2007年07月29日

さとなお:永利(池袋)

渋谷のポルトガル料理店、残念でしたね。
こんなにポルトガルが好きで理解がある3人なのに(笑)。まぁでも夜はお子様お断りという店の方針ですから仕方ないか。なんか子供連れを入れて困ったこととかあったのかもですね。

「楊記 私房菜」、惹かれますねぇ。
「しぼうさい」と読むとちょっとイメージが悪いけど…(笑)。行ってみたいです。

じゃ、ボクも現地そのままのリアルな中国料理を。

池袋の「永利」
池袋に客が中国人ばっかりの店がある、と聞いてはいたんだけど、ここまで中国人だらけかよ!とビックリする中国料理店。7〜80人のうち9割5分は中国人ですね。店の内装も中国の安食堂っぽくて、とにかく店に一歩踏み入れた途端そこは中国って感じ。みんながみんな甲高い声で話していて耳がわんわんしてくる感じ。わかりますよね。店員ももちろん中国人。日本語は一応通じるけど、カタコトっぽい。まぁ全体に、なんつうか、ふた昔前の新宿「随園別館」って感じかな。

料理は「中国東北家郷料理」です。
メニュー数が多くて、壁に余白がないほど貼りまくってあったりします。帰りに出前メニューをもらって帰ってきたんだけど、出前メニューだけで201番までメニューがあります。店長のオススメみたいな、壁に貼ってあるテンポラリーなものを入れると250くらいはメニューがあるかも。東北地方の料理や家庭料理が中心なので知らない料理名も多く、すべてを制覇してみたくなりますね。だって食べた料理、どれもこれもおいしかったし。

料理の中で特に印象的だったのは「東北醤大骨」。
豚背骨のタレ煮つけであるもの。背骨がブロック丸ごとドドドンとテーブルに届く料理。そこにへばりついた肉(甘辛煮)を囓りとって食べるんだけど、めちゃうまいです。予備知識なく頼んだんだけど、ふと気がつくと他のテーブルもみんなこれを頼んでるし、どうやら名物だった模様。

野菜系、牛肉系、鶏肉系、羊肉系、海鮮系、豆腐系など、どれもハズレなし。でっかい酢豚や羊肉の煮たのとかうまかったなぁ。量も多いので4〜6人くらいで行っていろいろ頼むと天国かも。
値段ももちろん安くて、ここでひとり3000円食べるのは大変でしょう。超庶民派なので高級志向の人には合わないかもだけど、池袋に行けば「中国そのもの」にありつける、というのは知ってて損なし。おいしいし安いし気楽だし楽しいし。オススメです。
posted by さとなお at 19:37| 中国料理

2007年07月27日

いとう:楊記 私房菜(六本木)

随分と間が空いてしまい、申し訳ありません。
10日間ぐらいあっという間に経ってしまいますね。
書きたい店もそろそろ溜まってきたので、ペースを上げます。

さて、先日さとなおさんの中学生のお嬢さんと3人で、意気揚々(3人ともポルトガルに足を踏み入れた経験者と言うこともあり)とポルトガル家庭料理の店に出かけたのに、お子様はNGということで入店がなわず残念でした。

なんとなく納得できず、店のホームページを見てみたりしたんですが、どこにも子供がお断りとは記載されておらず・・・。一方斜め前にある同系列のオーストラリアワインの店(女性の酔っ払いも大勢いたし、こちらの方が大人向けのようにも思えますが 笑)ではOK。ただ、料理を出すテーブルを間違えるわ、頼んだ料理はなかなか出てこないわでハチャメチャ。丸の内等の出店で店を広げすぎたのかなあと不安になりました。

で、今日は、両店と同じ会社が運営する中国料理「楊記 私房菜」
この店は、テレ朝通りを下った際に見えてくる消防署の隣りのビル1階奥にあるニューフェースで、外観はモダンな雰囲気。ダイニングも比較的ゆったりとして居心地は良好です。

「楊記 私房菜」の特徴は、なんといっても香港そのままのリアルな中国料理。
メニューを渡されると、あれもこれも日本ではあまり見かけない食べたいモノばかりで結構興奮します。総料理長は、もともと香港にある別のレストランが日本に支店を出した際にまかされたとか。当時は、日本風にアレンジされていない中国料理が理解してもらえず、店としてはあまりうまくいかなかったそうです(ご本人の談)。ただ、香港に出かけた経験のある日本人も増え、本場そのままの料理を受け入れられる土壌も今の日本にはあると確信。スタイルを変えずに香港スタイルを踏襲しました。

前菜から点心まで、どれも個性的で楽しく、消えかかっているぼく自身の香港の記憶を呼び覚ますにも十分。特に鶏の丸焼きは、香港の店頭にぶら下がっているウマそうな状態のまま運ばれたようで、食べだしたら止まりませんでした。

少し残念なのは、お酒のメニュー。かたや、強烈なラインナップのワイン系レストランを営んでおられるのだから、もう少しお酒も充実していればさらにいいかな。
posted by 伊藤章良 at 23:44| 中国料理

2007年07月18日

さとなお:びすとろ・パナッシェ(軽井沢)

「Cu-Cal」って今年はチャーチストリートなんですか。

ボクは「レストランのイイトコドリ」みたいなの、あまり魅力に感じないタイプで、いろんなシェフのレシピが食べられるっていう企画にはあまり食指が動かないのですが(メニューの流れと空間とサービスがあってこそ、そのレストランであり、料理だと思うので)、その「シェフズ・テーブル」はちょっと面白いですね。ただ、それでもやっぱり料理はシェフだけのものではないと思うけど(笑)

ボクは別荘族でもなんでもないけど、学生時代からよく遊びに行っている感覚で言うと、軽井沢が食的に面白くなったのはここ5年だと思います。たぶん塩沢通りがグルメストリート化して以降。相変わらず旧軽付近では行くレストランに迷うけど、最近では林の中に一軒家カフェなども増え、なんだかすごいことになってきました(ちょっと寂しい)。

さて。今日は軽井沢は旧軽の穴場レストランのご紹介。
旧軽は以前は「レストラン菊水」ばかり行っていたのだけど、最近では予約制(?)になってしまい、足が遠のいてしまいました。そのせいでいつも旧軽では食事に困ります。で、最近行きだしたのが「びすとろ・パナッシェ」。旧軽より一本駅側の道になるのかな。駅から行くと、旧軽ロータリー手前の交差点を右折して、ぐにゅっと曲がった先の左側。

最初はあまり期待せず入ったのですが、料理がとてもしっかりしていてビックリしました。
こう言ってはシェフに失礼ですが、外観とは裏腹の本格派。味も盛りつけもなかなかのもの。リゾート地で、ひらがなが混じった店名で、外観・内装も素朴な感じというと、ちょっと嫌な予感がするものですが、それをいい方向に裏切ってくれます。

入口は薄い引き戸だし、ちょっとシャビー。中は15,6席程度しかなく、天井も低くて手狭な印象。厨房はシェフひとりで切り盛りしていてバタバタしてます。でも、なんというか、軽井沢でお洒落な店に入るってどこか疲れるんだけど、ここだと肩の力を抜いて楽しめるし、家庭的ながらちょっと工夫の効いた味が好ましいのです。まぁ最近軽井沢の食レベルが上がったので昔ほど貴重ではなくなったかもしれないけど、相変わらず好ましい店のひとつですね。旧軽付近では、ですが。

旧軽で他に行くのは、「小慧餃子館」という珍しいハルピン料理屋さん。
ハルピン出身の女性がひとりでやっています。チャーチストリートよりも旧軽銀座をちょっと奥に行った右側の2階だったと思う。ここのハルピン風小籠包とスープ炒飯は、お洒落系リゾート食に飽きた頃にちょうどいい感じです。
posted by さとなお at 07:14| フレンチ

2007年07月16日

いとう:Cu-Cal(軽井沢)

>軽井沢の「丸山珈琲」です。
>まぁ有名店なのでご存知だとは思いますが、最近数回通ってやっぱり唸ったのでご紹介します。

軽井沢は、関西人のぼくにとってまだまだ初心者なんですが、最近魅力の深さに気づいてきました。そこで、軽井沢つながりということでぼくもひとつ。

昨年もこちらで紹介した「Cu-Cal」という、人気シェフによる夏限定のレストランが、今年もまた軽井沢にオープンしたと聞き、早速この休みを利用して行ってきました。

「Cu-Cal」とはキュイジーヌ軽井沢の省略形でしょうか。有名シェフたちやそのレシピ(「カノビアーノ」「シェ・トモ」「イレール」「マッシュルーム」「イル・ギオットーネ」等)が、夏の間だけ軽井沢に終結するというイベント的なレストランです。

