2006年03月31日

いとう:茶々(大森)

新子安の「八左エ門」って、以前はもっと東京より遠いところで営んでおられたんですよね。で、都心に引っ越してくるという噂も聞いていましたが、結局新子安にて再オープンされた模様。とてもいい空間のようでぜひ足を伸ばしてみたい店のひとつです。

今日は、さとなおさんが以前「昼飯レベルアップ計画」でも推薦しておられたしらす飯の店「茶々」に行ってきました。場所は先日いっしょに前を通ったとき教えていただいたので確認済み(笑)。さとなおさんの記述によると、昼時は混んでいるとのことだった(というか、こちらの店はランチタイムのみの営業)ので、表まで並んでいるかなあと覚悟して行ったのですが、店内にて4名ほどが待っておられる程度。

最初から最後まで、「とてもきちんとした店」ですね。
並んでいるときも適宜声がかかって気持ちのいい対応。席に着くと清潔で磨き込まれたテーブルと分かりやすいメニューが目を引きます。しらす飯とフライモノのセットは、丁寧に調理しておられるんだろうなと感じる「少し待つかなー」ぐらいのタイミング。そしてお店のおばさんによる的確な食べ方の説明・・・。

味は、文句なく旨かったです。気持ちが澄み渡るようでした。
セットの汁をトン汁にアップグレードしたんですが、それがまた塩控え目のやさしい味。ほとんど野菜の煮物といった栄養も豊富なもの。メインデッシュ、しらすの塩も抑え気味で、大根おろし・海苔・ご飯とよく馴染んで美味しい。あっという間になくなってしまって、少し寂しい想いまでしました。

大森まで昼に出向くことは頻繁には難しいですが、それでもムリしてでも行けば、至福のランチタイムは確実に約束されるでしょう。
posted by 伊藤章良 at 17:10| ランチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月30日

さとなお:八左エ門(新子安)

ホント、西麻布のあたりって鮨屋ふえましたね。って、行ったことある店は少ないのですが。

鮨屋はひとりで食べる夜メシとして最適だし、ひとり夜メシが嫌いではないボクとしては重宝するのですが、西麻布とか六本木の鮨屋でひとり鮨をするのは躊躇します。ちょっとチンピラちっくな人も多いし、品のない団体客に遭遇する確率も高い気がする。ひとり鮨は繁華街をちょっと離れた路地の店とかの方が楽しいですね。

鮨つながりで、今日は新子安の「八左エ門」を。

新子安というと品川と横浜の中間くらいかな。京浜東北線の目立たない駅なのですが、ここに、まだ横浜に「次郎よこはま店」があった当時その次郎と並び称された店(横浜二大名店)が移ってきてるので行こう、と友人に誘われて今月頭に行ってきました。

駅をマリノスグラウンドの方に出て「千草庵」(←なかなかおいしいらしい)という和菓子屋を横目で見て歩いていくのですが、店は表通りからまったくわからないようになっています。看板も気配もない。ビルの3Fにあるので知らないとたどり着けないですね。

で、扉を開けると別天地。
掃除の行き届いた清潔で凛とした空間。白木のカウンターのみ。冷蔵ケースを使わずタネ箱もお櫃も隠されています。超シンプル。シンプルすぎて、お店の人も店主のみ。お茶もお酒もつまみも握りも会計も全部店主ひとりでやるのでどうしても進行が遅くなります。取り回しの人をひとりだけでもいれればいいのに、と思ったけど、どうやら店主が完全主義すぎて若い衆がいつかない模様。そんなことを店主がつぶやいていました。

握りは背が高く細長いタイプ。底の方が厚い台形状。そういう意味ではあまりカタチよくないけど、バランスは良かったです。んでもって酢飯がとてもいい。大櫃から小さいお櫃に移して握るのですが、大櫃を開けるたびになんとも言えない香気が漂ってきて、それだけで至福でした。赤酢ではなくしっかりした米酢を使っているという印象を受けましたが、そんなことをサイトに書いたら「以前は赤酢がベースと聞きました」とメールが来たので、いろいろ混ぜて最適化して使っているのかもしれません。もしくは試行錯誤中かも。

新子安という立地もあるのでしょう。おまかせのみで、タネの種類も少なく厳選されています。コハダ、アナゴ、車海老など、唸る握りもありましたが、一番印象に残っていてリピートしたいと切望するのは干瓢巻き。しっとりしていていままで食べたことない干瓢でした。「松波」「しみづ」「すずき」の干瓢もいいですが、ここのが個人的ベストかも。

わりとたくさん飲んだのですが(進行が遅いからどうしても)、値段はまぁまぁリーズナブルでした(この手の高級鮨としては)。昔はもうちょい高かったそうだけど、とりあえず新子安値段、ということですかね。ボク個人としては、通うまでは行かないにしても、そのうちもう一度行ってみたい店ではあります。干瓢食べたい♪
posted by さとなお at 09:12| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月29日

いとう:海心(西麻布)

>沖縄そばは「首里そば」と「てんtoてん」がダントツに好きでしたが、ここにきて「淡すい」と「安珍」が加わって、また沖縄行きが楽しみになりました。

「首里そば」と「てんtoてん」は、以前さとなおさんのサイトで見て行ってきました。特に「てんtoてん」は(場所がたいへん分かりにくいんですが)、完成度が高く印象に残っています。そんな店と肩を並べる「淡すい」と「安珍」もぜひ行ってみたいですね。できたら暑くならないうちに(笑。

今日は久しぶりに鮨の新店「海心」。昨年暮れに西麻布でオープンです。
西麻布には、「拓」「まさ」「たか」「真」「廣瀬」「和心」「ゆう田」「笄鮨」「鮨寛」「小笹すし」「こむろ家」と、鮨店が密集しつつありますが、どーもイマイチ決め手に欠ける店ばかり。また行ってみようかなと思う店が少ないわりに、価格だけはどんどん上昇気流に乗って銀座化してます(汗)。
そんな中で「海心」は、にぎりこそ好みとは全く違うんだけど、とってもいい店で久しぶりにホッとしました。

