店も多くできて、どこも美味しそうなとこばかり。伊藤さん最近あの辺行きました?
大学時代、あの界隈でバイトをしていたので比較的制覇しているつもりだったんですが、今行くとまったくわかりません。大阪から中津方面に阪急グループが拡げているように、大阪から福島方面に阪神が延びてきた感じでしょうか。
>行った日は「三厩(みんまや)のまぐろ」「氷見のよこわ」「八幡浜の白甘鯛(白川)」「五島のクエ」「津居山の松葉ガニ」などがズラリと並び、熟成やうまみを考えて保存されていました。
今の時期のまぐろは別としても、こういった魚の品揃えは、なんとなく西っぽくていいなあ。ずっと東京で暮らしていて、久しぶりに関西以西に行くと、西の魚にも特徴があるなあと、よく思います(広島でも、やはりそうでしたが)。
ということで、今年最後だし、いろいろと書いてきた2006年イタリアンを「ヴォーロ・コズィ」で締めくくろうカナとも思ったのですが、今年を象徴する店として語りつくされている感があるし、すばらしいすばらしいと絶賛するのももういいかな、と思ったので、大阪続きでいきます。
以前にここでも書いた気がする(探してみたんですが見つからない 汗)んですが、大阪は阪神百貨店の地下2階に今のフードコートの原型のような、うどんとか寿司とか天ぷらとかラーメンとか、強烈に安くてそこそこおいしい食堂街がずっと昔からあったのですね。で、何度目かの改装を経て今に至っているんですけど、その中に、雪印デリカ「チャーメンコーナー」なる(名前の記憶は不確か)カウンターがありまして、さとなおさんが長崎で体験してこられたような(それよりはもっとチープかと)、あんかけ焼そば専門店がありました。
東京で暮らすようになってからも、その味が懐かしくてもう一度食べたいと思い何度も探しに行ったんですが、改装時になくなった気配。そんなことをブログに書いたりしていたら、同じメニューが阪神の地下で復活している、との情報をいただきました。
で、行ってみると、「梅田一番」というラーメン店で、数あるラーメンアイテムの中にチャーメンなるメニューを発見。なるほど・・・、阪神の地下でチャーメン復活を望んでいる人は多いんだなと納得。
さっそく食券を買って食べることに。このチャーメンの食べ方として、ウスターソースをかけるのですね。エエッと思われる関東の方も多いと思うんですが、あんかけにウスターソースをかけると、なんとなく普通の焼そばとあんかけ焼そばの両方を味わえる気が(ぼくだけかもしれませんけど)するのです。
ありましたよ、ちゃんと。ラーメン専門店でウスターソースは不必要なはずなのに、置いてありました。ま、そこまでは合格なんですが、味的には、自分のノスタルジックな記憶とはまったく別もの(定番のミンチボールも入っていたけど)だったかなあ。
ということで、さとなおさん、今年もありがとさんでした。
来年もぼちぼちと、よろしくたのんます。