by 伊藤章良 at 11:52| 大衆食堂・定食・丼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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