店主をL字に囲んで10席。裏方とサービスは奥さん担当の二人三脚。おすしと酒が好きな人を純粋に満足させたい、という真摯な姿勢がストレートに出ていて、すがすがしい空間です。食事の好みや酒の趣向などを鑑みながら客によって出すものを変えているところなんかも面白いと思ったし、少ないながら日本酒の品揃えも工夫されていて、料理人としてのこだわりを感じました。

親方と酒談義をしながら、つまみを美味しくいただいたんですが、にぎりは、飯が柔らかく酢も薄く温度も一定しておらず、あまりバランスのいいものではありませんでした。ただ、親方の人柄やセンスは悪くない感じなので、これからどんどん変わって行くんじゃないかなと、「しみづ」がオープンして間なしのころと同じ感慨を少し持ちました。

現在はさとなおさんの同業の方々が席を占める(笑)つまみ系の店ですが、弱冠32歳とお若いので何度か顔を出しそんな話もしてみたい気がします。

posted by 伊藤章良 at 16:13| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月28日

さとなお:安珍(与那原)

「クロンダイク・ハイボール」はボクもたまに行きます。いい店ですね。
銀座の「しぇりーくらぶ」からひとり。そして日比谷のモルト専門店(店名忘れた)からひとり。そのふたりがいい感じで噛み合って運営していて好ましいです。料理もちゃんとおいしいし。
もともとオカマバーだったところを居抜きで借りたとか。そのわりに雰囲気が良くて早い時間に一杯とかで使いたい店ですね(ボクが行くときもたいてい空いています)。

さてと。今日は沖縄編の続き。本島は与那原(よなばる)の「安珍」のご紹介。

沖縄そば(すば)屋なのですが、ここはとにかく「昔ながらのすばを再現したい」と、手間暇かかる作業を丁寧に丁寧にこなして美味しいすばを提供してくれてます。
なんでもそうですが、昔の作り方って面倒だし大変なんですね。すばも、まずは「がじゅまるの木」を燃して木灰をとり、そこから灰汁を作って小麦粉のつなぎにする、という面倒な作業をしなければなりません。実際には灰汁はカンスイの代用品として広まったので、味的にはカンスイでつないでもあまり変わらなかったりします(以前自分で実験してみた)。でもとにかく、がじゅまるを自宅の庭で燃やすところから始まるのですから、作業はそりゃ大変ですね。

で、普通のすばはここで茹で上がった麺を自然冷却するという荒技に出るのですが、この店は茹で立ての状態で提供してくれます。昔は一食一食こうやって出していた、とのこと。同じ那覇では「てんtoてん」という店があってその店も茹で立てを出してくれますが、その店と双璧な麺ですね。プリプリでムチムチでほっこりブチッな食感。うまかった…。

すべて手作り & 化学調味料などの添加物ゼロ。ソーキや三枚肉もとってもヘルシーなあっさり味。スープは滋味あふれ、ダシが舌の細胞に染み渡ります。

そして店自体も手作り。靴を脱いであがるのですが、まさに自宅。清潔で掃除が行き届き、そこここにおばあの気遣いが感じられます。庭があってそこにもテーブルがあり、丹精した花々に囲まれて食べられます。そんなことやってるとしばらく帰りたくなくなりますね。昔からここに住んでいたような錯覚すら。
ちょうど客がボクひとりだったこともあり、おばあにいろいろすばのことを聞きました。このうえない時間でした。

店は那覇からレンタカーで20〜30分ほど。与那原の住宅街にポツンとあります。マジでわかりにくい場所。敢えて言えば、与那原小学校の真裏あたり。店の場所を探す時間が前菜です。

沖縄そばは「首里そば」「てんtoてん」がダントツに好きでしたが、ここにきて「淡すい」「安珍」が加わって、また沖縄行きが楽しみになりました。
posted by さとなお at 09:28| 蕎麦・うどん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月27日

いとう:クロンダイク・ハイボール(新橋)

ちょっとあいてしまいました・・・。忙しかったわけでもないんですが、少しネタ不足かなあ。というか、いい店だろうと思って勢いこんで行ったらイマイチだったり、ネット系でも紹介は控えたい店だったり。

と、先日さとなおさんか取り上げた「荒井商店」へ早速行ってきました(電話で急に場所聞いてすみませんでした 笑)。いい店でしたねえ。サービスの女性がとてもハキハキと丁寧で感じがいいのと、料理はあっさりと軽く食べやすくて、かつ腹には溜まる感じ。味付けも想像以上にバリエーション豊富で、ペルー料理の底力を知りました。まだまだメニューの種類が少ないですけど、これから増えていくと思うし楽しみです。

また、沖縄の「淡すい」も凄いなあ。沖縄すばも次の段階というか世代に進んだ感じですね。分かる人や興味を持って接する人が増えれば増えるほど、こういったこだわりが響くような気がします。

今日は「荒井商店」の帰りにも寄った新橋のバー「クロンダイク・ハイボール」。小さい店で紹介して欲しくなかったなあとも言われそうなんですが、自分が行く日はいつも混んでいないので書いてみることにしました。
「クロンダイク・ハイボール」というあまりメジャーじゃないカクテルを店名にしていますが、カクテルバーというよりは、シェリーの専門家とシングルモルトの専門家の二人のバーテンダーが在籍する店。そしてスペインバルといっても過言ではないほど、スパニッシュメニューも充実しています。オーセンティクなバーにありがちの硬さやバル特有の猥雑さも薄く、とてもいい大人のバランス感覚を持った店だと思います。

モルト担当の川邊さんを川瀬さんと呼んでしまい申し訳ありません。「la Hulotte 」の方と混同していました。この場を借りてお詫びです(私的内容ですみません)。
posted by 伊藤章良 at 10:59| バーなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月24日

さとなお:淡すい(糸満)

「たじま」かぁ。すごく良さそうではないですか。「ボンピナール」前というと有栖川公園を上がったあの辺ですね。つか、「ボン・ピナール」も早く行かなくては! 行こう行こうと思ってる店が多すぎて困ります。

さて、蕎麦つながりで今日は沖縄そば(笑)

小麦粉をカンスイ(古くからの作り方に沿っている店は木灰)でつないだ麺なので「そば」ではありませんが、まぁ中華そばと同じ使い方の「そば」ですね。
ちなみにこの麺、茹で上がってから冷水で締めず、自然冷却するという特徴があります。くわしくはコチラで書きましたのでお暇だったら読んでください。

で、今月頭に4店まわりましたが、その中で2店、とても印象に残っています。
そのうちの1店が「淡すい」
例の「君子の交わり、淡きこと水の如し」の淡水が語源です。店主の生き方もそうなのでしょうけど、この店のスープがまさに「淡い」ので、それもかけているのかもしれません。前から評判になっていた店ですが、ずっと行けなかったのです。

那覇からレンタカーで20分強かなぁ。
糸満市の山の中にポツンとあるプレハブで営業している秘境の店。まわりにはなんにもありません。

でもこの店の沖縄そばはすごいです。
まずスープがすごい。たぶんカツオとブタは入っているのだけど、バランスが絶妙すぎてハッキリはわかりません。ここまで淡い味のスープは沖縄では初めて食べました。でも淡いけど完成度が高いので不満が残らないですね。味くーたー(琉球語で濃い味好きの意)でもきっと大丈夫。淡いのにものすごくクセになる味。

麺は典型的沖縄そばで、食感は抜群。三枚肉も実にあっさりつくってあり、脂っこさが口に残りません。

ボクはここのすば(沖縄そば)を食べて、すばのひとつの完成形を見た気がしました。これなら蕎麦にもうどんにもラーメンにも肩を並べられます。

ちなみに、テーブルの上に以下のような書き物が置いてありました(写真とったので書き写してみます)。少しやりすぎでは?と思いつつ、なにごともてーげー(いい意味でいい加減という琉球語)な沖縄ではこういうところも珍しいです。

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当店の特色

おいしさと健康を考えたら

1. 陶器
  当店オリジナル遠赤外線シリカ波動セラミックを使用
2. 水
  全てパイウオター水を使用
3. 調味料
  化学調味料を使用せず、天然だしを使用
4. 食肉類
  特殊波動塩でアク抜きをします
5. 米
  宮崎県、EM自然減農薬栽培、秋田県大潟村限定有機米採用
6. お茶
  すぐれた抗酸化とミネラルたっぷりの発酵仕上げ天然野草茶、及び、薬草ブレンド茶湯を使用
7. 食器の洗剤
  健康、環境にやさしい天然洗剤を使用

可能な限り、健康と自然に配慮しながら旨いすば!!を表現したいと思っています。
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posted by さとなお at 09:09| 蕎麦・うどん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月23日

いとう:たじま(広尾)

「荒井商店」、さなメモを読んだときから気になっていました。「オテル・ド・ミクニ」出身の方なんですか。最近はフレンチでスタートして違う料理に転身する料理人が増えてきましたね。楽しみです。

ペルー料理として個人的に印象に残っているのはニューヨークの「NOBU」。オープン当初、いわゆる西洋風和食店としてハリウッドのセレブも巻き込んでの大ブームだったわけですが、メニューを見てもサシミやテンプラには興味を引かれないわけ。ただ、なぜかそこにはペルー料理も並んでいて、ここは和風南米料理店? みたいな印象も受けました。そして、結局ペルー料理ばかりを選んで食べた記憶があります(笑)。

さて、本日はさらっと蕎麦匠「たじま」
「たじま」は以前紹介した「ボン・ピナール」の向かい側にあり、「ボン・ピナール」を訪問する際、カッコいい外観の店があるなあと気になっていたのでした。グクってみると、こちらは三宿から表参道に移ってきた野菜料理の店「正(GOKAKU)」出身の方が開いた様子。

正直のところ「正(GOKAKU)」の野菜料理自体にはあまり満足できなかったのですが(というより日本の野菜そのものがすでに力が弱いように感じるので)、逆に蕎麦をメインにしたことでうまく化けるかなあとの期待です。

で、なかなか期待通りでした。前菜的な野菜料理が各種あり、それと肉類や天ぷらを組み合わせ、蕎麦をシメにプリフィクスコースが組み立てられるようになっています。これで4,200円。高価な食材は使っていないけど、かなり高いコストパフォーマンス。

肝心の蕎麦ですが、そば粉の風味を感じさせながらも粉っぽくはなく、強い弾力があって若々しい味わい。つゆも辛口で元気な蕎麦によく合います。まるで野菜の弱さをカバーするかのようなパワーが印象に残りました。個人的に思い出深い和歌山の地酒「黒牛」があったのもうれしかったです。
posted by 伊藤章良 at 16:55| 蕎麦・うどん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月22日

さとなお:荒井商店(新橋)

ぶるだっくもチムタクも食べましたか!
素早いですね。
なんとなくですが、料理として、ぶるだっくの方が若者コンパ向け。チムタクは中年宴会向けみたいな印象がしました。例えて言うなら前者がフライドチキンで後者が焼鳥みたいな。どっちも大人数だと特に楽しそうな食べ物ですね。

「ラ・バスティード」、行きたい行きたいと思っていたのでした。時期をおいてちょっと行ってみたいと思います。

ええと、今日は「荒井商店」。西新橋の柳通り沿いにあるペルー料理店です。

「オテル・ド・ミクニ」で5年修業したシェフが始めたらしく、お皿の上での味のまとめはとても上手。名前は忘れましたが(現地名なので)いろんなうまそうなメニューがあり、どれもこれも食べてみたいものでした。

中でも亀の手が面白かったな。
フジツボの仲間。スペイン語圏では「ペルセベス」と呼ばれてとても珍重されているらしいです。メールで教えていただいたのですが、「アメリカでは Gooseneck Barnacle と言いますが、定住者ではなく流木に付くことが多い生物で、収穫が大変難しい、それ故スペインでは珍重されているようです」らしいですよ。
ステンドグラスみたいな色合いの頭部と長い足(?)。グロテスクではあるが潮の香りがプンプンしてうまいですね。ちょっとカニの風味がある貝味かな。イカの食感。これはいいダシが出るだろうなぁと思いつつ食べました。
この店では石垣島産の大きいのを使っていました。

他にもセビチェ(生魚のレモンマリネ)とかペルー風ブイヤベースとか鴨のローストとか、名前はわからない(ペルー語)がうまい料理が続きました。美人のマダムの説明も丁寧でなかなかイイ店。ペルービールにペルーワイン、そしてコーラの原形であるインカコーラなど、飲み物も珍しいものが揃っています。

