下北沢。随分長いこと行ってないです。
以前は代田に住んでいたこともあり、また、本多劇場へ頻繁に通っていたので、下北沢で飲み食いすることが大変多かったんですが、最近は「安寅゛」ぐらいかなあ。
「千真野」、知りませんでした。きっと本来の大人の街としての土壌があり、昔ながらもファンもきちんと残っている証左ですよね。下北沢では、まだまだ風情のある店が発見できそうな気がします。
ではぼくも同じ和食店で、熱海の「和び」です。ここはご存知の方も多いかと思いますが、アロマフレスカグループが手がけている和食店で、「アロマフレスカ」のインテリアやお花〈今思い出しても、広尾時代の「アロマフレスカ」の花はすばらしかったです〉を担当していた女性が女将。また、広尾店ができた当初からずっとグループのサービスの要である植野さんがマネージャーを務めます。
ぼくは、サービスマンとしての植野さんの大ファンで、麻布十番の「アロマフレスカ」にすっかり興味がなくなったのも、植野さんが抜けてしまったからに他ならない感じ。
「和び」は、熱海の山側といいますか、高名な「大観荘」のさらに上に位置し、
細い山道をうねって上がったところなんですが、タクシーの運転手さんにグーグルマップで出力した地図を見せてもさっぱり要領を得ず、無線でセンターに聞いてもチンプンカンプン。まだまだそんな状況のようです。
細い道の傍らにやっと「和び」との行灯を見つけて下車。そのまま階段を下ると、風情のある玄関に迎えられます。お部屋は、玄関と同じフロアに二間とお茶室、さらに下の階に厨房ともう一間。なおこの部屋にはお風呂〈熱海の温泉〉がついていて、プラス1万円とのこと。しかし、例えば男女で訪問して、この風呂に入った後食事をするというのは、チと恥ずかしい雰囲気ではありました。
食事のコースは、8000円と少し素材をアップして〈私が行った日は、伊勢えびと鱧が追加〉12000円。酒は、麦酒・日本酒・焼酎・葡萄酒が数種。
料理は、「アロマフレスカ」の完成度を基準にしてしまうと、まだまだですね。
特に椀物の出来が今ひとつで、中に組み込む具と出汁との調和にもう少し気を配るべきかと思いました。ぼくは日本料理に対する評価が辛口ですが〈と個人的には思う〉、植野さんもおられるし、なんといっても「アロマフレスカ」なので今後に期待といったところ。
ただ、熱海の山側急斜面に立つ風情や窓からの眺め、緑におおわれた静けさなど、時が止まったような和室でつかの間の休息を取るには絶好の場所。
都会を抜け出したいけど、なかなか一泊まで時間が取れない方などにオススメです。
2007年08月29日
いとう:和び〈熱海〉
posted by 伊藤章良 at 15:29| 和食(小料理・割烹・郷土料理)
2007年08月28日
さとなお:千真野(下北沢)
ハワイ、相当過酷だったようですね。
でも、日本も「息してるだけで過酷」だったです。暑すぎて。なにせ日本記録もんですから。
そんな酷暑の中、ボクも数軒収穫がありました。
その一軒が「千真野」。せんまや、と読みます。思わず、せんまの、と読みたくなるけど。
下北沢にある京都割烹。というか、おばんざい屋さんかな。
下北沢は年々若年化が進んでいて、いまや完全に若者の街なんですが、その中でも貴重な大人の小料理屋です。
ご夫婦ふたりでやっている、カウンターとテーブル席3つほどの小さな店なのですが、まだ若い無口なご主人が集中して丁寧に作る料理がいちいちおいしいかったですね。