昨年はオープンエアな場所にテントが建ち、デッキの上にテラス席が並んでいて、それこそ夏限定な感じだったのです。ところが今年は、昨年が好評だったのか旧軽井沢銀座のど真ん中、しかも界隈のランドマーク的な複合ビル「チャーチストリート」2階の広いスペースにて出店。夏限定ではもったいない、というか一年中営業されるのかなあといった雰囲気で、新しいピカピカの屋内ダイニングでした。

昨年は各店舗が独立したフードコートだったのですが、2007年は、各店のレシピが、前菜・パスタ・メイン・デザート・ドリンクとまとめられ、ひとつのレストラン形式になっています。つまり、「ティオ・ダンジョウ」のタパスや「シェ・トモ」の生ウニの貴婦人風を前菜に、「オフィチーナ・ディ・エンリコ」のガスパチョ、「イル・ギオットーネ」のパスタ、そして「ミラヴィル」のステーキ・・・。と、こういった具合。
(しかも、それ以外にも、「大木戸矢部」の和定食や「酉玉」の丼までありました)

また、そんなレストランとは別に、今回の目玉はシェフズテーブル。メインダイニングとは別仕立てのカウンターが6席。そこにもキッチンがしつらえられていて、シェフがそのキッチンに立ち、その日のお客様だけのメニューを作る。

そんなシェフズテーブルには、1ヶ月先の予約も取れないという「イル・ギオットーネ」の笹島氏をはじめ、東京の人気店シェフがスタンバイしているようです。昨日は、「ラ・ゴーラ」最後のシェフを経て、現在「オフィチーナ・ディ・エンリコ」を仕切っておられる小林真氏のシェフズテーブルを体験してきました。

「やっぱり人前で料理を作るのは緊張しますね・・・」と、はにかむシェフと語らいながら、目の前で手際よく盛り付けられていく料理を見つつの2時間。これは東京で絶対に体験できない貴重なディナーだと思います。昨年と違って、かっこいいウェブサイトもあるので、ぜひこちらでシェフズテーブル出演のシェフをチェックしてみてください。
posted by 伊藤章良 at 22:42| イタリアン

2007年07月08日

さとなお:丸山珈琲(軽井沢)

ボクも東京ミッドタウンのレストランには全く興味ないですね。新丸ビルも行ってない。ああいう最近の複合ビルはなぜか食指が動かないです。というか、家賃とか考えたら採算取るのにどういう工夫をしているかある程度想像つくので、率先して行く気にはなれません。

でも、英語が出来ないと厳しい、というのはスゴイですね。そういうのを喜んだり、女性の前でいい格好できて気持ちよかったりする人もいるのでしょうから、それはそれでいいのかもですが。

さてと。
今日は何つながりでもないのですが、ちょっと気楽にカフェのご紹介。

軽井沢の「丸山珈琲」です。
まぁ有名店なのでご存知だとは思いますが、最近数回通ってやっぱり唸ったのでご紹介します。

軽井沢駅から車だと5分くらいでしょうか。「南ヶ丘入口」のところにある橋を渡って別荘地に入るとすぐの右側にある普通の一軒家で、靴を脱いでリビングに上がるカジュアルな感じの店なのですが、ここの珈琲がタダモノではありません。

店主である丸山健太郎さんは毎年世界各国で開催される珈琲豆品評会に審査員として参加していて、その中でも最高級の豆をオークションで落としてくるらしいです。それを自家焙煎して、プレス式のポット(よく紅茶なんかで使う上からギュゥと押すヤツ)で出してくれます。最高級の豆なので雑味がなく、ドリップするより逆にプレスした方が美味しい、とは店の方の弁。

でも確かに香りが詰まっていてうまいです。表面に多少油が浮いた感じはありますが、雑味は感じない。多少粉っぽさはあるけど気にならない。
んでもってその香りとコクのバランスは尋常じゃないですね。香りは濃厚。ぐあぁって鼻に来るのに、味はあくまでもマイルドなんです。参ったなぁ。何度か行っていくつか飲みましたが、ボクの中では「春のスペシャルブレンド」が絶品でした。あんなに爽やかでやさしい珈琲はないです。酸味もきちんとしているし。いままで飲んだ珈琲の中でもトップクラスの味でした。

これが、3杯はとれるポットで500円程度。安いですね。豆も直接買えるし通販もやってます。ちなみにチョコレートケーキもうまいです。朝10時からなので、モーニングコーヒーがわりに行くと良いです。

まぁ雰囲気は決してお洒落じゃないし、店員さんは忙しそうだし、プレスで煎れる珈琲も好き嫌いあるかもしれません。でもボクはこの店で少し珈琲開眼しました。やっぱうまいもんはうまいなぁ、と。
posted by さとなお at 22:50| バーなど

2007年07月02日

いとう:ラ・コリナ(六本木)

ハワイから帰ってきたのですが、なんとハワイで風邪を引きまして、
過去最悪につらい出張でした。また、日本の梅雨を抜けてハワイへ行ったというのに(東京はよく晴れていたそうですが)、ハワイは少々天気が悪くジメッとしていました。

>ハワイ、当初バカにしていたタタリか、全然行く機会がありません。>食的には相当おもしろいと聞いているし、なんだかんだ言って気持ちいい島なので(ずいぶん昔に一回だけ行ったことがある)、

スピリットが沖縄と近いので、さとなおさんもきっと気に入ると思います。ジェイク・シマブクロをはじめとして、沖縄の方の姓も多いですし。今回は、仕事のスケジュールが大変ハードで、メシはほとんど地元ローカルが行く場所ばかりでした。ま、それもハワイらしいんですけど。

>メキシコ料理の「La Esquina」。ラ・エスキーナ。
ここ、「くまのあな」のメンバーに教えてもらった店なんですが(笑)

「くまのあな」のメンバーの新しい事務所は、入口には普通の小さな売店があるんだけど、がばっと開けると奥が延々オフィスになっているそうで(と、ご本人が話してました)、まさにこのメキシカンに触発された感じですね(笑。

ではぼくもメキシカンで。東京ミッドタウンにある「ラ・コリナ」です。

オープン以来、まったく訪れることのなかった「東京ミッドタウン」(汗。
関西から友人夫妻が来るとのことで、せっかくだからここにしてみよう、との判断。どの店も行ったことがないし(といっても、ほとんどの店は、どこかの2号店なので想像がつきますが)、おおかたの高評価はひらまつ系の「ボタニカ」なんだけど、ちょっと高いしなあと躊躇。で大穴狙いといいますか、少しひねってメキシカンの「ラ・コリナ」を選択。ここは、神宮前の元クラブだった場所にある「フォンダ・デ・ラ・マドゥルガーダ」の2号店。「フォンダ・デ・ラ・マドゥルガーダ」は東京のメキシカンとしてはやはり筆頭かなあとの感触はあるので、「ラ・コリナ」も、
そこそこいけるだろうと期待です。

東京ミッドタウン、なんとなく新宿高島屋の食堂街と似てましたが、人影もまばらで祭りも一段落といった感じ。その中で「ラ・コリナ」は、わりといい場所にあり(といっても他は知りません 笑)、ダイニングは天井も高く荘厳。にこやかなヒスパニック系のスタッフでかためていて雰囲気バツグン。

ただ、そのヒスパニック系スタッフは全く日本語がしゃべれないんです。いっぽう日本人スタッフも何名かいるけど、こちらはあまりにもプア。ファミレス的言葉遣いで、料理の説明ひとつきちんとこなせない状況。もしかしたら英語のできない人間は来るなとの意思表示なのかもしれません。それもひとつの差別化ですが。

料理はコースを選択。おいしいのかな、どうなのかな、と思っているうちに終了。いろいろ調べると、フランスでも修業経験のある女性シェフがウリのよう。ただ、スペイン・ポルトガル語圏での女性料理人は決して珍しいことではないし、その個性で、やさしい・少量の料理とするなら、なんとなく本末転倒な気がします。

ただ、おそらく初めて飲んだメキシコのシャルドネが意外とイケたのと、英語で交渉して持ってきてもらった三種類のテキーラが三様でうまかったです。
posted by 伊藤章良 at 16:18| エスニック