店名がトリッキーで、店内も相当カジュアルですが、なにより安いし、おもしろいですよ。

ちなみに、ペルーって南米一グルメな国と言われているらしく、食べ物は相当うまいんですって。
調べたら都内にいくつかありますね。いろいろ行ってみたくなりました。ボクは京都の「森繁」(インカ料理の老舗)に行ったことありますが、あそこよりマニアックさがなくて好ましかったです。
posted by さとなお at 08:29| 無国籍料理・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月21日

いとう:ラ・バスティード(白金高輪)

「HONGCHO(ホンチョ)ぶるだっく」そして「鳳雛チムタク」
実は、さとなおさんの話を聞いてぼくも早速行ってきました(笑)。いずれもコ
チジャン中心の日本の韓国料理店ではまだなかなかないテイスト、お目にかかれ
ないメニューで楽しめました。特にさとなおさんが言うように「鳳雛チムタク」
は、店の雰囲気やサービスも素敵で、渋谷に行きたい店がひとつ増えた感じです。
ぼくが「鳳雛チムタク」に行ったとき、回りのほとんどのテーブルから韓国語が
聞こえてきたので、日本で暮らしている韓国の方にも待望の店だったようですね。

今日は韓国料理から一転してフレンチ。少し前になりますが、超都心ながら港区
三田という少し隠れ家的なエリアにある「ラ・バスティード」に行ってきました。オープン一年弱。シェフは輝かしいフランスでの修業歴との口コミで、今一番血気さかんな時期かなあと期待大です。

「ラ・バスティード」は、 1階にテーブル席のダイニング、 2階には厨房を囲むようにしたオープンキッチンのL字型カウンター席。今回はこちらのカウンター席に陣取ります。店の壁には有名シェフと一緒に写した写真が飾られ、どんな料理が展開されるんだろうかとワクワク。ただ、その日は天気も悪く店は閑散としていて、厨房自体にあまり活気がないのが少し残念。しかも、外の底冷えに比してなぜか室内は凄く暑いのです。

さて、今更ですが日本で日本の食材を使って日本人にフレンチを作るなら、あまり現地での修業歴は関係ない、というかそんなことに頼らない、かつこだわらずに勝負する時代じゃないのか、とまず感じました。フランス現地での経験は「ラ・バスティード」の評価を幾分押し上げるかもしれないけど、ぼくの個人的な料理に対する感想は、一皿一皿から立ち上がってくるフレンチらしい力強さがなく小さくまとまりすぎかと思いました。迫力もないけど繊細さにも欠けるかなあといった感じ。それと、店全体にフランス料理を味わう楽しみ、みたいな空気も薄かったかなあ。

加えて、オープンキッチンにするならスタッフやキッチンを清潔にして欲しいと思います。鍋つかみに使っている布がボロボロで汚かったり、シェフは何度も何度も素手で顔の汗を拭くんですね。その手で食材を触るのかと思うと少しイヤでした。
posted by 伊藤章良 at 13:49| フレンチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月20日

さとなお:ホンチョ・ぶるだっく(渋谷)

すいません。金土日と三日もさぼってしまいました。みんな「FF Xll」が悪いんです!(泣)

ま、気を取り直して。
例の「ぶるだっく」、食べてきました。「HONGCHO(ホンチョ)ぶるだっく」
渋谷の井の頭線乗り場からほど近いビルの2Fにある店です。

店は相当カジュアルで、「鳳雛チムタク」よりもずいぶん大衆的。
いろんなメニューが並んでおり、ちょっと悩むのですが、昼だったので「ぶるだっく定食」を頼みました。
メニューには「ランチは辛さ控えめ」と書いてあるので、「すいません、夜と同じ辛さにしてくれますか?」とリクエストしたら「あれ? 昼と夜、辛さ変えてませんよ」とのこと。どっちやねん。でもとりあえず辛さは自由に指定できそうでした。

店のいろんなところに激辛と書いてあるので、少々びびりながら「夜と同じ辛さ」をオーダー。

すぐ来たソレは一口大に切った鶏肉が10切れほどと、ごはんとスープとキムチ。見た目ちょっと寂しい感じ。大食の人は大盛を頼んだ方がいいかもしれません。

この「ぶるだっく」は(サイトによると)「一度蒸し焼きにした鶏肉を秘伝のタレにからめて直火焼きしたもの」とのこと。そしてそのタレは激辛で「味において韓国でも最高レベルを誇る青陽唐辛子を使用しています」とのこと。で、「口に入れたときは甘辛く、後から辛みがやってくるオリジナル激辛ソース」と続いてますが、これがね、ホントにそうだった。

まず一口食べる。
アレ、辛くない。なーんだ、激辛って言ってもその程度か、と安心して二切れ三切れ食べ進む。
すると、四切れ目くらいから急に口の中が燃えます。
ボッ!
うわっ!
ぶわ〜〜っと汗も噴き出し、あわててご飯とスープで口を薄める、みたいな感じ。

でも、同じ辛いにしても、スンドブとかキムチチゲに比べて、鶏の甘さとプリプリの食感があるので辛さが鋭角的ではないですね。その辺なかなか好ましく思いました。

韓国でなんと160店舗オープンするほど一時流行ったこのぶるだっく。
一度は体験しても損はないと思います。流行った料理って一度は食べときたいですもんね。

ちなみに、チムタクとぶるだっくだったら、ボクはチムタクの方が好きかな。
甘辛な具合が奥深いのと、太い春雨が相当うまい。
料理としての完成度が一枚上を行っている気がしました。
ただ、お酒とともにワイワイ食べるならどっちも楽しいのは確かです。
posted by さとなお at 17:34| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月16日

いとう:萬盛園(新宿御苑前)

>さて今日はキムタクならぬチムタクを。「鳳雛(ボンチュ)チムタク」という渋谷のお店。

なんとなく、またまたキムタクのチームがやっている店、みたいなデマも飛びそうですが(笑)、最近諸事情から渋谷でランチを取ることが多いので、ぜひ制覇してみます。もう1軒の「ぶるだっく」も面白そう。

ところで、渋谷でササッとランチして移動するのに最適な店って本当にないんですね。で、今まではいつも、センター街に入ってすぐの交差点地下にある「更科 渋谷」という蕎麦屋を利用してました。ここはお子ちゃま渋谷の超ど真ん中にあって、「えっ、ここが渋谷?」といぶかるぐらい、おじさんおばさんの憩いの場。天丼がめちゃウマです。

さて、今日は中華。新宿御苑そばにある「萬盛園」
ここは、いまや有名店になってしまった筑紫楼系の中華「礼華」の隣り。かたやオシャレ系なら、こっちは内装がそっけない分料理はがっつり。文字通り安くてうまいのにガラガラだったので、以前AllAboutで紹介をしたこともあります。

久しぶりに「萬盛園」に訪問すると、2人だったスタッフが4人に増えていて10人以上の団体が2組も入っている超満員ぶり。それでも、メニューは以前と同様で「安くてうまい」は変わりません。ビールを頼んで冷えが悪くても、中国っぽくていいよなと許せてしまうぐらい。

なにを頼んでも外れはなく出てくるのも早いのですが、おすすめは、水餃子(焼餃子もうまいよ)、キレがよくてビールが進む冷たい前菜類(特に大根とくらげのサラダ)、シンプルな野菜のスープ、塩系の炒め物、四川系の煮込み、そしてバリエーション豊富な炒飯・・・(ほとんど全部やん)。
強烈に特筆すべき個性はないけど中国のあらゆる料理がすごくたくさんあって、きちんとかつ高度な火入れがしてあって、意外と愛想よくスピーディにサーブもされる。どんなに大量に飲み食いしても1人3,000円まで。お店のキャパもそこそこあるので団体でも少数のグループでもオッケー。

四川の辛々じゃなきゃだめとか、今日は北京ダックを食おうとか、そんなテーマはなく、なんとなく中華気分の日なら、間違いなくおすすめです。
posted by 伊藤章良 at 10:26| 中国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月15日

さとなお:鳳雛チムタク(渋谷)

「八百千代」は小さな小さな八百屋さんで、しかも最近改装して実に普通の趣になってしまったので「え?ここが?」ってビックリされるかもしれません。でもぬか漬けは是非に。

さて今日はキムタクならぬチムタクを。「鳳雛(ボンチュ)チムタク」という渋谷のお店。

韓国ですごく流行っている鶏の炒め煮の店が日本進出したみたいですね。
ただ、ソウル在住の女友達ホジヨンさんにメールで聞いたら「韓国では2〜3年前にものすごいブームになって亜流もたくさんできたんですが、今は”かなり”下がってしまっています。」とのこと。

ついでなので、彼女のメールをもう少し引用すると、

「ボンチュ・チムタク」は私もとても好きです。^^
もともと「チムタク」という料理があってそれをブランド(ボンチュ)化したわけですが、おいしいです。^^

醤油の味付けに激辛の干した唐辛子を使いますので、口の中が知らないうちにひりひりするのが特徴ですが、日本では少し日本人向けに味を変えたのかもしれません。
「ボンチュ・チムタク」が日本にまで広がっているとは思いませんでした。
(ちなみに、個人的には「チムダク」の方が表記としては韓国語の発音にもっと近いと思います)

韓国の安東地方の郷土料理みたいですね。
鶏一羽をぶつ切りして、野菜や春雨と甘辛く煮込んだもの。
鶏が甘辛くてすごくクセになる味。野菜はサクサクと気持ちよい歯ごたえでこれまたうまい。よく出来た料理だと思います。春雨に煮汁が染み込んでこれまたとてもうまいのですが、この春雨は平麺状でいい食感です。

ボクはチムタク、とても好きになりました。
(昼にはチムタク丼があり、945円でスープ、キムチがついてお得だし量もあるしうまい)
渋谷のパルコやハンズがあるあたりのビルの3Fです(宇田川町13-16コクサイビル3F)。

ちなみにそのメールには後があるのでもう少し引用。

最近ソウルでは ーこれもまたひとブーム過ぎたという感じではありますがー 「ブルダク」(直訳すると「火鳥」)が流行っています。言葉通り燃え上がるほど辛い鶏肉だということでついた名前ですが、見た感じは「春川タッカルビ(ご存知ですね)」に似ています。

「ボンジュ・チムタク」みたいに代表性のあるチェーン店があって「ホンチョ・ブルタク」が一番おいしくて有名です。チクタクに比べると激激激激激辛ですが、辛ささえOKであれば超お勧めです。^^
上にモッツァレラチーズを乗せているのがとてもおいしいですよ。

とあり、追伸で

メールお送りしてからこういうサイトを見つけましたのでご参考までに。
http://www.booldak.co.jp/

おお! 渋谷・道玄坂に進出している! 行かなくちゃ!
posted by さとなお at 08:34| 焼肉・韓国料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月14日

いとう:YASAKA(中目黒)

「八百千代(やおちよ)」という小さな八百屋で、

何度も何度もあの界隈を歩いているのに、この八百屋さんは記憶にないなあ。ちょっとショック・・・。それにしても、地元の八百屋さんの漬物をお土産にするなんてとても素敵ですね。今度ぜひ使わせてもらおう!って、ここに書いてしまえば全くサプライズ感はないよなー。

それと、先日ぼくが「うまい店対談」で「北島亭」のワイン持ち込みの話を書いたことに対し、「北島亭は、ワインの持ち込みが禁止ではないか」とのメールをいただきました。ぼくは、レストランにワインを持ち込むべきではないというのが基本スタンスなので、あのように「禁断の技」みたいな誤解を招く表現をしてしまいました。申し訳ございません。
今回の場合も、けっして特別待遇で持ち込ませてもらったわけではなく、普通に電話をして許可を求め、「コルクチャージを3,500円いただきますがよろしいですか」との確認があり、了解していただいた次第です。


さて今日は、最近もっとも興味津々のエリア、中目黒から。
といっても駅から徒歩10分と決して交通至便なところではありません。裏中目と称されるのは「昆布とり」や「よたぎんぽ」などがある祐天寺寄りの方面かと思うので、山手通りを目黒方面に下ったこの辺りは、なんと呼ばれているのかな。とにかく、先日さとなおさんと制覇したお店や「ラ・ルーナ・ロッサ」「Sabbat」など、イタリアンからバーまで、渋い客層と落ち着いた大人の雰囲気が魅力の店が集結しています。

そしてその中の1軒「YASAKA」。ここは串焼き店。
山手通りから一本奥に入った道沿いの角、大きな窓が目黒川沿いに開いています。落し気味の照明、ゆったりとして意外と広い店内、すわり心地のいい椅子・・・。駅前周辺にある焼鳥店とは一線を画する空間に、気持ちも緩みます。

「YASAKA」の特長は大きく二つ。串焼きの素材のウマさはもちろんですし、串自体の塩が控えめなところ。物足りない人には卓上にきちん塩を置く配慮もありますが、多くの串焼き店の塩がきつすぎて時折閉口するぼくにとっては、とてもいいバランスでした。

そして接客。炭焼の前に立つ店主、若いサービスの男性、そして女将さん風の透明感のある美しい女性。めいめい腰が低くて言葉遣いもとても丁寧。あまりに気持ちがいいので忙しくされていてもついつい話しかけたくなります。

中目黒駅周辺の喧騒を少し離れただけで、ここまでゆったりとした時間と空間が楽しめるのは、なかなか得がたいことです。

posted by 伊藤章良 at 15:02| とり料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月13日

さとなお:八百千代(八百屋 at 麻布十番)

沖縄から帰ってきました。
いろんな収穫があったので、またおいおい書いていきます。

>やはり広告会社というのは、部内の飲み会レベルでも「小やなぎ」に行くことができるんですかねえ。

ボクの肌実感としてはアリエマセンけどねー。
時代は確実に変わりました。いまそういうことをやる会社があるとしたらIT系じゃないですか? もしくはネット専業広告会社。
トラディショナル系広告会社だとしたら、たぶんそれ自腹じゃないかなぁ。もしくは何かで部にお祝い金が出て(社長賞とか期末なんとかとか)、いくばくかの軍資金プラス個人のお金を足して行った、とか。部会で経費を使うなんてことはあまり想像できないのが現状だと思いますよ。

それと、経費を使ってフレンチとかに行くと日本の食文化全体レベルは下がる気もします(社用族が跋扈していた時代のフレンチは自腹族にとっては最低でしたから)。「どうせなら経営に苦労している小さなレストランとかに行ってお金を落としてくれたらいいのに」という意味とは思いますが、どうも社用族跋扈時代の悪い印象が抜けなくて(笑)

ま、どちらにしても「小やなぎ」はわりと喫煙率が高くて参るのは確かですね。今シーズンは二回行きましたが、二度とも喫煙率が高かったなぁ…。

あと「小やなぎ」は最後の雑炊、選べますよ。煮込み系と煮込まない系と。
ただ、何も言わないと煮込み系を作ってくれちゃうし、ボクはあの煮込みが好きなので満足しているのですが。


ちなみにニッチ情報ですが、「小やなぎ」周辺に行くときにボクがいつも行く八百屋があります。

「八百千代(やおちよ)」という小さな八百屋で、おばあちゃん(千代さんというのかな)がぬか漬けを漬けているんですが、これがね、いいんですよ。いかにも素朴で、ちょっとジャンクで、懐かしい正しい味。
行くと「今日はカブがいいよ」とか教えてくれて、すこーし話す。おばあちゃんと話すこのほんの数秒がなかなかに至福です。肩の力が抜けて地に足がつく瞬間。

麻布十番に行くときにわりと買うことが多いですね。「小やなぎ」でご一緒する方々にお土産で買っていくことも多いです。100円とか200円の安いぬか漬けなので。んでもってとても喜ばれます。

場所は鯛焼きの「浪花家総本店」(工事中ですね。あの趣はなくなっちゃうのかな。それとも閉まるんでしょうか?)の横の路地を入って次の角を左に曲がってすぐ。いや、もっとわかりやすく言うと、新一の橋から鳥居坂下に向かって歩いて一つ目の角を左に曲がってすぐの右側。確かそれで間違いないと思うけど…。

もしご興味があれば、ぜひ。
posted by さとなお at 23:36| 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月11日

いとう:小やなぎ(麻布十番)

ちと、忙しい日々が続いています。沖縄では大収穫があったようですね。よかったです。

さて、「山本屋総本家」と「山本屋本店」。
この違いすら意識していませんでして、レベルアップ計画と先日の対談ブロクを読みながら、早く行きたくていてもたってもいられない状態です。いよいよ気温も上昇してきたし、味噌煮込みを食べてホッとできるのも後数日かもと思うと、よけいに焦ります。ぼくも、せっかくの八丁味噌が卵の甘みでゆるくなってしまうのか残念で、余熱で固まらせる派でした。でもそれをご飯に載せるとは思いもよらなかったなあ。早く試してみたいです。


今日はとても天気がよく(多分沖縄と気温は変わらないんじゃないでしょうか)、外でバーベキューでもしたい感じなんですが、実はこれから鍋の予定。それと、先月まだ極寒の2月に、1日だけ極端に寒さがゆるんだ桜でも咲きそうな日があったのですが、その日も鍋、しかも東京のふぐ店では超有名な「小やなぎ」でした。

鍋好き・ふぐ好きのぼくは、関西はもちろん高額な東京でも旬の季節に何度か行きますが、その中でも東京で一番頻繁に足が向くのは、やはり「小やなぎ」ですね。てっさやてっちりは、関西のそれなりの店に行ったほうが唸るケースは多いですけど、唐揚げと雑炊については、うまさと個性の両方が楽しめる「小やなぎ」が特にイチオシです。

先日も唐揚げのおいしさは格別でしたが、雑炊は(女将さんのいつもの長い解説も含め 笑)なんとなく多少しつこく感じられました。ひとつのメニューとして超ユニークだし初めて食べたときは驚愕したけど、何度も食べるうちに、一度ぐらい「小やなぎ」でシャバい雑炊も挑戦してみようかな、とか天邪鬼にも思ったりしました。

話は変わりますが、その日はスーツ姿の男性団体客が2グループおり、チェーン居酒屋並みに煙草が煙っていて、繊細なふぐ料理を食べるという環境からは程遠いものでした。話の内容から推察するに2グループとも外資系の広告会社(外資なのに喫煙率高し)。しかも営業接待ではなく部内の食事会のようでした。

ぼくは、さとなおさんと何度も食事をしていて、さとなおさんが経費を一切使わない人であることをよく知っていますが、やはり広告会社というのは、部内の飲み会レベルでも「小やなぎ」に行くことができるんですかねえ。というより、それだけの経費が使えるなら、「小やなぎ」ではなく、フランス料理店とかもう少し他のレストランに目を向けていただければ、日本の食文化全体も向上すると思うのですが。
posted by 伊藤章良 at 15:04| 和食(鍋・おでんなど) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月08日

さとなお:山本屋総本家(秋葉原)

>たまたまこの道を通って入る客は絶対いません。

とか書いたけど、伊藤さんは通る上にフリでも入りそうですね(笑)。

「北島亭」いいなぁ。しばらく行ってないので行きたい気持ちがつのっています。ワインも持ち込みしたことないのでいいことを聞きました。確かに北島シェフがマリアージュ考えてくれるなら完璧ですね。

さて、日経BPの連載の方に東京に進出した「山本屋総本家」(秋葉原)を書いたら(解説を書いてたら字数が行っちゃったのでえらく素っ気無いオススメ記事ですが)、名古屋の方からいろいろと楽しいお便りをいただきました。

その中で「なまもの!」の大矢さんのメールが圧倒的に興味深かったので引用しちゃいます。確かに卵の扱い方いかんで味噌煮込みうどんの魅力は倍増しそうなので。

そう、ボクも卵の扱いにはいろいろ迷っていたんです。
でも名古屋人の間でも派閥があるとは!
しかも味噌が染み込んだ半熟卵をご飯に載せるとは!
うまそすぎるではないか!

ということで。以下引用。

++++++++++++++++++++
(前略)

土鍋の蓋を取り皿代わりに使うこと、煮えてないんじゃ?と思うくらい麺が固いこと、ご飯も頼むこと(というかデフォルトでしょう)、ご飯に汁を染み込ませるのも基本、などなどさすがのナイス・ナビゲーションでございます!

ただ!
卵のことに触れられていないのは、画竜点睛を欠くっつーか味噌煮込みに卵を欠くっつーかきしめんにほうれん草を欠くっつーかもういいですかそうですか。

卵を崩すタイミングについては名古屋人の間でも「目玉焼きにはソースか醤油か」に匹敵するくらいの派閥がある、ようです。

うちのダンナは最初にぐちゃぐちゃに崩して麺を黄身にからめて食べますが、意外と多いのが、しばらく卵には触らず土鍋の余熱で少し(少しですよ)卵を固まらせる人。

そのために、卵にうどんをかぶせたり汁をかけたりという努力をする人もいます。

そしてその半熟卵の黄身を、ご飯に乗せるのです。
卵の黄身に八丁味噌の汁が絡み、それがご飯にどえりゃあ合うのです。

実は大矢、あのアルデンテにも程がある麺が苦手で(ダンナは、「真のアルデンテが理解できるのはイタリア人と名古屋人だけだ」と言います)味噌煮込みはあまり好きではないのですがこの「味噌煮込みの汁と卵をご飯に載せたもの」は大好き!

次回、山本屋総本家に行かれましたらぜひお試し下さい。
「通」だと思われること請け合いです。
ただし、名古屋人だと思われる危険もあります。
posted by さとなお at 07:30| 蕎麦・うどん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月07日

いとう:北島亭(四ツ谷)

「ラ・シャッセ」・・・。
日本料理の「篁」がある急な坂に上がって右に折れたところの店ですね。
入口に獣の頭蓋骨が飾ってあり(ラーメンがんこではないですが 笑)、かなり食材にこだわっているレストランなんだなと気になっていました。そうか、さなメモに書かれていた隠れ家はここなんですか。「アルモニ」の新店かと予想したりしてました。かなり行ってみたいなあ(今シーズンのうちにぜひ行くぞ)。

で、そんな新しいフランス料理店から一転して大御所「北島亭」
この店にワインを持ち込む禁断の技を教えてもらって、というか、持ち込んでまで飲みたいすばらしいワインに負けない料理を出すワイン持込可の店(ややこしいですが)は「北島亭」ぐらいじゃないかと思うので(決して持込料は安くない(3500円)のですが)、あつかましくお願いしてしまいます。

で、その日も「北島亭」のメニューの中から自分なりにワインに合いそうな料理を選んでスタッフに相談するも無反応。オーダーを通しに厨房に行くやすぐに戻ってきて、この料理は香りが強すぎるからダメ、こちらは、お選びのメニューと同じ素材を使って持込ワインに合う違う調理をしましょう・・・と、次々「目からうろこ」のすばらしい提案。きっと数日前に持ち込んだワインを見て北島シェフがちゃんとマリアージュを考えてくださっていたようです。

そして今更言うまでもなく料理は圧巻。白子のムニエルでも羊でも巨大すぎ。にもかかわらず、真ん中まで完璧に火が通っていてアツアツ。しかも隙間に几帳面に野菜を詰めたり、網脂で巻いたりと細かい仕事が盛りだくさん。この技は何?と、改めて感心しているうちに、この巨大ポーションもあっという間に平らげてしまいます。

先日少し不思議に思ったのは、女性ばかりのグループ(しかも6人とか)が目立ったこと。しかも皆さんコース料理をチョイス。なんとなく、ここは「ロオジエ」か・・・、みたいな錯覚にもおちいりそう(笑)だけど、やはり「北島亭」には、男性も交え全てをアラカルトでガッツリ楽しんで欲しいと思う次第です。シェフはコースの方が楽かもしれないんですけどね。
posted by 伊藤章良 at 23:37| フレンチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月06日

さとなお:ラ・シャッセ(六本木)

すいません。土日あいちゃいました。
土日はなんとなく「休み」な感じで、さなメモ更新がやっとなんですよ。すいません。

「いずみ田」、よさげですね。
豚鍋・もつ鍋系って、実は特には惹かれないのですが、慶州鍋と言われると急に食指が(笑)。
寒いうちに行きたいと思います。行けるかな。

さて。
寒いうちに行って欲しい店のひとつに「ラ・シャッセ」があります。
暖炉があるフレンチで、シェフ自ら撃ってくるジビエが売り。
暖炉もジビエも真冬じゃないと楽しくないのでちょっともう遅いのですが、ぜひ次の冬には候補に入れて欲しい店だと思います。
いや、暖炉自体は3月でもちゃんと気持ちいいかも(ジビエはボクが行った2月下旬でほぼお終い)。

昔、綱島にあった店で、その頃の常連さんに連れていってもらいました。
シェフはその後、さる実力者に見込まれて品川の「DEAN & DELUCA」を手伝っていたそうです。その後、いまの立地でレストランをするに至るのですが、そこがまさに「隠れ家」なんですね。

六本木プリンスホテルのひとつ六本木寄りの小道をずっと上がっていった右側にあって、たまたまこの道を通って入る客は絶対いません。そんな通りで小さな看板を掲げています。隠れ家好きな方にはたまらない立地でしょう。

店に入るとカウンター。カウンターの左端に暖炉。右奥に水槽(新鮮な魚介類が泳いでいる)とテーブル席。そして厨房奥には秘密のカウンター席(昔の常連さん用)もあって、なんだか不思議な造りです。全体にとても暗く、雰囲気は抜群。なんだかとても落ち着けますね。

前菜もメインもしっかり強い味付けでなかなかいいです。
個人的には焼きがもう少しと思ったけど、この立地と雰囲気の驚きを含めて思わずヒトに紹介したくなります。たとえば二軒目くらいで誰かを黙って連れていくと、きっと驚いて喜んでくれると思います。

瑣末なことですが、メニューを書いている女性の字が実にうまくて、ボクはずっと「うまいなぁ。惚れるなぁ」とつぶやいていました。黒板の字もいいんですよねー。上手な字フェチにはたまらない店です(笑)
posted by さとなお at 22:24| フレンチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月03日

いとう:いずみ田(中目黒)

うだうだしていたら、日が変わってしまいました。

>でもまぁ「てっぺん」としても、ボクたちオッサンにあーだこーだ言われたくねぇって感じかもしれません。

じゃあ、渋谷でも唯一オッサンが訪れることのできる宇田川暗渠界隈以外で営業してよっ、てしつこいか。

ゴールデン街ですか・・・。いわゆる活字系のビジネスや文化があまり育っていない関西には、ゴールデン街のような場所も結局ないですね。さとなおさんの環境がうらやましく思います。一方で大学時代の友人がお茶屋の娘と付き合っていて、彼と一緒にお茶屋に入れてもらうみたいな体験はしましたが(笑。

まだまだ寒い日が続きますので、今日は鍋の店「いずみ田」。実態は詳しく分からないのですが、ウェブによると九州で手広く飲食店を手掛けるグループの東京初進出らしいです。
場所は東急東横線と並行に走る目黒銀座商店街に入ってすぐ右。九州の鍋というとモツを真っ先に思い浮かべますが、「いづみ田」は慶州鍋と称するオリジナル鍋をひっさげてやってきました。

基本的には豚鍋なんです。ただ、赤い色をしたスープに個性があります。最初は生ビールに合うよう夏季限定で作ったらしく、味噌をベースに辛味と発酵系の香りを加味した深みとコクのあるテイスト。確かにビールも進むけど体もポカポカするので寒い時期こそ楽しむことができるでしょう。特に日本の味噌に感じる甘味が押さえられていてキレがよく(韓国の味噌に近いかもしれません)、ビールと言わず、酒は何でもあいそうです。

具は、野菜や餃子なども入れますが、ナンコツと一緒に砕いた鶏のミンチが旨かったな。鍋以外の料理も個性があってハッとさせられるものも発見。スタッフの皆さんそれぞれ応対が気持ちよく値段もリーズナブルなわりに、客は大人が多く落着いた雰囲気です。九州料理ということで例によって焼酎をグラスで頼むと、ボトルごと持ってきて「計り売りでーす」と言う。これは飲み過ぎてしまいます。

中目黒には「豚鍋研究室」や「元旦」などの豚鍋店がありますが、味も納得の価格でも「いずみ田」が一つ上をいくかなと思いました。
posted by 伊藤章良 at 01:28| 和食(小料理・割烹・郷土料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月01日

さとなお:みつ子(新宿ゴールデン街:もう閉店)

でもまぁ「てっぺん」としても、ボクたちオッサンにあーだこーだ言われたくねぇって感じかもしれません。ターゲットじゃねぇよ!って怒られそう(笑)。学生さんとか20代とかにはにぎやかだし元気になるし楽しい居酒屋なのだと思います。ホスピタリティ的にも学生さんとかにはピッタリかも。

学生時代ってああいう居酒屋って楽しいですからね。
大学生時代、ボクも「つぼ八」とかよく行ってました。新宿歌舞伎町の「つぼ八」行って、そのあとゴールデン街に流れて「みつ子」というバー(スナック?)に毎週行ってました。オヤジくさ。

でも学割にしてくれて、一晩1000円くらいで飲ませてくれたんです。妙齢のおねえさんがひとりでやっているボロボロの小さな小さなカウンターバーで、サントリーオールドをいくら飲んでも「出世払い」で1000円。「ただし会社に入ったら定価で飲みに来て」というシステム。そうやって社会人になった人がたまに現れ、ボクたち学生に奢ってくれるのも魅力でした。今考えたら会社の若造たちだったんだろうけど、あの頃はすっごいしっかりした年上に見えたなぁ。

結局ボクが会社に入って1年弱でそのおねえさんが高齢結婚してしまい店を閉めてしまったので、出世払いできずじまい。あぁあのおねえさんにちゃんと払いたいなぁとこの頃よく思います。いまなら払えるのに(笑)。
あんなに学生に社会を教えてくれて(ゴールデン街ってある種社会の縮図っぽかったので)、あんなに安く飲ませてくれて、そのまんま、っていうのがつらいです。

ゴールデン街は他にもいくつか行きました。
お洒落なデート系の店ではなく、ああいう大人の飲屋街に学生時代に毎週通っていた、というのはその後のボクに相当影響を与えているでしょう。いまでも入るのに勇気がいる店にスコッとひとりで入れちゃうのは、ゴールデン街での鍛錬があったからかもしれません。あの頃のゴールデン街、とても怖い場所だったし。

いまでも学生さんをちゃんと優遇して育ててくれる、あんなタイプの店って存在しているのかなぁ。
大人の世界を教えてくれる、ああいう「夜の学校」みたいな店を、学生さんがちゃんと楽しんでいるといいなぁと思うです。学生ばかりで溜まらずに。
posted by さとなお at 12:42| バーなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする