2008年05月27日

さとなお:一回パス

すいません、いろいろ重なりまくっていて、一回パスさせてください。

ごめんなさい!
posted by さとなお at 22:04| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月17日

いとう:Town(ハワイ)

ぼくも、仕事でハワイに行っておりました。
その後もずっと仕事の現場が続いていて(日々弁当の悲しい食生活)、更新が遅くなりました。また、頑張っていつものペースに戻したいと思います。

momofukuの話、とても興味深いですね。長いことニューヨークに行っていないので、すでにさとなおさんの話を聞くと浦島太郎状態だなあ。

>all we had to do to make this record was add water

たぶん英語としては正しいのでしょうけど、個人的には「boiling water」にして欲しいなあ。アメリカ人がカップ麺に平気でぬるい湯を入れるのが許せません(笑。

さて、さとなおさんが「さなメモ」で書かれるように、アメリカの食べ物が美味しくないという定説の例外は、ニューヨークだけではなく今やハワイでもそうですね。というより、効率ばかりを追求する最近の日本の外食の方が、アメリカよりおいしくないのかなあと悲しく感じたりもしています。

アメリカには世界的に名高い料理学校もありますし、フランス料理や日本料理が歴史や伝統に縛られる中、自由にクリエイティブに、おいしければ・栄養価が高ければ・美しければ、それてオッケーな料理を考え作る彼らは、(ちょっと残念でもありますが)料理の世界でも21世紀の牽引していく状況ですね。

ハワイの特徴としては、訪問するたびに地産地消が進んでいるなあというのが実感。回りを海に囲まれて魚介類も豊富。また、少し車を走らせれば、すぐに畑や牧場も見えてくることから、新鮮な野菜や肉類にも事欠きません。未だにロブスターの爪の中に小指ほどの身しか入っていない観光客用の料理とも出会いますけど(苦笑)、きちんと店を選べば、「おいしい」以外にすべての言葉を失ってしまうような至福が待っています。

今回はとても忙しく自分の時間がほとんど持てないまでも、なんとかやりくりして訪問してきた「Town」がそんな一軒。ここは、サウスキングストリートと並び称せられる、ハワイローカルが集まるグルメゾーン カイムキ地区にあり、ワイキキから比較的近い(歩いては行けないですが)エリアながら、観光客はほとんど見かけない場所。

ワイアラエというメインストリートに面し、屋外のテーブルでもすでに夕暮れのビールを楽しむ人達で賑わっています。
エントランスの印象からするとダイニングは意外と広く、西洋のちゃんとしたレストランには定番のバーカウンターも付設。時間も早かったので窓際の明るい席に通されました。

メニューはタイピングされたものが回覧板のようなバインダーに挟まれて出てくる簡素なものだし、飲み物のコースターには、おそらく昨日までのメニューであろう紙を四角に切って使うという、まさにエコを主張したイマのレストラン。

料理は、地中海風と聞いていたんですが、メニューの下にはこう書いてあり「Local first, organic whenever possible, with Aloha always」、つまりは、アロハスピリットたっぷりのロコ(ローカル)の料理なのだと思います。

ここで食べた野菜も肉も魚も、食材がすべて唸るほどうまい。味付けは、いずれの皿にも上手に酸を効かせオイリーで重くならないように仕上げた、個人的にはまさにストライクゾーンなテイストでした。

しかも、ハンドカットのパスタの茹で加減もメインのハワイ固有の魚の焼き具合も、日本でもなかなか出会えないほど完璧。クリエイティブでも多少大雑把な印象は否めないネオアメリカ料理において、この絶妙さにも瞠目しました。

この店、先ごろホノルルのビジネス街にも「Downtown」とい二号店を出したそう。なかなかウイットにも富んでますね。
posted by 伊藤章良 at 22:50| 海外のうまい店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月10日

さとなお:Momofuku Ssam Bar(ニューヨーク)

荒木町界隈、いいですよね。
最近では「よねやま」「酒音」、そして移転して初めての「八平」に行きました。
「八平」は相変わらずとても美味しかったけど、ご主人あんなに怖い人だったっけ、というのが感想。弟子やサービス人を怒るわ怒鳴るわ睨みつけるわで、カウンター席で落ち着かなかったです。

ええと、ニューヨークに一週間ほど行っていて、間がひどく空いてしまいました。すいません。
実質6日でミュージカルを9本観る旅を敢行したのですが、おかげでレストランはアフターシアター(つまり22時や23時から食べられる店)しか開拓できませんでした。でも、探すと意外とあるのですね。今回もアタリがいくつかありました。

