さとなおさん、具合はどうでしょうか。
というか、やはり札幌での健啖ぶりはかなり胃腸に負担をかけていたようですね。ま、自分も同じようなペースで食べることも多いので本当にお互い気をつけなければ・・・。
もうかなり良くなっておられると拝察しますが、ぼくもぼちぼちと紹介していきます。で、今回は珍しくラーメン。新宿御苑前にある「御苑そば こいけ」であります。
ラーメンは畏友大崎氏をはじめ大家がたくさんおられ、なかなか自分たちが言及するにまで至らないんですが、ぼくも人並み以上にラーメンを食べますし、ときどきハッとさせられる味にも出会います。
「御苑そば こいけ」は、新宿通りから少し新宿御苑側に入った裏路地の角にある一見普通の(いやそれ以下の)中華料理店。ところがです。なんとラーメン一筋45年。今やほとんど見つけることができなくなった、ピュアで正統派の東京ラーメン(たぶん)が味わえるのです。
齢60近い感じのご主人が作り、そのお母さんではないかと思えるようなおばあさんが接客。壁には一面に巨人軍時代の王貞治のサイン。よくこの場所で、この昭和の形がそのまま残っていたなあ・・・、と、ラーメン好きならずとも、感激することでしょう。
おばあさんに対してもすごい横柄で口の悪い(笑)ご主人がまた、昭和の堅物そのまま。別のお客さんとトンコツラーメンの話をしていたんですが、「あんなアクだらけのスープは、ちょっとよそ見をしていてガラを煮すぎ、スープがにごってしまった失敗作をそのまま使ってるだけなんだよ。あんな不味いもん、よく人に出すよな」と。(ちょっと、心の中ではなるほどと思ってしまったけど)
ラーメン500円。濃い醤油味にほんのり生姜が香る上品で透明なスープ。焼豚はバラではなくちゃんとしたロース肉。ちぢれ麺。メンマも濃い味をつけてあって美味。そしてお約束のうずまき。
ちょっと得な発見をした気分です。