茗荷を利かせたもずく酢から始まって、焼鮭のポテトサラダ、里芋とずいきの冷鉢、いわし南蛮、いろいろ野菜の白和え、タコの柔らか煮。
こういうおばんざいがどれもこれもひと工夫あって、焦点もちゃんと来ていてうまいんです。お、なかなか、と深く頷きながら食べる感じ。基本がしっかりしたお料理ですね。家庭料理の枠は大きく出て、創作料理みたいな浮ついたこともせず、ちゃんとおいしいおばんざい。意外と難しい技だと思うです。
焼き物に移って、さんま塩焼きと豚の西京焼き。これも良かったな。
このころには客が立て込んできたんだけど、慌てず騒がず段取りよく進めるご主人の動きになかなか見惚れました。奥さんもそつなく給仕してくれます。
そして〆には、だしの効いた昆布茶漬け。
これまた絶妙。うみゃうみゃ。どの料理も焦点が来ていて加減がいいですね。下北ではマジで貴重です。しかも安い。どれもこれも一皿数百円なので、お酒さえ飲みすぎなければ、ひとり5〜6000円で上がるのではないでしょうか。
メニューを見る限りでは、お酒の揃えも良かったです。
敢えて言えば、たまたまかもしれないけど、喫煙率が高かったのが厳しかったですね。土地柄かなぁ。せめてカウンターだけでも禁煙にしてほしいと思いました。せっかく繊細な料理を作っているのに、その真ん前数十センチで吸われたらかなわん。料理に煙がつくではないか!
でも、日本も「息してるだけで過酷」だったです。暑すぎて。なにせ日本記録もんですから。
そんな酷暑の中、ボクも数軒収穫がありました。
その一軒が「千真野」。せんまや、と読みます。思わず、せんまの、と読みたくなるけど。
下北沢にある京都割烹。というか、おばんざい屋さんかな。
下北沢は年々若年化が進んでいて、いまや完全に若者の街なんですが、その中でも貴重な大人の小料理屋です。
ご夫婦ふたりでやっている、カウンターとテーブル席3つほどの小さな店なのですが、まだ若い無口なご主人が集中して丁寧に作る料理がいちいちおいしいかったですね。
茗荷を利かせたもずく酢から始まって、焼鮭のポテトサラダ、里芋とずいきの冷鉢、いわし南蛮、いろいろ野菜の白和え、タコの柔らか煮。
こういうおばんざいがどれもこれもひと工夫あって、焦点もちゃんと来ていてうまいんです。お、なかなか、と深く頷きながら食べる感じ。基本がしっかりしたお料理ですね。家庭料理の枠は大きく出て、創作料理みたいな浮ついたこともせず、ちゃんとおいしいおばんざい。意外と難しい技だと思うです。
焼き物に移って、さんま塩焼きと豚の西京焼き。これも良かったな。
このころには客が立て込んできたんだけど、慌てず騒がず段取りよく進めるご主人の動きになかなか見惚れました。奥さんもそつなく給仕してくれます。
そして〆には、だしの効いた昆布茶漬け。
これまた絶妙。うみゃうみゃ。どの料理も焦点が来ていて加減がいいですね。下北ではマジで貴重です。しかも安い。どれもこれも一皿数百円なので、お酒さえ飲みすぎなければ、ひとり5〜6000円で上がるのではないでしょうか。
メニューを見る限りでは、お酒の揃えも良かったです。
敢えて言えば、たまたまかもしれないけど、喫煙率が高かったのが厳しかったですね。土地柄かなぁ。せめてカウンターだけでも禁煙にしてほしいと思いました。せっかく繊細な料理を作っているのに、その真ん前数十センチで吸われたらかなわん。料理に煙がつくではないか!
posted by さとなお at 22:57| 和食(小料理・割烹・郷土料理)
2007年08月26日
いとう:ガニュ・パン(大阪)
ハワイに出張をしておりまして、間があきました。
ハワイに出張といっても、毎日毎日本当に仕事ばかりで、メシは一食まともに食えればいい方。メチャクチャ疲れました。
ただ一軒収穫ありです。地元の方に教えていただいた蕎麦屋で「稲葉」。通称グルメストリート、S.KING St.沿いにある小さな店。蕎麦以外の和食メニューは普通ですが、蕎麦はかなりの完成度で、コシ、香り、味わいと、三拍子揃ってました。
>ある方に紹介してもらったのだけど、紹介がなくても大丈夫な
>気軽なおばんざいの店。
大学は京都だったので、色々とおばんざいの店には通っていたんですが、関西を去って東京に来るまで、あのスタイルがおばんざいということを詳しく知りませんでした。というか、京都の人はあまりそんな意識をしないで食べているように思うなあ。
なので、敷居の高いおばんざいやはぼくも知らないんですが、
「蜂巣」はとてもよさそうですね。それにしても店名の由来が知りたい(笑。
ではぼくも大阪の店を一軒。フランス料理「ガニュ・パン」です。
こちらの店も、いさを氏の「関西グルメ食べ歩きレビュー」で知りました。いさをさんはまだお若い方かと拝察しますが、料理やレストランに対する愛情や視点がとても明確で気持ちがよく、関西で食事をするときはいつも参考にさせていただいています。
「ガニュ・パン」は、大阪の中津(地下鉄御堂筋線で梅田の次ですね)の実家から徒歩5分の好立地にあり、母や叔母を連れて行きましたが「いつも前を通っていたのに、気ぃつかへんかったわ」と悔しがる始末。
20席に満たない小さな店で、シェフ一人サービス一人で切り盛りされている模様。壁等の色使いや雰囲気はいかにもビストロっぽいんだけど、BGMにミーシャが流れていたり、グラスだけが妙に上品だったりして、そんなミスマッチなところも、いかにも大阪ぽいかな。
今大阪のフレンチは良質廉価大皿の競い合いと聞きますし、その切磋琢磨がいい方向に出た感じ。美味しくて安くて量もタップリに大満足。メニューの種類はさほど多くないにしても、それぞれの料理に手間を惜しまず、肉の焼加減や仕上げも丁寧に手がかけられていて、とても好感が持てる店です。
個人的には、がぶ飲み系のワインが各種もっと揃っていればさらに幸せですね。こんな店が実家の近くにあるなら、頻繁に実家にも帰りそうです(笑。
さて、少しこの場を借りて、個人的な告知をさせていただきたいんですが、この「ガニュ・バン」が手本とするような、パリのビストロをたくさん体験させてくださった、パリ在住の友人でピアニストの越智まどかさんが、来月日本でコンサートを開きます。
文字通り「パリの音楽会」と題された、ビアノ・チェロ・フルートのトリオによる、ブランチやワイン付きのコンサート。越智まどかさん自身がパリジェンヌを体現するようなステキな方なので、フランスのエスプリがたくさん詰まったコンサートになるかと思います。
9月2日が、新宿のレストラン「カフェーズ」にてのブランチコンサート。また、9月8日午後は、東京都庭園美術館大ホールにてのワイン付きのコンサートです。ご興味のある方はぜひ足をお運びください。
詳しい情報はこちらから。
ハワイに出張といっても、毎日毎日本当に仕事ばかりで、メシは一食まともに食えればいい方。メチャクチャ疲れました。
ただ一軒収穫ありです。地元の方に教えていただいた蕎麦屋で「稲葉」。通称グルメストリート、S.KING St.沿いにある小さな店。蕎麦以外の和食メニューは普通ですが、蕎麦はかなりの完成度で、コシ、香り、味わいと、三拍子揃ってました。
>ある方に紹介してもらったのだけど、紹介がなくても大丈夫な
>気軽なおばんざいの店。
大学は京都だったので、色々とおばんざいの店には通っていたんですが、関西を去って東京に来るまで、あのスタイルがおばんざいということを詳しく知りませんでした。というか、京都の人はあまりそんな意識をしないで食べているように思うなあ。
なので、敷居の高いおばんざいやはぼくも知らないんですが、
「蜂巣」はとてもよさそうですね。それにしても店名の由来が知りたい(笑。
ではぼくも大阪の店を一軒。フランス料理「ガニュ・パン」です。
こちらの店も、いさを氏の「関西グルメ食べ歩きレビュー」で知りました。いさをさんはまだお若い方かと拝察しますが、料理やレストランに対する愛情や視点がとても明確で気持ちがよく、関西で食事をするときはいつも参考にさせていただいています。
「ガニュ・パン」は、大阪の中津(地下鉄御堂筋線で梅田の次ですね)の実家から徒歩5分の好立地にあり、母や叔母を連れて行きましたが「いつも前を通っていたのに、気ぃつかへんかったわ」と悔しがる始末。
20席に満たない小さな店で、シェフ一人サービス一人で切り盛りされている模様。壁等の色使いや雰囲気はいかにもビストロっぽいんだけど、BGMにミーシャが流れていたり、グラスだけが妙に上品だったりして、そんなミスマッチなところも、いかにも大阪ぽいかな。
今大阪のフレンチは良質廉価大皿の競い合いと聞きますし、その切磋琢磨がいい方向に出た感じ。美味しくて安くて量もタップリに大満足。メニューの種類はさほど多くないにしても、それぞれの料理に手間を惜しまず、肉の焼加減や仕上げも丁寧に手がかけられていて、とても好感が持てる店です。
個人的には、がぶ飲み系のワインが各種もっと揃っていればさらに幸せですね。こんな店が実家の近くにあるなら、頻繁に実家にも帰りそうです(笑。
さて、少しこの場を借りて、個人的な告知をさせていただきたいんですが、この「ガニュ・バン」が手本とするような、パリのビストロをたくさん体験させてくださった、パリ在住の友人でピアニストの越智まどかさんが、来月日本でコンサートを開きます。
文字通り「パリの音楽会」と題された、ビアノ・チェロ・フルートのトリオによる、ブランチやワイン付きのコンサート。越智まどかさん自身がパリジェンヌを体現するようなステキな方なので、フランスのエスプリがたくさん詰まったコンサートになるかと思います。
9月2日が、新宿のレストラン「カフェーズ」にてのブランチコンサート。また、9月8日午後は、東京都庭園美術館大ホールにてのワイン付きのコンサートです。ご興味のある方はぜひ足をお運びください。
詳しい情報はこちらから。
posted by 伊藤章良 at 22:45| フレンチ
2007年08月16日
さとなお:蜂巣(京都)
広尾のあの辺はすっかり「深夜メシ」地帯になりましたね。
でも、多くのヒトがそれを知っているみたいで、夜中に行って数軒回ってもなかなか座れません。
でも、座れないことによって「じゃ、仕方ないから今日はお開きにしますか」と諦める場合もあり、深夜にフレンチとかイタリアンを食べる愚(健康的に)をおかさずに済むという利点もあります(笑) あまり旨い深夜店が出来るのも困りもんです。
さて、お盆で間があいてしまいましたが、お盆中に行ってよかった店をひとつ。
京都の「蜂巣」です。
ある方に紹介してもらったのだけど、紹介がなくても大丈夫な気軽なおばんざいの店。京都っぽい「古い暗さ」がないのが旅行者には物足りないですが、一見さんでも気楽に入れてそれほど高くなく食べられる店を一軒京都で持っておくと安心です。カウンターでおばんざい数品に日本酒、という感じなら3〜4000円で上げられるかも。おまかせコースでも5000円。安心でしょ。
枝豆山椒、さんま有馬煮、賀茂なす煮、京揚げと小松菜、きんぴら、南蛮漬け、手作りごぼ天、と、魅力的なおばんざいが並ぶのですが、すべてのおばんざいにひと工夫ある上に、その工夫が創作料理的になっていない。きちんと基本を守った味でとてもおいしいです。当日は食べなかったのですが、魚や肉もいろんなメニューもあり、食指が動きました。ちょっと通ってみたくなる店ですね。
冷酒に店名の「蜂巣」を頼んだら竹の器に入ってきて、とても涼しげ(店名の由来は聞きそびれましたが)。
ご主人も奥さんも気さくで気持ちよく、お客さんも肩の力を抜いて楽しんでいます。照明をもうちょっとだけ暗くしたらもっと雰囲気出るのになぁと思いましたが、明るいのもこの店のよいところかもしれません。そんな感じのお店です。
京都国際ホテル、もしくは京都全日空ホテルの裏手にぽつりとあります。
でも、多くのヒトがそれを知っているみたいで、夜中に行って数軒回ってもなかなか座れません。
でも、座れないことによって「じゃ、仕方ないから今日はお開きにしますか」と諦める場合もあり、深夜にフレンチとかイタリアンを食べる愚(健康的に)をおかさずに済むという利点もあります(笑) あまり旨い深夜店が出来るのも困りもんです。
さて、お盆で間があいてしまいましたが、お盆中に行ってよかった店をひとつ。
京都の「蜂巣」です。
ある方に紹介してもらったのだけど、紹介がなくても大丈夫な気軽なおばんざいの店。京都っぽい「古い暗さ」がないのが旅行者には物足りないですが、一見さんでも気楽に入れてそれほど高くなく食べられる店を一軒京都で持っておくと安心です。カウンターでおばんざい数品に日本酒、という感じなら3〜4000円で上げられるかも。おまかせコースでも5000円。安心でしょ。
枝豆山椒、さんま有馬煮、賀茂なす煮、京揚げと小松菜、きんぴら、南蛮漬け、手作りごぼ天、と、魅力的なおばんざいが並ぶのですが、すべてのおばんざいにひと工夫ある上に、その工夫が創作料理的になっていない。きちんと基本を守った味でとてもおいしいです。当日は食べなかったのですが、魚や肉もいろんなメニューもあり、食指が動きました。ちょっと通ってみたくなる店ですね。
冷酒に店名の「蜂巣」を頼んだら竹の器に入ってきて、とても涼しげ(店名の由来は聞きそびれましたが)。
ご主人も奥さんも気さくで気持ちよく、お客さんも肩の力を抜いて楽しんでいます。照明をもうちょっとだけ暗くしたらもっと雰囲気出るのになぁと思いましたが、明るいのもこの店のよいところかもしれません。そんな感じのお店です。
京都国際ホテル、もしくは京都全日空ホテルの裏手にぽつりとあります。
posted by さとなお at 06:36| 和食(小料理・割烹・郷土料理)
2007年08月05日
いとう:ビストロ・モール(恵比寿)
「永利」、そうとうスゴそうですね。
ぼくは、あの池袋チャイナタウンといわれるエリアにあって「永利」と並び称せられる「知音食堂」には行ったことがあるんですが、「永利」は未訪です。ぜひ、大食漢&大人数で行きましょう。
続いて今回は、まったく繋がりなしで(汗)、恵比寿のフレンチ「ビストロ・モール」です。
ここは、恵比寿というか広尾というか・・・。「リストランティーノ・バルカ」「ビッチョリードルル」などがある坂を上り、途中の道を左に入ったところ。人気和食店「賛否両論」の斜め前。移転前の「ノミの市」があった場所です。
「ノミの市」が出て行った後焼鳥店が入っていたんですが、いつの間にか変わっていました。外観はソリッドな感じで、ロックとかがガンガン鳴ってそうなバー風の入口。あまりうまい料理を食べさせてくれるレストランには見えません。店内も、ビストロというよりはカフェダイニング風。カウンターがあり、奥にクロスがかかっていない簡素なテーブルが数卓。シェフお一人で(日によってはシェフの奥様と)切り盛りをされているようです。
ところが、メニューを渡されてオオッと感服。フランス料理を知った料理人だからこそ作ることができる、ビストロというよりフランスのカフェそのままなラインナップ。ニース風サラダ、スモークサーモン、エスカルゴ等の前菜。メインは、チキンの煮込み、ステーキ・・・。さらにサイドデッシュとして、フライドポテトやマッシュポテト、グラタン等。
これらの料理が、しっかりと塩を効かせて、たっぷりの量とともに登場。エスプリの効いた現地さながらのフランス料理を、安価なワインともに楽しむ・・・。この展開にすっかりはまってしまいました。
ワインも、カラフェで1500円〜と、手が届くものを上手に揃えておられます。しかも「ビストロ・モール」は、近所の「ルル」や「バルカ」「賛否両論」同様、深夜でもオッケー。基本的には住宅街なこの界隈の深夜営業秀逸店の輪がさらに広がってきました。
さて、「ビストロ・モール」のシェフですが、聞けばひらまつグループ出身とのこと。「今まで重い料理ばかり作っていたので、もっと気軽な店をやりたくて」と、照れながら語っておられました。しかもシェフは、90年代半ば星条旗通りにあって、ぼくたちの間で相当評判だった(ぼくも大好きだった)「ラ・フェット」でシェフを務めておられたそう。思わず10年以上前の伝説の店話で盛り上がりましたよ。
ぼくは、あの池袋チャイナタウンといわれるエリアにあって「永利」と並び称せられる「知音食堂」には行ったことがあるんですが、「永利」は未訪です。ぜひ、大食漢&大人数で行きましょう。
続いて今回は、まったく繋がりなしで(汗)、恵比寿のフレンチ「ビストロ・モール」です。
ここは、恵比寿というか広尾というか・・・。「リストランティーノ・バルカ」「ビッチョリードルル」などがある坂を上り、途中の道を左に入ったところ。人気和食店「賛否両論」の斜め前。移転前の「ノミの市」があった場所です。
「ノミの市」が出て行った後焼鳥店が入っていたんですが、いつの間にか変わっていました。外観はソリッドな感じで、ロックとかがガンガン鳴ってそうなバー風の入口。あまりうまい料理を食べさせてくれるレストランには見えません。店内も、ビストロというよりはカフェダイニング風。カウンターがあり、奥にクロスがかかっていない簡素なテーブルが数卓。シェフお一人で(日によってはシェフの奥様と)切り盛りをされているようです。
ところが、メニューを渡されてオオッと感服。フランス料理を知った料理人だからこそ作ることができる、ビストロというよりフランスのカフェそのままなラインナップ。ニース風サラダ、スモークサーモン、エスカルゴ等の前菜。メインは、チキンの煮込み、ステーキ・・・。さらにサイドデッシュとして、フライドポテトやマッシュポテト、グラタン等。
これらの料理が、しっかりと塩を効かせて、たっぷりの量とともに登場。エスプリの効いた現地さながらのフランス料理を、安価なワインともに楽しむ・・・。この展開にすっかりはまってしまいました。
ワインも、カラフェで1500円〜と、手が届くものを上手に揃えておられます。しかも「ビストロ・モール」は、近所の「ルル」や「バルカ」「賛否両論」同様、深夜でもオッケー。基本的には住宅街なこの界隈の深夜営業秀逸店の輪がさらに広がってきました。
さて、「ビストロ・モール」のシェフですが、聞けばひらまつグループ出身とのこと。「今まで重い料理ばかり作っていたので、もっと気軽な店をやりたくて」と、照れながら語っておられました。しかもシェフは、90年代半ば星条旗通りにあって、ぼくたちの間で相当評判だった(ぼくも大好きだった)「ラ・フェット」でシェフを務めておられたそう。思わず10年以上前の伝説の店話で盛り上がりましたよ。
posted by 伊藤章良 at 23:34| フレンチ