今日はその中から「Momofuku Ssam Bar」を。
モモフク・ッサム・バー。

Momofuku、というのは日本語ですね。どうやら日清食品の故・安藤百福会長の名前からネーミングした店のようです。インスタントラーメンの祖である彼をリスペクトした店名。当然日本人がやっているのかと思いきや、シェフは韓国系2世のデビッド・チャン氏。彼はニューヨークの料理学校で基礎を学んだ後、東京のパークハイアットで修行をして麺作りを習い、まず「Momofuku Noodle」という店をイースト・ヴィレッジの近くに始めたんですね。
その後この店「Momofuku Ssam Bar」を開き、レストラン評論では一番権威あるNew York Timesの「2007年ベスト・ニュー・レストラン」に選ばれたそうです。もうひとつ開いている「Momofuku ko」も、数日前(5/7付け)のニューヨークタイムスで三つ星を獲りました。

ちなみにその「Momofuku ko」の店名の「ko」とは「son of」という意味だそうで、つまり日本語の「子」です。「百福の子」。ううむ、ここまでリスペクトしてくれるのはうれしいけど、ちょっと悔しい気もする(笑)

ちなみのちなみに、エルヴィス・コステロの最新CD(これも数日前の5/6にUSで発売)の題名が「Momofuku」です。

アマゾンの商品の説明を読むと「Well, obviously the title is a tribute to Momofuku Ando, the inventor of the Cup Noodle. Like so many things in this world of wonders, all we had to do to make this record was add water.」だって(笑)
続けてこの店にも言及されてます。
「Now, I understand that there is also a fancy eatery in New York City that has made the same connection with Ando-San. So, just in case anybody is inclined to mistake our record for something edible, we've added a disclaimer to the record jacket. I like saying, "record jacket" again.」ですと。

で、ジャケットを見るとこう書いてあるらしい。「レストラン・モモフクとは関係ありませんが、そこの料理はお勧め」


話が猛烈にズレました。
「Momofuku Ssam Bar」ですね。店名の「Ssam」とは「ッサム」、韓国語の「包む」という意味です。
最近、韓国料理でポッサム(bo ssam:ボッサムと書くけどポッサムと発音するのが近いよう。茹で豚肉やキムチや野菜を巻いて食べる料理)が人気になってきていて、専門店まで出来ている勢いですが、そのポッサムの「ッサム」ですね。サムというとサムギョッサルを思い浮かべるけど、あれは「sam gyop sal」でスペルが違うし料理としても違います。

料理はフュージョン。Korean-Americanかな。
韓国料理をアメリカ風にアレンジしたもの。日本料理の影響も少しあると思う。○○風茶碗蒸しとかもメニューにあったから。

んでもって、ここの名物が「bo Ssam」(この料理は予約制なので注意!)。
そう、ポッサムです。でもここのポッサムは少し特別。説明を読むと「whole butt, dozen oysters, kimchi, rice, bibb lettuce」と書いてあって、つまり豚のお尻肉と生牡蠣とキムチとご飯をレタスで包んで食べる料理なんだけど、これ、うまかった!

何が特別かというと、まず、豚のお尻がですね、超巨大。
お尻半分くらいの量が来ます。大きさで言ったらアメフトのボールくらい。いやラグビーボールくらいあるかな。
これを1時間以上かけて丁寧にローストしてあり、まぁ量のインパクトもすごいけど、味もとても良いっすね。意外と脂っぽくなくて、肉の旨みが凝縮された美味。

で、レタス(あっちでポピュラーなBibb Lettuce。チシャとはまた違うみたい)で包むんだけど、この豚の尻肉にですよ、生牡蠣を一緒に包むんです(!)。ヤンニョムやキムチやご飯と一緒に。
これがねー、ボク的にはいままで味わったことがない美味。茹で豚と生牡蠣、合います。まぁヤンニョムなんかと一緒にするから、というのもあるけど、これは新しい発見でした。

ただ、量がハンパじゃないので、日本人なら10人くらいで行った方がいいですね。値段もこの一品で200ドル(!)します(他の一品は普通の値付け)。
あと、しばらく食べてるとどうしても飽きます(笑)。これは味ではなく量の問題。半分くらい食べてあとはお持ち帰りさせてもらうのがいいかも。そういう意味では、現地在住の人を大勢誘って行くのが正解な料理かもしれません。少人数の旅人だけではこの料理は無理かもなぁ…。

他の料理は野菜を多用したヘルシーな韓国系フュージョン。
ワインもそこそこ揃っています。オシャレな外観で、韓国や日本の店っぽい雰囲気はないです。薄暗くてガンガンにロックがかかっている感じの店。会話するには少々うるさいかな。

この店、予約を取らないらしく、人気なので行列ができるらしいのですが、この予約制である「Bo Ssam」を予約するとテーブル予約ができるという裏技があるそうです。ただし前述したように大人数(最低でも6人以上)じゃないと食べきれないので注意が必要ですね。でも、機会があったら絶対のオススメです。

夜は23時までオーダー可能。2nd Ave.と13th St.の角にあります。
posted by さとなお at 11:38| 海外のうまい店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする