2015年06月30日

さとなお:mique(荏原中延)

「フロリレージュ」、よいですねー。
移転前の店は一度だけ伺いました。ボクの中では「静」のイメージです。しかも周りの雑景が見えない「絵はがき的な静」。伊藤さんのを読むと、今度は「動」なんですね? それは楽しみ。

というか、レストランにしても人間にしても「自己模倣」が一番の成長の敵です。
あれだけ評判だった店の「型」をちゃんと壊して次に向かっているというだけで、スタッフたちの志が感じられます。さすがです。貯金して行ってみよ。

さて、今回ボクは「静」かつ「今年の2月にスタートしたばかり」というお店を紹介しようと思います。これから「動」に向かうポテンシャルを秘めた小さな店です。

荏原中延の「mique(ミケ)」
建具屋さんに嫁いだアートデザイナーが料理人に転じて「ヴィーガン(Vegan)料理」を作ってくれます。

Veganとは、ググればわかりますが、完全菜食とも言われるもので、乳製品なども含む一切の動物性の食品を避けて、可能な限り自然農法や有機農法で作られた食材を使った料理。

と、聞くと、ちょっと「肩凝りそう」とか「宗教的?」とか思いがちだけどさにあらず。
店主の瀬戸さんは、元々超忙しい広告業界にいたせいもあり「食事のときくらい、本当に健康にいいものをゆっくり食べてホッとして欲しい」という願いから、敢えてこの料理を選んだそうです。

だから、ワインもたっぷり飲めるし、全然堅苦しくない。というか、あまり菜食を感じさせないですね。モダンな創作和食という趣き。へー、ほー、と喜んでいるうちに心も身体も満たされます。

ちなみに、この6月7月の献立をご紹介すると(お決まりで3900円税別のみ)、「一ノ皿:作りたて胡麻豆腐&今日の野菜の昆布〆」「二ノ皿:三"種"のサラダ ミントの香り 蕎麦の実・ハト麦・枝豆」「三ノ皿:豆腐と季節野菜の揚げ浸し」「四ノ皿:トマトの炊き込みご飯&冷たい味噌汁」「おしまいの皿:無花果のアイスクリーム&ハーブティ」。

「これだけ〜?」と思う男性も多いかもだけど、実際にゆっくり食べ進めるとちょうどいい腹具合になります。

アートデザイナーだった彼女が手作りで作った空間はとても親密。
中延の昭和な路地にあることも相まって(この周辺の雰囲気サイコー)、なんだか懐かしく、優しい気持ちになれます。

彼女ひとりですべてをまかなうので、5人しか入れない予約制だけど、電話して是非行ってみて欲しいと思います。

posted by さとなお at 16:35| 和食(小料理・割烹・郷土料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする